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青森県について学ぼう!青森県に関する基本知識まとめ

都道府県別知識まとめ

更新情報:タイトル変更(2023.7.26)

青森県の概要

青森県は東北地方に位置している都道府で、県庁所在地は青森市です。

本州の中で最北端に位置しており、北海道と隔てている津軽海峡は広く知られています。

また、北海道を結ぶ青函トンネルは世界一長く、深い海底鉄道トンネルです。

農業が盛んに行われており、りんごやにんにく、ごぼうなどの収穫量は日本一を誇ります。

観光としては温泉も多く、白神山地といった世界遺産が有名です。

補足

  1. 読み方→「青函(せいかん)」「白神山地(しらかみさんち)」

青森県の面積・人口・人口密度

面積:9,645.95k㎡

人口:1,190,195人 人口密度:約123.3人/k㎡

補足とまとめ

  1. 面積参照→全国都道府県市区町村別面積調|国土地理院(2023.1.1時点)
  2. 人口参照→青い森オープンデータカタログサイト調べ(2023.5.1時点)

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青森県の由来

青森県は県庁の場所に由来して誕生しました。

「青森」という地名は「青い森」からきているとされています。

1624年(寛永元年)弘前藩が、現在の青森市に港町の建設時、当時の場所に船の港に入る際に目印として青い森があったそうです。

その青々とした森からその地域を「青森」と名付けたとされています。

そこから1871年(明治4年)9月に弘前町から青森町に県庁が移され、その地名をそのまま使用し、「青森県」が誕生しました。

  • 読み方→「寛永(かんえい)」「弘前藩(ひろさきはん)」。

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青森県の地域区分

青森県の地域区分は大きく分けると、「津軽地方」「南部地方」の2つに分けられます。

他に地域県民局による分け方では6区分となっており、まずこちらを紹介し最後に2区分を紹介します。

西北地域

青森県の左側にあたる地域で、「つがる市」「五所川原市」「西津軽郡(深浦町、鰺ヶ沢町)」「北津軽郡(板柳町、鶴田町、中泊町)」があります。

東青地域

青森県の中央にあたる地域で、「青森市」「東津軽郡(外ヶ浜町、今別町、蓬田村、平内町)」があります。

中南地域

青森県の左よりの下にあたる地域で、「弘前市」「黒石市」「平川市」「中津軽郡(西目屋村)」「南津軽郡(大鰐町、藤崎町、田舎館村)」があります。

三八地域

青森県の右下にあたる地域で、「八戸市」「三戸郡(田子町、三戸町、新郷村、南部町、五戸町、階上町)」があります。

上北地域

青森県の中央右にあたる地域で、「十和田市」「三沢市」「上北郡(横浜町、六ヶ所村、野辺地町、東北町、七戸町、六戸町、おいらせ町)」があります。

下北地域

青森県の右上にあたる地域で、「むつ市」「下北郡(佐井村、大間町、風間浦村、東通村)」があります。

津軽地方と南部地方

大きく左右に別れており、津軽地方は「西北地域」「東青地域」「中南地域」の3つで構成されています。

南部地方は「三八地域」「上北地域」「下北地域」の3つで構成されています。

補足とまとめ

  1. 読み→「津軽(つがる)」「南部(なんぶ)」「東青(とうせい)」「三八(さんぱち)」※その他読みは上の地図画像にて。
  2. 地域県民局→市町村に対して、組織的な支援を目的として設置された機関。
  3. 南部地方→県南地方とも呼ばれる。
  4. まとめ→大きく分けると左に「津軽地方」右に「南部地方」の2つで、さらに分けると6つの地域区分に分けられる。県庁所在地の青森市があるのは津軽地方、東青地域。

青森県の気候

県の中央にある奥羽山脈などの地形の影響などにより、日本海側(津軽地方側)と太平洋側(南部地方側)で気候は大きく変わります。

春(3月~5月)

3月に入ったばかりの頃は雪が降る地域ではまだまだ雪の日が続くところもあります。

4月下旬になってようやく降雪も落ち着き、気温も少しずつ暖かくなっていきます。

夏(6月~8月)

日本海側では夏っぽく暑さを伴った気温となります。

太平洋側では偏東風により、低温多湿となる傾向があります。

秋(9月~11月)

寒暖差が大きく、朝晩に比べると昼は暖かくなります。

統計的に見ると降水量が多くなってくるのもこの時期となっています。

冬(12月~2月)

降雪量に違いがあり、日本海側では冷たく湿って空気によって雪の降る日がおおくなります。

一方で太平洋側では奥羽山脈の影響によって晴れた日が多く、乾燥しているのが特徴的です。

補足とまとめ

  1. 読み→「奥羽山脈(おううさんみゃく)」「偏東風(へんとうふう)」
  2. 偏東風→通称「やませ」。太平洋側で起こる冷たく湿った東よりの風。
  3. 降雪量→青森市がダントツで多く、都市の中では世界一と言われるほど。
  4. まとめ→大きな特徴は日本海側の降雪量の多さ、そして夏の太平洋側の低温多湿。冬の太平洋側では雪より晴れの日が多い傾向。

