更新情報:面積を最新版に、人口と人口密度を11月版に更新(2024.12.8)
はじめに
この記事では、島根県についてのことを簡単に知りたいという方向けに、基本的な情報をまとめています。
どのような情報についてまとめてあるのかは、目次に記載されている項目をご確認ください。
参考にしているものとしてはなるべく信憑性の高いものを選んでいますが、正確性に欠ける場合もあります。
また、ページを更新するタイミングによっては、情報が新しくなっていない場合もありますこと併せてご了承ください。
島根県の概要
島根県は中国地方に位置しており、鳥取県、広島県、山口県が隣接している都道府県になっています。
市町村数は19市町村(8市10町1村)で、政令指定都市は無し、中核市及び県庁所在地は松江市です。
島根県の有名なものとしては日本三大そばの一つにも数えられている出雲そば、その他松江城などがあります。
そして観光地として人気のある出雲大社があるのも島根県で、日本を代表するパワースポットとして知られる場所です。
そんな島根県には「ご縁の国しまね」や「美肌県しまね」といったキャッチフレーズがありました。
島根県の面積・人口・人口密度
面積:6,707.78k㎡(-)
人口:640,923人(-473人) 人口密度:約95.5人/k㎡
今回参照しているデータは以下のものになります。
- 面積参照→全国都道府県市区町村別面積調|国土地理院(2024.7.1時点)
- 人口参照→推計人口月報(2024.11.1時点)
面積については前回、人口は前月からの増減数を()内で表記しており、変化がない場合は(-)を表記しています。
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島根県の由来
1871年(明治4年)に、松江県を始めとする地域が合併を行ったことによって島根県が成立しました。
県名は当時県庁が置かれた島根郡にちなんでいて、名称の由来については諸説あるとのことなので今回3つ紹介していこうと思います。
①「シマ」と「ネ」は共に岩を意味するとされることから、岩が多い土地ということに由来する説。
②元々は島々を指す言葉として使われていたと考えられ、それが地名として広がっていった説。
③島根半島の形自体を表した言葉で、島状の嶺もしくは「高くなった場所」を意味する「島嶺」から転じた説。
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現在の島根県知事
現在の島根県知事には丸山 達也さんが就任しており、1970年(昭和45年)3月25日生まれ、福岡県八乙女郡広川町出身の人物です。
2019年(平成31年)4月から島根県知事を務めており、2023年に再選を果たしたことで現在2期目となっています。
知事を務める以前は総務省にいたようで、総務省消防庁国民保護室長などを経験してきたそうです。
「島根創生」に取り組み、子育て支援などを充実させることで人口減少に歯止めをかけるとしています。
また、価格の高騰といった暮らしに繋がる部分にも対策をして、県民の生活と経済を守る取り組むも行うそうです。
- 読み方→「丸山 達也(まるやま たつや)」
島根県章・島根県旗・シンボルマーク
島根県章・島根県旗
出典:島根県:島根県のシンボル(トップ / 県政・統計 / 政策・財政 / 広聴・広報 / 島根県のプロフィール)
出典:都道府県旗 – 日本旗章学協会〈公式ホームページ〉 旗の調査・研究をする「旗章学」の協会です。
1968年(昭和43年)11月8日に、明治百年記念の一環として制定され、雲形を表す円は、調和、発展、躍進を象徴しています。
円形は団結を、4つの「マ」はマ=シマを兵庫し、県旗は茶色の旗に、県章を金色で使用しますが、略式の場合県章は白色でも良いそうです。
尚、こちらの島根県旗は商品としても売られていましたので、興味のある方は是非ご覧ください。
シンボルマーク
出典:島根県:こどものページ「しまねのシンボル」(トップ / 県政・統計 / 政策・財政 / 広聴・広報 / こどものページ)
1990年(平成2年)に県章・県旗とは別に、シンボルマークがイメージアップとして制定されました。
太陽を表現したデザインとなっているようで、使用頻度は県章に比べると減ってきている傾向にあるようです。
島根県のシンボルになっている鳥・木・花・魚
島根県の鳥「白鳥」
2000年(平成12年)1月1日にハクチョウが指定され、11月頃から渡ってくる鳥で、宍道湖や中海が有名な場所となっています。
元々はオオハクチョウが指定されていましたが、近年姿を見かけることが減ってきたため、改めてハクチョウに変更されました。
島根県の木「黒松」
1966年(昭和41年)9月10日に、3つの候補の中から県民投票によってクロマツが指定されました。
島根県内には「関の五本松」の天然記念物に指定されている木をはじめ、様々な名所にも生えています。
島根県の花「牡丹」
1953年(昭和28年)に、NHKなどが主催した郷土の花にも選ばれた牡丹が指定され、島根県では松江市八束町の大根島の牡丹が有名となっています。
溶岩と火山灰からなっている弱酸性の土が牡丹の栽培に適しており、昔から栽培が盛んに行われてきました。
島根県の魚「トビウオ」
1989年(平成元年)9月19日に公募によって指定され、なんと応募で集まった意見の半数以上がトビウオを選んでいたそうです。
理由としては「当時の漁獲量で全国一」「トビウオが原料となっている特産物がある」などがありました。
島根県の県民歌
1951年(昭和26年)に、島根県の県民歌として「薄紫の山脈」という歌が制定されていました。
歌詞は公募が実施された結果、銀行員であった米山治(本名:米山豊蔵)さんの作品が採用されています。
作曲については県が依頼したこともあり、作曲家でもある古関裕而(本名:古関勇治)さんが担当したそうです。
県民一丸となって、新しい島根県を築いていくといった意味が込められている歌になっています。
余談とはなりますが、3番の歌詞は人口が90万人として歌う部分があり、現在大きく下回っていることから、見直しの話がでたことがあるそうです。
島根県の世界遺産
石見銀山遺跡とその文化的景観
2007年(平成19年)に世界文化遺産として登録されました。
石見銀山はその名の通り、銀が採掘された場所であり、そこに広がる大森町の町並みが歴史を感じさせる世界遺産となっています。
日本のみならず、アジアやヨーロッパに経済や文化において影響を与えたことや、保存状態が良いこと、今必要とされている環境への配慮が高いレベルで行われていたことなどが評価されました。
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