更新情報:画像を更新(2024.12.29)
はじめに
この記事では、熊本県についてのことを簡単に知りたいという方向けに、基本的な情報をまとめています。
どのような情報についてまとめてあるのかは、目次に記載されている項目をご確認ください。
参考にしているものとしてはなるべく信憑性の高いものを選んでいますが、正確性に欠ける場合もあります。
また、ページを更新するタイミングによっては、情報が新しくなっていない場合もありますこと併せてご了承ください。
熊本県の概要
熊本県は九州地方に位置しており、福岡県、大分県、宮崎県、鹿児島県が隣接している都道府県になっています。
市町村数は45市町村(14市23町8村)で、政令指定都市及び県庁所在地は熊本市、中核市はありません。
熊本県で有名なものとしては馬刺しや熊本ラーメンといった食べ物の他、隈元といった歴史的な建築物もあります。
その他には阿蘇山などの自然の山が知られますが、熊本県のPRキャラクターであるくまモンは特に有名です。
そんな熊本県には「阿蘇、国立公園」というキャッチフレーズがあるようで、観光資源として力を入れてきたのが伺えます。
熊本県の面積・人口・人口密度
面積:7,409.18k㎡(-)
人口:1,695,745人(-399人) 人口密度:約228.8人/k㎡
今回参照しているデータは以下のものになります。
- 面積参照→全国都道府県市区町村別面積調|国土地理院(2024.7.1時点)
- 人口参照→熊本県の人口と世帯数(2024.11.1時点)
面積については前回、人口は前月からの増減数を()内で表記しており、変化がない場合は(-)を表記しています。
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熊本県の由来
1871年(明治4年)に、廃藩置県によって熊本県が成立しましたが、一度白川県と改称、その後改めて熊本県となりました。
元々「隈本」といった名称でしたが、「隈」におそれるなど意味の「畏」があり縁起が悪いため、力強さを出すために「熊」の字があてたそうです。
「くまもと」という名称の由来については諸説あるとのことで、今回2つ紹介していこうと思います。
①「くま」とは低地と高地が入りくんだ地形を意味しており、そこに中心地を表す「もと」で「くまもと」になった説。
②曲がりくねった川があったことから「曲本(くまもと)」となり、これが転じていったとする説。
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現在の熊本県知事
現在の熊本県知事には、木村 敬さんが就任しており、1974年(昭和49年)5月21日生まれ、東京都出身の人物です。
2024年(令和6年)から熊本県知事を務めており、今回初当選ということで現在1期目となっています。
知事を務める以前は2020年から熊本県の副知事にも就任していて、知事となる2024年まで務めていたようです。
政策においては10の約束というものがあり、「命と暮らしを守る」「渋滞解消」「結婚・出産・子育てできる社会」「日本一の健康長寿社会」といったものがありました。
その他は簡単にはなりますが、「質の高い教育」「食のみやこ熊本県の創造」「地域づくり」「熊本経済」「スポーツ・観光・文化芸術の振興」「SDGs先進県」があります。
- 読み方→「木村 敬(きむら たかし)」
熊本県章・熊本県旗
熊本県章
出典:熊本県のシンボル / 熊本県
1966年(昭和41年)3月31日に県章が制定され、熊本の「ク」の字を図案化しており、九州をイメージしたデザインとなっています。
中央にある丸い円は、熊本県が九州の中央に位置していることにちなんでいるとのことでした。
熊本県旗
1966年(昭和41年)7月23日に制定され、熊本県旗は県章のデザインを採用したものとなっています。
県旗の色合いについては、海老茶色の旗に県章を白ぬきしたものが使用するとのことでした。
尚、こちらの熊本県旗は商品としても売られていましたので、興味のある方は是非ご覧ください。
熊本県のシンボルになっている鳥・木・花・魚
熊本県の鳥「ヒバリ」
1966年(昭和41年)10月に県の鳥として指定され、ヒバリは春を告げる鳥としても知られています。
草原や耕地で姿を見かけることができ、熊本県においては広い範囲に生息している鳥だそうです。
熊本県の木「クスノキ」
1966年(昭和41年)10月に県の木としてクスノキが指定され、クスノキ科の常緑高木となっています。
暖かい土地でよく育つそうで、熊本城をはじめ、神社や寺院などで大きなクスノキが生えているそうです。
熊本県の花「リンドウ」
1953年(昭和28年)10月に指定され、リンドウはNHKが企画した「郷土の花」にも選ばれていました。
阿蘇高原のリンドウは紫色の綺麗な花を10月頃に咲かせ、阿蘇の草原を鮮やかに彩っています。
熊本県の魚「クルマエビ」
1989年(平成元年)12月に熊本県の魚としてクルマエビが指定され、有明海などが主な産地となっています。
熊本県は日本の中でも有数の生産量を誇っており、全国的にも早い段階でクルマエビの養殖に取り組んできた県です。
熊本県の県民歌
1960年(昭和35年)に、熊本県の県民歌として「熊本県民の歌」という歌が採用されています。
歌詞については公募が行われていたそうで、作詞家の坂井秀雄さんの応募作が採用されました。
作曲については作曲家である出田憲二さんが手掛けたものとなっており、県民歌としての曲が完成しています。
ちなみにこの県民歌は県主体ではなく、国体に合わせて熊本国体実行委員会によって作られたこともあり、正式な県民歌として数えないことがあるそうです。
しかし、県民歌として紹介していることも多いことから、事実上の県民歌として扱っているともいわれています。
熊本県の世界遺産
明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業
2015年(平成27年)に、熊本県を含む8県とともに世界文化遺産として登録されました。
熊本県は「万田坑」と「三角西港」に関する資産が登録されています。
この世界遺産は、日本の経済発展を支えたとされている産業を知る上で重要な遺産群となっています。
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
2018年(平成30年)6月に長崎とともに、世界文化遺産として登録されました。
熊本県では「天草の﨑津集落」が構成資産となっています。
禁教の時代に信仰を密かに続け、禁教が解かれたあとにキリスト教への復活を示した歴史的景観が評価されています。
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