更新情報:タイトル変更(2023.7.29)
和歌山県の概要
和歌山県は近畿地方に位置している都道府県で、県庁所在地は和歌山市になります。
白浜温泉などの温泉が人気で、高野山と熊野三山の参詣道は世界遺産にもなっています。
ミカンや柿、梅などの生産量も全国一を誇っており、海産物でも有名な都道府県となっています。
和歌山県の面積・人口・人口密度
面積:4,724.68k㎡
人口:911,229人 人口密度:約192.8人/k㎡
補足とまとめ
- 面積参照→国土地理院調べ(2021.10.1時点)
- 人口参照→和歌山県の毎月推計人口より(2022.1.1時点)
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和歌山県の由来
和歌山県は元々の名称、和歌山藩に由来して誕生したとされています。
「和歌山」の地名の由来には、和歌浦から転じたものが有力な説となっています。
万葉集にて「若の浦」と表記された場所が存在しており、和歌を重ねたのかは不明ですが、「和歌の浦」として登場するようになります。
そして、和歌山城を建てる際に、当時は岡山と呼ばれていた地名を「和歌山」と記したとされています。
若山と表記されていたこともありましたが、明治時代には和歌山県として誕生しました。
補足とまとめ
- 読み→「和歌浦(わかのうら)」「万葉集(まんようしゅう)」。
- 和歌山県成立時期→1871年(明治4年)。
- 万葉集→奈良時代に成立した日本最古の和歌集。
- 和歌浦→和歌山市に位置する国指定の名勝となっている。
- まとめ→和歌山藩に由来して誕生。和歌山の地名の由来は、和歌山城を建てる際に、和歌浦と当時の名称である岡山からとったものとなっている。
和歌山県の気候
和歌山県は大きく区分すると、北部は瀬戸内海式気候、中部と南部は太平洋側の気候となります。
台風の上陸数も多く、降水量も多い地域もあることが特徴的です。
春(3月~5月)
比較的暖かい和歌山県ですが、高野山などの場所では3月は寒さが厳しくなっています。
4月に入っても和歌山市などは平均気温が15℃前後に対し、10℃を下回る傾向にあります。
夏(6月~8月)
一般的には日照時間も長く、涼しさがある夏になります。
降水量も増え、特に7月が年間を通して最も降る地域が多いです。
秋(9月~11月)
秋は台風などの影響により天気が崩れることがあります。
特に10月に集中して降水量が増える傾向にあるようです。
冬(12月~2月)
主に太平洋側の気候を持つ地域では、比較的温暖な気候となります。
一方で高野山など山間部は寒く、積雪も他の地域に比べると多くなる傾向にあります。
補足とまとめ
- 読み→「高野山(こうやさん)」
- まとめ→大きく区分すると、北部は瀬戸内海式気候、中部と南部は太平洋側のきこうとなる。春は高野山での寒さが厳しく、夏は日照時間、降水量ともに多い。秋は10月を中心に降水量が多く、冬は温暖である一方、高野山など山間部の寒さが目立つ。
現在の和歌山県知事
現在の和歌山県知事には、仁坂 吉伸(にさか よしのぶ)さんが就任しています。
1950年(昭和25年)10月2日生まれで、和歌山県和歌山市出身です。
2006年(平成18年)12月より和歌山県知事を務めており、現在4期連続となっています。
和歌山県章・和歌山県旗
出典:和歌山県のシンボル | 和歌山県
1969年(昭和44年)4月26日に公募によって県章が、同年8月7日に県旗が制定されました。
和歌山県の頭文字「ワ」を図案化しており、これは「和」を象徴したものとなっています。
末広がりになっているデザインは、発展していく南国紀州、そして力強いおおらかさを表現しています。
県旗は白色の旗に、県章をマリンブルー(紺碧)を使用します。
和歌山県のシンボルになっている鳥・木・花
和歌山県の鳥「めじろ」
1965年(昭和40年)12月16日に県民投票によって、メジロが指定されました。
保護鳥として指定されており、メジロ科の小柄な鳥となっています。
和歌山県内には広く分布しており、古くから親しまれています。
和歌山県の木「うばめがし」
1966年(昭和41年)9月10日に県民投票によって、ウバメガシが指定されました。
生命力が強い木であり、ブナ科に属している常緑樹です。
和歌山県内では、紀南地方で姿を多く見ることができます。
和歌山県の花「うめ」
1968年(昭和43年)4月4日に県民投票によって、ウメが指定されました。
2月から3月にかけて咲く花で、バラ科に属しています。
和歌山県内ではウメも紀南地方が有名で、この地域を中心として栽培が行われてきました。
和歌山県の魚「まぐろ」
1987年(昭和62年)6月20日に県民投票によって、マグロが指定されました。
サバ科に属しているマグロは日本以外にも、幅広い地域で生息しています。
紀南沿岸の海域で捕れるクロマグロが有名となっています。
和歌山県の県民歌
和歌山県民歌
1948年(昭和23年)に県民歌として採用されました。
歌詞、楽曲ともに公募が行われて歌詞は選定した結果決まりましたが、楽曲だけは決まらなかったという話があります。
そのため、楽曲の選定を担当していた山田耕筰さん自信が楽曲をつけて完成となりました。
和歌山県の世界遺産
紀伊山地の霊場と参詣道
2016年(平成28年)10月24日に世界文化遺産として登録されました。
奈良県、三重県と一緒に登録されており、和歌山県は熊野三山エリア、高野山エリアを中心に登録対象となっています。
日本の宗教や文化の発展、そして交流に大きな影響を及ぼしたという価値などが高いとされています。
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