更新情報:タイトル変更(2023.7.28)
岐阜県の概要
岐阜県は中部地方に位置している都道府県で、県庁所在地は岐阜市になります。
陶磁器における生産量は全国一を誇り、美濃焼などが有名です。
また、日本三名泉と称されている下呂温泉も岐阜県になります。
岐阜県の面積・人口・人口密度
面積:10,621.29k㎡
人口:1,957,534人 人口密度:約184.3人/k㎡
補足とまとめ
- 面積参照→国土地理院調べ(2021.10.1時点)
- 人口参照→岐阜県の人口・世帯数人口動態統計調査結果より(2021.12.1時点)
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岐阜県の由来
岐阜県は当時県庁が置かれた岐阜の地名に由来して誕生しました。
「岐阜」の地名の由来は諸説ありますが、織田信長によって名付けられたとする説が有名です。
その際、「岐山」「岐陽」「岐阜」の3つの候補があったそうです。
「岐阜」は周の文王が立ち上がった場所である「岐山」と、学問の祖である孔子が生まれた集落の地である「曲阜」から漢字を組み合わせたものとされます。
これにより、稲葉山城下付近の「井口」という名称を「岐阜」に変えたとされています。
補足とまとめ
- 読み→「岐山(きざん)」「岐陽(きよう)」「文王(ぶんのう、ぶんおう)」「孔子(こうし)」「曲阜(きょくふ)」「稲葉山(いなばやま)」「井口(いのくち)」
- 周の文王→中国の君主。天下統一の礎を作る。
- 孔子→中国の思想家。
- 岐山→中国にある山。
- 稲葉山城→現在岐阜城。
- まとめ→県庁が置かれた岐阜の地名に由来して誕生。岐阜の地名の由来は諸説あるが、織田信長による命名が有名。中国の周の文王にまつわる「岐山」と孔子の生まれた地「曲阜」を合わせたものとされる。
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岐阜県の気候
岐阜県は地形の影響により、北部と南部で気候が変わってきます。
北部では日本海側の気候となり、南部では太平洋側の気候となります。
春(3月~5月)
徐々に暖かさが戻りますが、南部のほうが寒い時期が長いです。
日照時間は、南部が少ないものの徐々に北部との差が少なくなってきます。
夏(6月~8月)
厳しい暑さとなり、真夏日や猛暑日となることもあります。
北部のほうが気温が高い傾向にあるようです。
秋(9月~11月)
9月頃は北部と南部共に降水量が多くなっています。
この時期から徐々に北部と南部の気候、特に日照時間など差が大きく出てきます。
冬(12月~2月)
日照時間に差があり、南部のほうが少なくなってきます。
積雪量でみてみると、こちらは南部が多くなっています。
補足とまとめ
- 真夏日→その日の最高気温が30℃以上となる日。
- 猛暑日→その日の最高気温が35℃以上となる日。
- まとめ→北部では日本海側、南部では太平洋側の気候となる。春は南部のほうが寒い時期が長く、夏は北部が気温が高い。秋は降水量が多い時期で、冬は南部が日照時間が短く、積雪も多い。
現在の岐阜県知事
現在の岐阜県知事には古田 肇(ふるた はじめ)さんが就任しています。
1947年(昭和22年)9月13日生まれで、岐阜県岐阜市出身です。
2005年(平成17年)2月より岐阜県知事を務めており、現在4期連続となっています。
岐阜県章・岐阜県旗
岐阜県章・岐阜県旗
出典:岐阜県のシンボル – 岐阜県公式ホームページ(広報課)
1932年(昭和7年)8月10日に、公募によって制定されました。
デザインとしては「岐阜」の「岐」の字をモチーフにして、それを平和と円満も意味している円で囲ったものになっています。
県下の自然の美しさとして緑色を県章に使用して、県旗の場合は白色の旗に県章を使うことが慣例となっています。
シンボルマーク
出典:岐阜県のシンボル – 岐阜県公式ホームページ(広報課)
1991年(平成3年)11月22日に制定されました。
「岐阜」をローマ字にした際の頭文字「G」をモチーフにして作られており、点から線、線から面へと広がっていく岐阜県を表現してデザインされました。
使用頻度としてそこまで高いわけではありませんが、標識などでも見かけることがあります。
岐阜県のシンボルになっている鳥・木・花・魚
岐阜県の鳥「ライチョウ」
1965年(昭和40年)に県民の意見によってライチョウが指定されました。
国の特別天然記念物となっており、羽毛の色が季節によって変わることが特徴で、夏は褐色、冬は白色になります。
日本アルプスの中でも2,400メートル以上の高い場所に生息しています。
岐阜県の木「イチイ」
1966年(昭和41年)10月1日に県民の意見によってイチイが指定されました。
「緑のニッポン全国運動」際して選定されたイチイはその昔、天皇にこの木で作ったシャクを差し上げ、「正一位」という位をいただいたというところから名付けられたとされています。
イチイをつかった飛騨地方の一位細工が有名です。
岐阜県の花「れんげ草」
1954年(昭和29年)3月に県民に意見によって指定されました。
NHKなどが主催した「郷土の花」で選定された花になり、春によく似合うはなとなっています。
岐阜県の主な産地としてれんげが知られています。
岐阜県の魚「あゆ」
1989年(平成元年)7月15日に県民の意見によって鮎が指定されました。
その美しい姿と香りが良いことから親しまれています。
全国的には岐阜県の長良川の鵜飼が有名で、その名を広めています。
岐阜県の県民歌
岐阜県民の歌
1955年(昭和30年)4月に県民歌として制定されました。
1954年(昭和29年)9月に歌詞が募集され、選ばれた作品から服部正さんが作曲をして完成しました。
岐阜県の自然や文化を盛り込み親しみをもって歌ってもらえるように作られています。
岐阜県の世界遺産
白川郷・五箇山の合掌造り集落
1995年(平成7年)12月9日に、世界文化遺産として登録されました。
白川郷は岐阜県にありますが、五箇山は富山県と県をまたいでの登録となっています。
建物や景観が高い評価を受けた他、住民同士による助け合いが形成されていることなども評価されました。
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