更新情報:シンボルを更新(2024.10.13)
はじめに
この記事では、沖縄県についてのことを簡単に知りたいという方向けに、基本的な情報をまとめています。
どのような情報についてまとめてあるのかは、目次に記載されている項目をご確認ください。
参考にしているものとしてはなるべく信憑性の高いものを選んでいますが、正確性に欠ける場合もあります。
また、ページを更新するタイミングによっては、情報が新しくなっていない場合もありますこと併せてご了承ください。
沖縄県の概要
沖縄県は九州地方に位置しており、海を隔てて鹿児島県と隣接している都道府県になっています。
市町村数は41市町村(11市11町19村)で、政令指定都市は無し、中核市及び県庁所在地は那覇市です。
沖縄県で有名なものとしてはサーターアンダギーやゴーヤといった食べ物や、シーサーなどがあります。
観光地としても人気で、水族館の中でも多くの来場者数を誇る美ら海水族館や、なんといっても海が綺麗とイメージされる県です。
そんな沖縄県には「Be.Okinawa」という観光のキャッチフレーズがあり、外国人観光客を増やす目的でつくられました。
沖縄県の面積・人口・人口密度
面積:2,282.10k㎡(+0.01k㎡)
人口:1,466,769人(+196人) 人口密度:約642.7人/k㎡
今回参照しているデータは以下のものになります。
- 面積参照→全国都道府県市区町村別面積調|国土地理院(2024.4.1時点)
- 人口参照→沖縄県の推計人口(2024.8.1時点)
面積については前回、人口は前月からの増減数を()内で表記しており、変化がない場合は(-)を表記しています。
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沖縄県の由来
1879年(明治12年)に琉球藩が廃止されたことによって沖縄県が成立しましたが、一時アメリカ軍の占領下となってしまいます。
その後1972年(昭和47年)に、アメリカから日本に復帰を果たしたことで、改めて沖縄県が設置されました。
沖縄という名称の由来については諸説あるそうなので、今回2つの説を紹介していこうと思います。
①「沖合いの漁場」が由来するとし、「おき」とは文字通り「沖」を、「なは」は「漁場」を意味するとして、これで「おきなわ」となった説。
②「沖にある場所」が由来とし、「おき」は同様に「沖」で、「なは」は「場所」を意味するとして、これが「おきなわ」になった説。
- 読み方→「琉球(りゅうきゅう)」
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現在の沖縄県知事
現在の沖縄県知事には玉城デニー(本名:康裕)さんが就任しており、1959年(昭和34年)10月13日生まれ、沖縄県うるま市出身の人物です。
2018年(平成30年)9月から沖縄県知事を務めており、2022年に再選を果たしたことで現在2期目となっています。
知事を務める以前は衆議院議員に4回当選しており、元々はタレント業をしていた人物でもあるようです。
政策としては医療体制や経済対策といった「コロナ対策・復興」や、「子どもは沖縄の未来」として子どもの支援を掲げていました。
その他地域づくりといった「安全・安心の沖縄へ」といったものもあり、110にもなる施策を推進するそうです。
- 読み方→「玉城 康裕(たまき やすひろ)」
沖縄県章・沖縄県旗
沖縄県章
出展:沖縄のシンボル/沖縄県
1972年(昭和47年)5月15日に県章が制定され、3つの丸を使用したデザインで、外側は海を表し、白い丸は沖縄の「O」と人の輪を表現しているそうです。
内側の丸は発展を表現したものになり、県章は「海洋」「平和」「発展」のシンボルとなっています。
沖縄県旗
1972年(昭和47年)10月13日に県旗が制定され、県章と同じデザインのものが採用されています。
色に関しては赤色と白色を用いたものですが、今の色合いになるまでは実は青色が使用されていたそうです。
尚、こちらの沖縄県旗は商品としても売られていましたので、興味のある方は是非ご覧ください。
沖縄県のシンボルになっている鳥・木・花・魚
沖縄県の鳥「ノグチゲラ」
1972年(昭和47年)10月26日に指定され、約30cm程の体で赤みのある茶色をしているノグチゲラは、沖縄本島の中でも北部に生息しています。
国の特別天然記念物にも指定されており、年々生息している数が減ってしまっているそうです。
沖縄県の木「リュウキュウマツ」
1972年(昭和47年)10月26日にリュウキュウマツが指定され、15メートル程の高さがある木です。
しお風にも強いという特徴があり、見た目の美しさや沖縄独自の木であることが選ばれた理由となっています。
沖縄県の花「デイゴ」
1972年(昭和47年)10月26日に指定されていて、デイゴの原産はインドやマレー半島となるそうです。
3月から5月頃に赤い花を咲かせ、南国をイメージさせる他、漆器の材料にも用いられています。
沖縄県の魚「タカサゴ」
1972年(昭和47年)5月15日にタカサゴが指定され、沖縄の方言では「グルクン」と呼ばれているそうです。
暖かい海に生息していることから、暖かい沖縄県では年間を通してその姿を見ることができます。
沖縄県の県民歌
沖縄県民の歌
1972年(昭和47年)5月15日に、県民歌として制定されました。
アメリカから日本に返還された際に郷土愛や発展を願って制作されました。
歌詞を公募した中から、沖縄県民の歌選定委員会によって補作されました。
作曲は琉球大学教授で声楽家でもあった城間繁さんが担当しました。
現在では毎年5月15日に行われる記念式典で演奏されています。
補足とまとめ
- 読み→「琉球(りゅうきゅう)」「城間 繁(しろま しげる)さん」
- 声楽→楽器ではなく、人の声が中心となる音楽
- まとめ→県民歌として「沖縄県民の歌」が1972年制定。日本に返還された際に制作された歌。
沖縄県の世界遺産
琉球王国のグスク及び関連遺産群
2000年(平成12年)12月2日に、世界文化遺産として登録されました。
グスクとは「城」を指しており、関連した遺産を合わせ、9つの構成資産からなっています。
グスクとして「今帰仁城跡」「座喜味城跡」「勝連城跡」「中城城跡」「首里城跡」の5つが登録されています。
関連遺産としては「園比屋武御嶽石門」「玉陵」「識名園」「斎場御嶽」の4つとなっています。
琉球王国の歴史を知る価値あるものとして評価されています。
補足とまとめ
- 読み→「今帰仁城(なきじんじょう)」「座喜味城(ざきみじょう)」「勝連城(かつれんじょう)」「中城城(なかぐすくじょう)」「首里城(しゅりじょう)」「園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)」「玉陵(たまうどぅん)」「識名園(しきなえん)」「斎場御嶽(せーふぁーうたき・サイハノうたき)」
- 今帰仁城→国頭郡今帰仁村に位置している。別名「北山城(ほくざんじょう)」。
- 座喜味城→中頭郡読谷村に位置している。別名「読谷山城(よみたんざんぐすく)」
- 勝連城→うるま市に位置している。
- 中城城→中頭郡北中城村に位置している。
- 首里城→那覇市に位置している。
- 園比屋武御嶽石門→那覇市に位置している。国王が各地を巡る際に礼拝していた場所。
- 玉陵→那覇市に位置している。歴代国王の陵墓。
- 識名園→那覇市に位置している。琉球の庭園の1つ。
- 斎場御嶽→南城市知念に位置している。礼拝所の1つ。
- まとめ→沖縄県には世界文化遺産として「琉球王国のグスク及び関連遺産群」が登録されている。琉球王国時代の城跡と関連した遺産群で構成されている。
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