更新情報:アイキャッチを更新(2025.2.1)
はじめに
この記事では、東京都についてのことを簡単に知りたいという方向けに、基本的な情報をまとめています。
どのような情報についてまとめてあるのかは、目次に記載されている項目をご確認ください。
参考にしているものとしてはなるべく信憑性の高いものを選んでいますが、正確性に欠ける場合もあります。
また、ページを更新するタイミングによっては、情報が新しくなっていない場合もありますこと併せてご了承ください。
東京都の概要

東京都は関東地方に位置しており、神奈川県、千葉県、埼玉県、山梨県が隣接している都道府県になっています。
市区町村数は62市区町村(23区26市5町8村)で、政令指定都市は無し、中核市は八王子市で都庁所在地は新宿区です。
東京都の有名なものとしては東京タワーや東京スカイツリー、浅草雷門など観光的な場所があります。
日本の首都であることもあってか、渋谷や六本木など聞いたことのある地名が多いのも特徴です。
そんな東京都には「Tokyo Tokyo Old meets new」というキャッチフレーズがあり、海外へのPRも視野にいれたものになります。
東京都の面積・人口・人口密度
面積:2,199.94k㎡(-)
人口:14,200,331人(-2,210人) 人口密度:約6,454.8人/k㎡
今回参照しているデータは以下のものになります。
- 面積参照→全国都道府県市区町村別面積調|国土地理院(2024.10.1時点)
- 人口参照→東京都の人口(推計)(2024.12.1時点)
面積については前回、人口は前月からの増減数を()内で表記しており、変化がない場合は(-)を表記しています。
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東京都の由来

1943年(昭和18年)に、元々あった東京市と東京府を廃止して東京都としたことで成立しました。
東京という名称については、文字通り「東にある都」という意味に由来したものになります。
これは学者である佐藤信淵が唱えた江戸を東京、大阪を西京にするという考えがきっかけだそうです。
このときは既に現在の京都という京があり、この東にある江戸を「東京」、西にある大坂を「西京」としたとも考えられています。
そして様々な意見を聞いた大久保利通は、江戸の町を東京にすることを提案し、無事東京の名称ができました。
- 読み方→「佐藤信淵(さとうのぶひろ)」
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現在の東京都知事
画像出典:小池ゆりこ オフィシャルサイト
現在の東京都知事には小池 百合子さんが就任しており1952年(昭和27年)7月15日生まれで、兵庫県出身の人物です。
2016年(平成28年)7月から東京都知事を務めており、2024年に再選を果たしたことで現在3期目となっています。
知事を務める以前は衆議院の議員として活動していて、その当選回数は8回にものぼるそうです。
ホームページに掲載されている政策をみてみると東京大改革3.0として3つの項目がありました。
簡単に紹介すると、あらゆる危機から命を守る「セーフシティ」、子育てや教育、グローバル人材の育成といった「ダイバーシティ」、生活のしやすい「スマートシティ」といったものです。
- 読み方→「小池 百合子(こいけ ゆりこ)」
東京都紋章・東京都旗・シンボルマーク
東京都紋章・東京都旗
画像出典:都の紋章・花・木・鳥・歌|東京都
1943年(昭和18年)に正式に東京都の紋章として告示され、デザインは太陽を中心に6方向に光が放たれていることから、日本の中心であることを象徴しています。
東京都旗は1964年(昭和39年)10月1日に制定され、紫色の旗に紋章を白ぬきしたものが使用されていました。
尚、こちらの東京都旗は商品としても売られていましたので、興味のある方は是非ご覧ください。
シンボルマーク
画像出典:都の紋章・花・木・鳥・歌|東京都
1989年(平成元年)6月1日に制定され、「東京(TOKYO)」の頭文字から「T」が中心に置かれており、そこに三つの円弧で作られたデザインとなっています。
緑色を基本とし、躍動、繁栄、潤い、安らぎを表現しているそうで、現在では式典などを除き、こちらのシンボルマークが使われることが多くなってきているそうです。
東京都のシンボルになっている鳥・木・花
東京都の鳥「ユリカモメ」

1965年(昭和40年)10月1日にユリカモメが指定され、白い羽、朱色のくしばしと足を持つカモメで、小魚であったり水棲昆虫などをよく食べています。
10月下旬から11月上旬に東京に向かって渡来してきており、4月頃になると東京湾などで見られるそうです。
東京都の木「イチョウ」

1966年(昭和41年)11月14日に3つの候補の中から、一般投票によって決まったイチョウが制定されました。
3つの候補は、イチョウ、ケヤキ、ソメイヨシノとなっていて、イチョウは半分近い割合の投票数を獲得したそうです。
東京都の花「ソメイヨシノ」

1984年(昭和59年6月)にソメイヨシノが制定され、咲き誇ったときや、散りぎわの際には見事な綺麗さを誇る桜です。
昔存在していた染井村に住んでいた職人さんによる、ヤマザクラを品種改良したものといわれています。
東京都の都民歌
1947年(昭和22年)に、東京都の都民歌として「東京都歌」という歌が決定、発表されました。
作詞については公募が行われた結果、作詞家でもある原田重久さんの歌詞が採用され、補作を経て完成しています。
作曲も公募が行われたそうで、その結果として加須屋博さんの応募作で決定することになりました。
そうして完成した東京都歌ですが、イベントや式典などにおいても演奏される機会は少ないんだそうです。
新しい東京都の歌を作ってみてはといった話もでたことがあるそうですが、変わらずこの歌が制定されています。
東京都の世界遺産
小笠原諸島

2011年(平成23年)6月に、東京都で1つめの世界自然遺産として、小笠原諸島が登録されました。
東京の南の方角に位置している島々からなっており、距離としても東京から約1,000km程も離れている場所にあります。
島全体が世界遺産ではなく、聟島列島や北硫黄島、南硫黄島、西之島、そして父島や母島の集落を除いた地域や一部海域などが対象区域です。
小笠原諸島の美しい自然は独特なものだそうで、独自の進化を遂げた固有種も多く生息しています。
その他、生物の進化の過程を示す貴重な場所であるとして、世界的にも価値があると評価されました。
ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-

2016年(平成28年)7月に、東京都の2つめ世界遺産として登録され、こちらは世界文化遺産となっています。
日本だけではなく、フランス、ドイツ、スイス、ベルギー、アルゼンチン、インドといった計7ヵ国で構成される世界遺産です。
そのうち構成資産として、日本においては東京都台東区にある「国立西洋美術館」が登録されています。
世界遺産の名称にもあるル・コルビュジエとは、主にフランスで活躍した建築家で、近代建築の三大巨匠にも数えられる人物です。
鉄筋コンクリートを素材として使うなど、当時の方法とは違う建築を行ったことで世界的な建築技術に進歩をもたらしたことなどが評価されました。
- 読み方→「聟島(むこじま)」「父島(ちちじま)」「母島(ははじま)」
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