更新情報:タイトル変更(2023.7.26)
群馬県の概要
群馬県は関東地方に位置している都道府県で、県庁所在地は前橋市になります。
北西部は草津温泉を始めとする温泉などがあり、南東部にかけてどんどん都市化が進んでいます。
群馬県の面積・人口・人口密度
面積:6,362.28k㎡
人口:1,922,335人 人口密度:約302.1人/k㎡
補足とまとめ
- 面積参照→国土地理院調べ(2021.10.1時点)
- 人口参照→群馬県移動人口調査結果より(2022.1.1時点)
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群馬県の由来
群馬県は、当時県庁が置かれた群馬郡に由来して誕生しました。
「群馬」という地名の由来は漢字の表記通り馬が群れる土地であったことなどが関係すると言われています。
群馬郡は昔「車評」と呼ばれていました(後に「評」は「郡」という表記になります)。
そして、奈良時代の713年(和銅6年)に郡名などを漢字2文字で表さないといけなくなり、「群馬郡」と表記されるようになりました。
群馬郡は大郡であり、県名にふさわしいと判断されたことから、高崎や前橋ではなく群馬の名称を使ったといわれています。
補足とまとめ
- 読み→「車評(くるまのこおり)」「高崎(たかさき)」「前橋(まえばし
- 群馬県成立時期→1871年(明治4年)
- 高崎→群馬県の最大都市。
- 前橋→群馬県の県庁所在地。
- まとめ→群馬郡に由来して誕生。群馬の地名は馬が豊かな土地であることからといわれている。昔は車評という地名で奈良時代に群馬郡となった。
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群馬県の気候
群馬県の気候特性は地域によって大きく変わってきます。
太平洋側の気候とされている一方、北部などの一部地域は日本海側の気候となるなどして違いがあります。
春(3月~5月)
寒さはまだ落ち着かず、厳しい寒さとなる地域もあります。
年によっては、5月の終わり頃から降水量が増えてくる傾向にあるようです。
夏(6月~8月)
暑さは厳しくなり、雷が多いことが特徴となっています。
また、合わせて降水量が多くなる季節ともなっています。
秋(9月~11月)
9月に入ったばかりの時期は暑さは続き、雨の降る日も多くなっています。
11月にかけて寒くなり、早い地域では積雪の可能性もあります。
冬(12月~2月)
南部の地域では、乾燥した晴れの日が多く、積雪も落ち着いています。
一方で、北部の地域は豪雪地帯もあり、積雪量が多くなる傾向にあります。
補足とまとめ
- まとめ→大きく区分すると、太平洋側の気候が多いが、北部など一部地域は日本海側の気候となる。春は寒さが続く地域もあり、夏は雷雨が特徴。秋は雨がまだ続き、冬は北部で積雪量が多くなる傾向がある。
現在の群馬県知事
現在の群馬県知事には、山本 一太(やまもと いちた)さんが就任しています。
1958年(昭和33年)1月24日生まれで、群馬県吾妻郡草津町出身です。
2019年(令和元年)7月から群馬県知事を務めており、現在は1期目となっています。
群馬県紋章・群馬県旗
出典:群馬県 – シンボル
出典:群馬県 – シンボル
群馬県では県章ではなく、紋章として表記されています。
紋章は1926年(大正15年)10月1日に制定されました。
今は使われることのない古字を用いて、中央に「群」の字を使っています。
赤城山、榛名山、妙義山の上毛三山の形を周りに配置しているデザインとなっています。
県旗は1968年(昭和43年)10月25日に制定されました。
紋章と大きくデザインが異なり、中央に群の文字が使われているのは変わらないものの、周りは上毛三山から形はもらっていますが、伸びていく県を示す月の形となっています。
紫色の旗に、このデザインを中央に置いているものが県旗になります。
群馬県のシンボルになっている鳥・木・花・魚
群馬県の鳥「ヤマドリ」
1963年(昭和38年)4月にヤマドリが指定されました。
オスの尾羽が長いキジ科の鳥で、日本だけに住んでいます。
他県に比べると、群馬県には広い範囲で分布しています。
群馬県の木「クロマツ」
1966年(昭和41年)10月11日にクロマツが指定されました。
赤城山周辺に多く、海から離れている場所にたくさんのクロマツが植えられている珍しい県です。
県庁の敷地にも古いクロマツが植えられています。
群馬県の花「レンゲツツジ」
1951年(昭和26年)3月にレンゲツツジが指定されました。
赤城山、浅間高原など、群馬県には有名な群生地がいくつか存在しており、ツツジの仲間であるレンゲツツジは5月頃からオレンジ色の花を咲かせます。
群馬県の魚「アユ」
1989年(平成元年)5月24日にアユが指定されました。
石についた藻を食べるアユ科の魚で、日本各地の川に生息しています。
群馬県でも多く生息していますが、綺麗な川にしかいません。
群馬県の県民歌
群馬県の歌
1968年(昭和43年)10月25日に、明治百年事業の一貫として親しまれる歌を作ることになり、公募によって制定されました。
公募されたのは歌詞になり、そこに作曲家の服部良一さんが曲をつけて完成していきました。
群馬県の世界遺産
富岡製糸場と絹産業遺産群
2014年(平成26年)6月に世界文化遺産として登録されました。
昔は限られた量しか作れなかった生糸を、改良をしていくことで大量生産に成功することがきました。
蚕の繭から生糸を作る工場であった富岡製糸場はそれまで一部の階級のものだった生糸を日本中、そして世界中に広めていきます。
そして富岡製糸場だけでなく、田島弥平旧宅、高山社跡、荒舟風穴を絹産業遺産群と呼んでいますが、これらは蚕の飼い方、卵の貯え方を工夫した所となっています。
協力関係にあったこれらの場所により、1909年(明治42年)には生糸輸出国の世界一を日本がとることができました。
様々な人が生糸を使えるようになり、生活を豊かなものに変えたことが評価され、その頃のまま跡が保存されています。
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