更新情報:タイトル変更(2023.7.26)
宮城県の概要
宮城県は東北地方に位置している都道府県で、県庁所在地は仙台市になります。
仙台平野が広がっており、ひとめぼれなどの稲作が盛んに行われており、漁港もたくさんあり、水産業の為に特に重要な漁港を複数持っている都道府県でもあります。
宮城県の面積・人口・人口密度
面積:7,282.29k㎡
人口:2,267,849人 人口密度:約311.4人/k㎡
補足とまとめ
- 面積参照→国土地理院調べ(2023.1.1時点)
- 人口参照→宮城県推計人口(月報)より(2023.5.1時点)
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宮城県の由来
宮城県は県庁が宮城郡仙台町に置かれたことから誕生しました。
「宮城」の地名の由来は諸説あり、定説はありません。
有名な説として、宮城郡に神社の「宮」や多賀城の「城」があったことが宮城の地名の由来になったとする説があります。
また、「宮」が大切な場所という意味で、それに多賀城の「城」が合わさった話もあります。
その他、古代大和朝廷の直轄領を示す「ミヤケ」という言葉が転じて出来たとする説もあります。
補足とまとめ
- 読み→「多賀城(たがじょう)」。
- 宮城県成立時期→1872年(明治5年)。
- まとめ→宮城郡に県庁が置かれたことから誕生。宮城の地名は神社や大切な場所を示す「宮」と多賀城の「城」が由来とする説が有名。
宮城県の気候
宮城県は大きく区分すると太平洋側の気候特性となっています。
その中で平野が多い東部と、山地が多い西部で気候は変わってきます。
春(3月~5月)
3月に入ったばかりの時期は、地域によって雪が降る地域もあります。
その後はだんだん暖かくなり、5月頃には夏を思わせる日差しが降り注ぐ日も出てきます。
夏(6月~8月)
宮城県全体を通して、夏は厳しい暑さはないとされています。
その他、冷害による影響を受けることがある地域があります。
秋(9月~11月)
9月になると年間を通して最も降水量が多くなる傾向にあります。
早い地域では、11月頃に雪が降ることがあります。
冬(12月~2月)
東部の冬の気温は、周りの都道府県に比べると暖かい気候となっています。
西部では奥羽山脈の影響により、降雪量が多くなる地域が多くなります。
補足とまとめ
- 読み→「冷害(れいがい)」「奥羽山脈(おううさんみゃく)」。
- 冷害→例年より気温が低くなり、農作物に影響を与える。
- 奥羽山脈→東北地方の中央に広がる大きな山脈。
- まとめ→大きく区分すると太平洋側の気候特性を持つ。春はだんだん暖かくなり、夏は厳しい暑さはないとされる。秋は降水量が多い時期があり、西部にかけて積雪量が多くなる。
現在の宮城県知事
現在の宮城県知事には村井 嘉浩(むらい よしひろ)さんが就任してます。
1960年(昭和35年)8月20日生まれで、大阪府出身です。
2005年(平成17年)11月から宮城県知事を、現在に至るまで4期連続務めています。
宮城県章・宮城県旗
出典:宮城県のシンボル – 宮城県公式ウェブサイト
出典:都道府県旗 – 日本旗章学協会〈公式ホームページ〉 旗の調査・研究をする「旗章学」の協会です。
1966年(昭和41年)7月に公募されたものから県旗制定委員会によって制定されました。
県章は、県花にもなっているミヤギノハギを平仮名の「み」に見立てて図案化したものになります。
三枚の葉はそれぞれ違うことを表現しており、中央の葉は「悠久と発展」、左の葉は「融和と協力」、右の葉は「郷土愛」をそれぞれ表現したものになります。
県旗は濃い青みの緑色に、中央に県章を白ぬきしたものが使用されます。
宮城県のシンボルになっている鳥・木・花・獣
宮城県の鳥「ガン」
1965年(昭和40年)7月30日に県民の公募によって、多数の推薦を得て指定されました。
伊豆沼や内沼付近(ラムサール条約指定)でよく見られ、宮城県は飛来地が多いことでも知られています。
宮城県の木「ケヤキ」
1966年(昭和41年)9月7日に選定委員会にて決定され、正式に9月30日に指定されました。
毎日新聞社が「緑のニッポン全国運動」を提唱しており、そこから宮城県緑化推進委員会の後援を得て、一般公募によって決まりました。
ケヤキは、仙台市定禅寺通の並木が有名です。
宮城県の花「ミヤギノハギ」
1955年(昭和30年)3月22日に、NHKなどが共同で開催した「郷土の花」の企画の際に指定されました。
公式に定まっていたわけではありませんが、現在ではそのまま宮城県の花として親しまれています。
ミヤギノハギは赤紫色や、白色といった綺麗な花を咲かせます。
宮城県の獣「シカ」
1965年(昭和40年)7月30日に指定されたシカは金華山・牡鹿半島に分布しています。
指定までの経緯は宮城県の鳥であるガンと同じであり、鳥獣保護思想の一環で農林次官の通達によって決定していきました。
県民鳥獣候補が6種類あり、そこから県民の公募によって、ガン、シカの2種類が決定しました。
宮城県の県民歌
宮城県民歌『輝く郷土』
1946年(昭和21年)に発表されたこの歌の歌詞は公募によって決まっていきました。
戦後の復興を願って、希望と情熱を持ち理想のふるさとを築くための士気高揚を図る意味が込められています。
宮城縣民歌
1938年(昭和13年)に発表され、宮城県民歌同様に、歌詞は公募されて決まっていきました。
東北の使命を全うするための士気向上、愛郷精神の滋養を図る意味があります。
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