更新情報:タイトル変更(2023.7.26)
埼玉県の概要
埼玉県は関東地方に位置している都道府県で、県庁所在地はさいたま市になります。
南東部に人口が集中しており、昼夜間人口比率では全国一をとったりするなど、ベッドタウンとしての性質も持っています。
埼玉県の面積・人口・人口密度
面積:3,797.75k㎡
人口:7,339,417人 人口密度:約1,932.5人/k㎡
補足とまとめ
- 面積参照→国土地理院調べ(2021.10.1時点)
- 人口参照→埼玉県推計人口より(2021.12.1時点)
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埼玉県の由来
埼玉県は当時県庁が置かれる予定であった埼玉郡岩槻町に由来して誕生しました。
「埼玉」という地名の由来は諸説ありますが、埼玉古墳群が発祥の地といわれています。
埼玉古墳群には前玉神社があり、この地が転じて埼玉県になったとされています。
前玉神社には幸福をもたらす神様が祀られており、そのことから「幸魂」という幸福の神に関する意味の言葉から生まれたという話があります。
また、元々は「さきたま」と呼ばれており、発音上のイ音便による変遷によって今の呼び方になりました。
補足とまとめ
- 読み→「埼玉古墳群(さきたまこふんぐん)」「前玉神社(さきたまじんじゃ)」「幸魂(さきみたま)」※幸魂は文献によって読み方が異なる場合有り。
- 埼玉県成立時期→1871年(明治4年)
- 県庁→岩槻町に置かれる予定だったが、適切な場所が見つからず断念。
- イ音便→「き」「ぎ」「し」などの言葉が「い」になること(今回であれば、さきたま→さいたま)。
- まとめ→県庁を置く予定であった埼玉郡岩槻町に由来して誕生。埼玉の地名の由来は諸説あるが、埼玉古墳群にある前玉神社が埼玉の発祥の地とされており、この地が転じてできたものとされる。
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埼玉県の気候
埼玉県は大きく区分すると、太平洋側の気候となります。
地域によって気候は変わり、秩父地方では寒暖差が大きいなど、気候特性が変わることもあります。
春(3月~5月)
春の初め頃には、霜が降りてくる日があります。
年によっては5月頃から、ひょうが降ってくることがあるようです。
夏(6月~8月)
梅雨の影響により、降水量が増える地域が多くなります。
また、雷も多く、ひょうが降ることも多いことが特徴です。
秋(9月~11月)
9月に入ったばかりの時期は降水量が増える傾向にあります。
秩父地方では霧が発生することが多くなるようです。
冬(12月~2月)
晴れの日が多く、乾燥していることが特徴です。
特に寒くなるのが秩父地方であり、他の地域に比べ積雪も多くなります。
補足とまとめ
- 読み→「秩父(ちちぶ)」
- まとめ→大きく区分すると太平洋側の気候となる。春は霜やひょうを伴うことがあり、夏は雷雨が特徴。秋は降水量が増え、秩父では霧が多く、冬は秩父の寒さが目立ち、積雪も多い。
現在の埼玉県知事
現在の埼玉県知事には大野 元裕(おおの もとひろ)さんが就任しています。
1963年(昭和38年)11月12日生まれで、埼玉県川口市の出身です。
2019年(令和元年)8月より埼玉県知事として務めており、初当選ということもあり、現在1期目となります。
埼玉県章・埼玉県旗
出典:埼玉のシンボル – 埼玉県
1964年(昭和39年)9月1日、県章・県旗は制定されました。
デザインとしては勾玉を16個配置したものとなっており、埼玉の由来ともされている「幸魂」の「魂」が「玉」の意味もあることに加えて、勾玉に埼玉県はゆかりがあることから反映されました。
勾玉が円の形になっているのは、「太陽」「発展」「情熱」「力強さ」を表現しているものとなっています。
県旗は白地の旗に、県章のデザインに赤色を使用したものが使われます。
埼玉県のシンボルになっている鳥・木・花・魚・蝶
埼玉県の鳥「シラコバト」
1965年(昭和40年)11月3日にシラコバトが指定されました。
国の天然記念物に指定されているシラコバトは、埼玉県内の東部を中心に分布しています。
尾が長く、黒い線が首についているのが特徴のキジバトの仲間となっています。
埼玉県の木「ケヤキ」
1966年(昭和41年)9月5日にケヤキが指定されました。
県の天然記念物として指定されているケヤキが埼玉県内の各地にあります。
ニレ科の落葉樹であり、春になると黄緑色の小さな花を開かせます。
埼玉県の花「サクラソウ」
1971年(昭和46年)11月5日に県の花として、サクラソウが指定されました。
サクラソウは田島ヶ原の自生地が国の特別天然記念物となっています。
サクラソウ科の多年草で、ハートの形をした花びらを咲かせます。
埼玉県の魚「ムサシトミヨ」
出典:ムサシトミヨについて:熊谷市ホームページ
1991年(平成3年)11月14日にムサシトミヨが指定されました。
一部の生息地が県の天然記念物として指定されています。
トゲウオ科の淡水魚で、綺麗な小川にしか生息しておらず、熊谷市の元荒川でしか見かけることは現在ありません。
埼玉県の蝶「ミドリシジミ」
1991年(平成3年)11月14日にミドリシジミが指定されました。
食料でもあるハンノキの葉が埼玉県内には多いため、広い範囲で分布しています。
シジミチョウ科に属しており、夏の夕方になると、緑色した羽を羽ばたかせて飛び回ります。
埼玉県の県民歌
埼玉県歌
1965年(昭和40年)9月21日に、1967年(昭和42年)に開催された埼玉国体に伴い、親しまれる歌として告示されました。
国体のみならず、全国障がい者スポーツ大会など、様々なシーンで歌われています。
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