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佐賀県について学ぼう!佐賀県に関する基本知識まとめ

吉野ヶ里遺跡 都道府県別知識まとめ

更新情報:アイキャッチを更新(2025.2.3)

はじめに

この記事では、佐賀県についてのことを簡単に知りたいという方向けに、基本的な情報をまとめています。

どのような情報についてまとめてあるのかは、目次に記載されている項目をご確認ください。

参考にしているものとしてはなるべく信憑性の高いものを選んでいますが、正確性に欠ける場合もあります。

また、ページを更新するタイミングによっては、情報が新しくなっていない場合もありますこと併せてご了承ください。

佐賀県の概要

日本地図

佐賀県は九州地方に位置しており、福岡県と長崎県が隣接している都道府県になっています。

市町村数は20市町村(10市10町0村)で、政令指定都市及び中核市は無し、県庁所在地は佐賀市です。

佐賀県の有名なものとしてはイカや佐賀牛などの特産品や、有田焼といった焼き物などがあります。

その他吉野ヶ里遺跡という歴史的な場所や、名湯としても知られる嬉野温泉などがある県です。

そんな佐賀県には「佐賀を探そう」というキャッチコピーがあり、シンプルながらも分かりやすいものになります。

佐賀県の面積・人口・人口密度

面積:2,440.64k㎡(-0.03k㎡)

人口:787,427人(-248人) 人口密度:約322.6人/k㎡

今回参照しているデータは以下のものになります。

  1. 面積参照→全国都道府県市区町村別面積調|国土地理院(2024.7.1時点)
  2. 人口参照→推計人口(2024.11.1時点)

面積については前回、人口は前月からの増減数を()内で表記しており、変化がない場合は(-)を表記しています。

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佐賀県の由来

クスノキ
画像:クスノキ

1871年(明治4年)に廃藩置県によって一度佐賀県が成立し、その後合併によって伊万里県になりましたが、翌年県庁が佐賀に移ったことにより改めて佐賀県が成立しました。

古くには「佐嘉」と表記されていましたが、この「嘉」の字が現在の表記へと変更されているようです。

佐賀という名称の由来については、諸説あるとのことなので、今回は2つ紹介していこうと思います。

①当時この地域にはクスノキがたくさん生い茂っており、その様子をヤマトタケルが見て「栄の国」と名付け、この「栄」が転じた説。

②傾斜地の「坂」や逆流する川があったことから「逆」、砂丘地を指す「洲処」といった地形を意味する言葉が転じた説。

  • 読み方→「伊万里(いまり)」「逆(さか)」「洲処(すが)」

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現在の佐賀県知事

山口 祥義
画像出典:知事プロフィール-山口 祥義

現在の佐賀県知事には山口 祥義さんが就任しており、1965年(昭和40年)7月1日生まれ、埼玉県生まれの本籍地は佐賀県である人物です。

2015年(平成27年)1月より佐賀県知事を務めており、2023年に再選を果たしたことで現在3期目となっています。

知事を務める以前は東京大学において教授を務めたり、地域力創造アドバイザーとして地域支援に尽力してきたそうです。

政策としては「救える命を救う」「想いに寄り添った温もりのある県政」「子育て大県さが」「佐賀版SDGs」に基づいたものがありました。

その他「交通ネットワーク」「農林水産業・中小企業の振興」「文化創造」「観光交流」「デジタル化」「教育県佐賀」に基づいた政策もあるようです。

  • 読み方→「山口 祥義(やまぐち よしのり)」

佐賀県章・佐賀県旗・シンボルマーク

佐賀県章

佐賀県紋章
画像出典:佐賀県紋章及び県旗 / 佐賀県

1936年(昭和11年)に制定され、円形は協和を表現、手を繋ぎ合わせて3つの力で三力(さか)える意味と佐賀の三力(さか)を表現しています。

佐賀県旗

佐賀県旗
画像出典:佐賀県紋章及び県旗 / 佐賀県

1968年(昭和43年)に制定され、クスの花は栄える姿を象徴したもので、深緑色は希望と平和を表現、白の花は公明と清潔、赤色は誠実と情熱を表したものです。

尚、こちらの佐賀県旗は商品としても売られていましたので、興味のある方は是非ご覧ください。

シンボルマーク

佐賀県シンボルマーク
画像出典:佐賀県シンボルマーク / 佐賀県

1992年(平成4年)にシンボルマークが制定され、佐賀県の土地と海をイメージ、円は豊かさの輪を表しており、広がる発展を表現しています。

色は「佐賀シンフォニーグリーン」と名付けられた緑色を採用しており、穀物が実る平野やエネルギー、明るい未来を象徴しているそうです。

佐賀県のシンボルになっている鳥・木・花

佐賀県の鳥「カササギ」

カササギ
画像:カササギ

1965年(昭和40年)5月にカササギが指定され、佐賀県では別名「カチガラス」と呼ばれています。

天然記念物に指定されている保護鳥で、有明海沿岸など限られた場所にしか生息していません。

佐賀県の木「クス」

クス
画像:クス

1966年(昭和41年)9月に指定され、クスは佐賀県とはなにかとゆかりのある木といわれています。

武雄市の「川古の大クス」が県内で一番大きく、樹齢は約3000年を超えるとされるそうです。

佐賀県の花「クスの花」

クスの花
画像:クスの花

1954年(昭和29年)3月にクスの花が指定され、5月頃になると白色や淡い黄色をした花を咲かせます。

木の大きさと比べてみると花は小さいそうで、その大きさは3~4ミリ程となっているようです。

佐賀県の県民歌

1974年(昭和49年)2月11日に佐賀県の県民歌として、「佐賀県民の歌」という歌が制定されました。

歌詞については公募を行っており、結果としては現在の小城市出身の明石省八さんの作品が採用されています。

作曲に関しては佐賀県の依頼により、作曲家である團伊玖磨さんという人物が担当したようです。

この県民歌は、豊かな自然の調和と新しく躍進していく姿、輝かしい未来への希望と明日を拓く意欲を込めたものであるとしています。

県政90周年と国体の開催を記念して制定することとなり、この歌の制定にあたって初代の県民歌は完全に消えました。

佐賀県の世界遺産

明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業

三重津海軍所跡
画像:三重津海軍所跡

2015年(平成27年)7月に、佐賀県1つ目の世界文化遺産として、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が登録されました。

佐賀県のみならず、山口県、福岡県、長崎県、熊本県、鹿児島県、岩手県、静岡県の8件からなる世界遺産になります。

23件の構成資産がありますが、その内佐賀県においては、造船などを行う施設であった、三重津海軍所跡が対象となっているようです。

この世界遺産は、西洋から非西洋への転換が行われ、その結果産業化が成功したことを示した遺産群になります。

東アジアにも影響を与えていたとされることから、日本の産業化が世界的にみても重要なことであると評価されました。

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