現在の青森県知事

現在の青森県知事には、三村 申吾(みむら しんご)さんが就任しています。

1956年(昭和31年)4月16日生まれで、青森県上北郡出身です。

2003年(平成15年)7月から青森県知事を務めており、現在5期連続となっています。

1992年(平成4年)2月には百石町長、2000年6月には衆議院議員も務めていました。

「経済元気、暮らし向上」「人口減少に、ひるまず挑戦」「初心忘れず、県政に邁進」の3つの姿勢を大切にしています。

補足とまとめ

  1. 読み→「百石町(ももいしまち)」
  2. →第17~21代青森県知事。
  3. 百石町→現在合併により、おいらせ町。
  4. まとめ→2003年から5期連続で三村申吾さんが務める。

青森県章・青森県旗

出典:青森県のシンボル|青森県庁ウェブサイト Aomori Prefectural Government

1961年(昭和36年)1月1日に、県章と県旗ともに制定されました。

デザインとしては青森県の地形をそのまま図案化したものになります。

県旗は色の指定があり、このデザインを深緑色として、白地の旗に取り入れたものになります。

白色は広がる宇宙世界、深緑色は発展してやまない希望と未来を表現しています。

また、長さに関しても細かく規定があり、書き方も紹介があります。

補足とまとめ

  1. まとめ→県章、県旗共に1961年制定。青森県の土地をそのままデザインに。県旗は白色の旗に土地のデザインを深緑色で表現。

青森県のシンボルになっている鳥・木・花・魚

青森県の鳥「ハクチョウ」

1964年(昭和39年)7月7日に、ハクチョウが指定されました。

日本には冬の時期に渡ってくる渡り鳥で、青森県には数多くの白鳥が飛んできます。

冬を告げる鳥として青森県民に親しまれている代表的な鳥です。

青森県の木「ヒバ」

出典:東北森林管理局/天然青森ヒバの紹介

1966年(昭和41年)11月15日に、ヒバが指定されました。

青森ヒバは香りや木肌の美しさ、抗菌性を兼ね備えており、日本三大美林に一つにかぞえられています。

「あすなろ」とも呼ばれており、青森県で開催された、第32回国民体育大会での愛称としても使用されました。

青森県の花「りんごの花」

1971年(昭和46年)9月23日に青森県政100年を記念して、りんごの花が指定されました。

5月頃から薄いピンク色をしたような白い花が咲きます。

青森県といえば、りんごの生産量が日本一を誇っており、切り離すことのできない親しまれた花となっています。

青森県の魚「ヒラメ」

1987年(昭和62年)7月20日に、ヒラメが指定されました。

青森県は「つくり育てる漁業」を推進しており代表する魚として、ヒラメが挙げられています。

青森県の全ての沿岸海域で獲れる魚で、その生産量は全国でも1,2位を争っています。

補足とまとめ

  1. 日本三大美林→他に「秋田スギ(秋田県)」「木曽ヒノキ(長野県)」。
  2. 国民体育大会の愛称→第32回あすなろ国体。
  3. まとめ→鳥「ハクチョウ」木「ヒバ」花「りんごの花」魚「ヒラメ」の順に指定。

青森県の県民歌

青森県民の歌「青い森のメッセージ」

2001年(平成13年)1月1日に県民歌として制定されました。

これは2000年(平成12年)に当時の青森県知事であった木村守男さんが提唱しました。

歌詞を応募して採用されたものに補作詞として伊藤アキラさんが担当し、曲は作曲家の鈴木キサブローさんが担当しました。

老若男女誰でも親しまれるような歌として、県民が一人一人が「青い森」として社会を創っていく、そんな思いが込められています。

青森県には「青森県賛歌」という歌も制定されていますが、紹介されることはほとんどない封印状態となっています。

補足とまとめ

  1. 読み→「木村 守男(きむら もりお)さん」「青森県賛歌(あおもりけんさんか)」。
  2. まとめ→県民歌として「青い森のメッセージ」「青森県賛歌」があるが、後者は実質ない状態となっている。

青森県の世界遺産

白神山地

1993年(平成5年)12月11日に世界自然遺産として登録されました。

青森県南西部から、秋田県北西部にかけてまたがっている山地帯の総称であり、130,000haにもなる広さをもっています。

このうちブナ天然林が数多く占める区域の16,971haが登録対象となっており、青森県は12,627haを占めています。(約4分の3)

この人による影響をほとんど受けることのないブナ天然林の規模は大きく、東アジアの中では最大級とされています。

動物たちの餌となる植物が豊富なことから、白神山地にはツキノワグマやニホンザルなど、多様な生物を住んでいます。

補足とまとめ

  1. 読み→「白神山地(しらかみさんち)」。
  2. 順番→世界自然遺産として日本で屋久島と共に初めて登録。
  3. ヘクタール(ha)→1ha=10000平方メートル=100メートル×100メートルの正方形
  4. まとめ→世界自然遺産「白神山地」は青森県南西部に位置(秋田県とまたがる)。ブナ天然林が多く、多様な生物が住んでいる。

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