更新情報:アイキャッチを更新(2025.2.3)
はじめに
この記事では、沖縄県についてのことを簡単に知りたいという方向けに、基本的な情報をまとめています。
どのような情報についてまとめてあるのかは、目次に記載されている項目をご確認ください。
参考にしているものとしてはなるべく信憑性の高いものを選んでいますが、正確性に欠ける場合もあります。
また、ページを更新するタイミングによっては、情報が新しくなっていない場合もありますこと併せてご了承ください。
沖縄県の概要

沖縄県は九州地方に位置しており、海を隔てて鹿児島県と隣接している都道府県になっています。
市町村数は41市町村(11市11町19村)で、政令指定都市は無し、中核市及び県庁所在地は那覇市です。
沖縄県で有名なものとしてはサーターアンダギーやゴーヤといった食べ物や、シーサーなどがあります。
観光地としても人気で、水族館の中でも多くの来場者数を誇る美ら海水族館や、なんといっても海が綺麗とイメージされる県です。
そんな沖縄県には「Be.Okinawa」という観光のキャッチフレーズがあり、外国人観光客を増やす目的でつくられました。
沖縄県の面積・人口・人口密度
面積:2,282.11k㎡(+0.01k㎡)
人口:1,467,671人(+606人) 人口密度:約643.1人/k㎡
今回参照しているデータは以下のものになります。
- 面積参照→全国都道府県市区町村別面積調|国土地理院(2024.7.1時点)
- 人口参照→沖縄県の推計人口(2024.11.1時点)
面積については前回、人口は前月からの増減数を()内で表記しており、変化がない場合は(-)を表記しています。
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沖縄県の由来

1879年(明治12年)に琉球藩が廃止されたことによって沖縄県が成立しましたが、一時アメリカ軍の占領下となってしまいます。
その後1972年(昭和47年)に、アメリカから日本に復帰を果たしたことで、改めて沖縄県が設置されました。
沖縄という名称の由来については諸説あるそうなので、今回2つの説を紹介していこうと思います。
①「沖合いの漁場」が由来するとし、「おき」とは文字通り「沖」を、「なは」は「漁場」を意味するとして、これで「おきなわ」となった説。
②「沖にある場所」が由来とし、「おき」は同様に「沖」で、「なは」は「場所」を意味するとして、これが「おきなわ」になった説。
- 読み方→「琉球(りゅうきゅう)」
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現在の沖縄県知事
画像出典:知事のプロフィール|沖縄県公式ホームページ
現在の沖縄県知事には玉城デニー(本名:康裕)さんが就任しており、1959年(昭和34年)10月13日生まれ、沖縄県うるま市出身の人物です。
2018年(平成30年)9月から沖縄県知事を務めており、2022年に再選を果たしたことで現在2期目となっています。
知事を務める以前は衆議院議員に4回当選しており、元々はタレント業をしていた人物でもあるようです。
政策としては医療体制や経済対策といった「コロナ対策・復興」や、「子どもは沖縄の未来」として子どもの支援を掲げていました。
その他地域づくりといった「安全・安心の沖縄へ」といったものもあり、110にもなる施策を推進するそうです。
- 読み方→「玉城 康裕(たまき やすひろ)」
沖縄県章・沖縄県旗
画像出典:沖縄のシンボル|沖縄県公式ホームページ
沖縄県章
1972年(昭和47年)5月15日に県章が制定され、3つの丸を使用したデザインで、外側は海を表し、白い丸は沖縄の「O」と人の輪を表現しているそうです。
内側の丸は発展を表現したものになり、県章は「海洋」「平和」「発展」のシンボルとなっています。
沖縄県旗
1972年(昭和47年)10月13日に県旗が制定され、県章と同じデザインのものが採用されています。
色に関しては赤色と白色を用いたものですが、今の色合いになるまでは実は青色が使用されていたそうです。
尚、こちらの沖縄県旗は商品としても売られていましたので、興味のある方は是非ご覧ください。
沖縄県のシンボルになっている鳥・木・花・魚
沖縄県の鳥「ノグチゲラ」

1972年(昭和47年)10月26日に指定され、約30cm程の体で赤みのある茶色をしているノグチゲラは、沖縄本島の中でも北部に生息しています。
国の特別天然記念物にも指定されており、年々生息している数が減ってしまっているそうです。
沖縄県の木「リュウキュウマツ」

1972年(昭和47年)10月26日にリュウキュウマツが指定され、15メートル程の高さがある木です。
しお風にも強いという特徴があり、見た目の美しさや沖縄独自の木であることが選ばれた理由となっています。
沖縄県の花「デイゴ」

1972年(昭和47年)10月26日に指定されていて、デイゴの原産はインドやマレー半島となるそうです。
3月から5月頃に赤い花を咲かせ、南国をイメージさせる他、漆器の材料にも用いられています。
沖縄県の魚「タカサゴ」

1972年(昭和47年)5月15日にタカサゴが指定され、沖縄の方言では「グルクン」と呼ばれているそうです。
暖かい海に生息していることから、暖かい沖縄県では年間を通してその姿を見ることができます。
沖縄県の県民歌
1972年(昭和47年)5月15日に、沖縄県の県民歌として「沖縄県民の歌」という曲が制定されました。
歌詞については公募が行われており、沖縄県で詩人や作詞家などの活動をしていた、宮里静湖さんの作品が採用されています。
作曲については城間繁さんが依頼されたことにより手掛けており、城間さんは琉球大学教授で声楽家でもある人物です。
制定に至った経緯としては、沖縄がアメリカから日本に返還されることが決まったことによるものとしています。
この県民歌は、沖縄県民の誇りと郷土愛を培い、新生沖縄県の限りない発展を期して作られました。
- 読み方→「宮里静湖(みやざとせいこ)」「城間繁(しろましげる)」
沖縄県の世界遺産
琉球王国のグスク及び関連遺産群

2000年(平成12年)12月に、沖縄県1つ目の世界文化遺産として、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」が登録されました。
この世界遺産は沖縄県のみでの登録となっており、グスクとは一般的には「城塞」といったことを意味する言葉です。
構成資産としては、「首里城跡」などのグスクが5件、「識名園」などの関連遺産が4件の、計9件があります。
琉球王国とは、3つの国を統一したことによってできた、1429年から1879年まで続いた王政の国です。
海外とも交流があったとされ、王国の独自の文化を示した遺産群が残っていることが評価されました。
奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島

2021年(令和3年)7月に、沖縄県2つ目の世界遺産として、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が登録されました。
こちらは世界自然遺産に分類されており、沖縄県だけではなく、鹿児島県と共同の世界遺産になっています。
この中で沖縄県に属しているのは、「沖縄島北部」と「西表島」で、島の一部の場所が登録対象です。
それぞれ、「ヤンバルクイナ」や「イリオモテヤマネコ」など、その地にしかいない固有種が生息しています。
絶滅危惧種といった希少な生物もいふことから、生物多様性的にも重要な地域であると評価されました。
- 読み方→「首里城(しゅりじょう)」「識名園(しきなえん)」「奄美(あまみ)」「西表(いりおもて)」
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