更新情報:アイキャッチを更新(2025.1.31)
はじめに
この記事では、青森県についてのことを簡単に知りたいという方向けに、基本的な情報をまとめています。
どのような情報についてまとめてあるのかは、目次に記載されている項目をご確認ください。
参考にしているものとしてはなるべく信憑性の高いものを選んでいますが、正確性に欠ける場合もあります。
また、ページを更新するタイミングによっては、情報が新しくなっていない場合もありますこと併せてご了承ください。
青森県の概要

青森県は東北地方に位置しており、岩手県と秋田県、そして津軽海峡を挟んで北海道が隣接している都道府県になっています。
市町村数は40市町村(10市22町8村)で、政令指定都市は無し、中核市は青森市と八戸市で、県庁所在地は青森市です。
青森県の有名なものとしてはりんごがあり、その他ねぶた祭りといった祭りも知られています。
また、世界遺産にも登録されている白神山地を始め、十和田湖など自然にも恵まれている県です。
そんな青森県には「活彩あおもり」というキャッチフレーズがあり、これは人や自然、文化などの多彩な魅力を活かして豊かなものにしていくなどの願いが込められています。
青森県の面積・人口・人口密度
面積:9,645.11k㎡(+0.01k㎡)
人口:1,162,310人(-1,297人) 人口密度:約120.5人/k㎡
今回参照しているデータは以下のものになります。
- 面積参照→全国都道府県市区町村別面積調|国土地理院(2024.10.1時点)
- 人口参照→青森県人口移動統計調査(2024.12.1時点)
面積については前回、人口は前月からの増減数を()内で表記しており、変化がない場合は(-)を表記しています。
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青森県の由来

1871年(明治4年)に弘前県から青森県へと改称され、その5年後二戸郡を岩手県に移したことで現在の青森県が成立しました。
改称された理由は県庁が弘前から青森へと移ったことによるもので、青森という名称の由来については「青い森」からといわれています。
というのも当時現在の青森市のところに港があり、そこには青々と生い茂る小高い森があったそうです。
そしてその森は漁師たちが船で港に来るときの目印になっていて、いつしか「青森」と呼ばれることになります。
現在ではもうその森は無くなってしまったそうですが、こうやって地名として残ることになりました。
- 読み方→「弘前(ひろさき)」
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現在の青森県知事
画像出典:青森県知事 宮下宗一郎 Official Site
現在の青森県知事には、宮下 宗一郎さんが就任しており、1979年(昭和54年)5月13日生まれの青森県出身の人物です。
2023年(令和5年)6月から青森県知事を務めており、今回初当選ということで1期目となっています。
知事を務める以前は青森県のむつ市長に就任しており、2014年(平成26年)6月~2023年(令和5年)3月まで務めていたようです。
「若い人であふれて、若い人たちが戻ってくる青森県にしたい」にしたいと考え、「青森新時代」という挑戦を掲げています。
そのために物価高の対策や少子化への挑戦など12項目90個の政策をつくり、実現に向けて動いているそうです。
- 読み方→「宮下 宗一郎(みやした そういちろう)」
青森県章・青森県旗
画像出典:青森県のシンボル-青森県庁ホームページ
青森県章
1961年(昭和36年)1月1日に、県章が制定され、デザインとしては青森県の地形をそのまま図案化したものになります。
下記で青森県旗を紹介していますが、ホームページをみる限りデザインに違いはありません。
青森県旗
県旗は色の指定があり、このデザインを深緑色として、白地の旗に取り入れたものになります。
白色は広がる宇宙世界、深緑色は発展してやまない希望と未来を表現しているとのことでした。
尚、こちらの青森県旗は商品としても売られていましたので、興味のある方は是非ご覧ください。
青森県のシンボルになっている鳥・木・花・魚
青森県の鳥「ハクチョウ」

1964年(昭和39年)7月7日に指定され、ハクチョウは日本の冬の時期に渡ってくる渡り鳥になります。
青森県には数多くの白鳥が飛んでくるそうで、冬を告げる鳥として青森県民に親しまれている代表的な鳥です。
青森県の木「ヒバ」

1966年(昭和41年)11月15日に指定され、青森のヒバは香りや木肌の美しさ、抗菌性を兼ね備えており、日本三大美林に一つにかぞえられています。
「あすなろ」とも呼ばれており、青森県で開催された、第32回国民体育大会での愛称としても使用されました。
青森県の花「りんごの花」

1971年(昭和46年)9月23日に、青森県政100年を記念して指定され、5月頃から薄いピンク色をしたような白い花が咲きます。
青森県といえば、りんごの生産量が日本一を誇っており、切り離すことのできない親しまれた花です。
青森県の魚「ヒラメ」

1987年(昭和62年)7月20日に指定され、青森県は「つくり育てる漁業」を推進しており、代表する魚としてヒラメが挙げられています。
青森県の全ての沿岸海域で獲れる魚で、その生産量は全国でも1,2位を争っているそうです。
青森県の県民歌
2001年(平成13年)1月1日に青森県の県民歌として「青い森のメッセージ」が制定されました。
歌詞については応募が行われた結果、山内美空さんのものが採用され、補作詞としては作詞家である伊藤アキラさんが担当したそうです。
作曲については作曲家でもある鈴木キサブローさんが担当したそうで、青森県弘前市出身の人物になります。
老若男女誰でも親しまれるような歌として、県民が一人一人が「青い森」として社会を創っていく、そんな思いが込められました。
ちなみに青森県には「青森県賛歌」という歌も制定されていますが、紹介されることはほとんどないそうです。
青森県の世界遺産
白神山地

1993年(平成5年)12月11日に、青森県と秋田県にまたがる白神山地が、世界自然遺産として登録されました。
白神山地とは、青森県南西部から秋田県北西部にまたがる山岳地帯の総称であり、130,000ヘクタールに及ぶ広さがあります。
そのうち16,971ヘクタールの範囲が世界遺産として登録され、そのうち青森県側の面積は約4分の3を占めているそうです。
ここには世界最大級のブナ天然林があり、人為的な影響をほとんど受けていないことが特徴となっています。
多種多様な植物や生物が多く住んでいることも特徴の一つとなっていて、こうした自然の美しさが評価されました。
北海道・北東北の縄文遺跡群

2021年(令和3年)7月27日に、世界文化遺産として北海道・北東北の縄文遺跡群が登録されました。
この世界文化遺産は北海道、青森県、秋田県、岩手県に点在する遺跡で構成され、そのうち8つが青森県にあります。
その8つとは「三内丸山遺跡」「小牧野遺跡」「是川遺跡」「亀ヶ岡石器時代遺跡」「田小屋野貝塚」「大森勝山遺跡」「二ツ森貝塚」「大平山元遺跡」です。
歴史的な価値があるものとされ、今から15,000年以上前に定住した人類の様子が伺えるものとされています。
1万年以上という長い期間、どのような生活、文化を育んできたのかを伝える、貴重な世界遺産として評価されました。
- 読み方→「白神山地(しらかみさんち)」「三内丸山(さんないまるやま)」「是川(これかわ)」「田小屋野(たごやの)」「大平(おおだい)」
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