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長崎県について学ぼう!長崎県に関する基本知識まとめ

都道府県別知識まとめ

更新情報:世界遺産の項目を更新(2025.1.25)

はじめに

この記事では、長崎県についてのことを簡単に知りたいという方向けに、基本的な情報をまとめています。

どのような情報についてまとめてあるのかは、目次に記載されている項目をご確認ください。

参考にしているものとしてはなるべく信憑性の高いものを選んでいますが、正確性に欠ける場合もあります。

また、ページを更新するタイミングによっては、情報が新しくなっていない場合もありますこと併せてご了承ください。

長崎県の概要

日本地図

長崎県は九州地方に位置しており、佐賀県及び有明海で熊本県と福岡県が隣接している都道府県になっています。

市町村数は21市町村(13市8町0村)で、政令指定都市は無し、中核市は長崎市と佐世保市で、県庁所在地は長崎市です。

長崎県の有名なものとしてはカステラや長崎ちゃんぽんといった食べ物、テーマパークであるハウステンボスなどがあります。

平和公園、平和祈念像があるのも長崎県で、ここは学生の時に訪れた方も多いのではないでしょうか。

そんな長崎県には「ひかりと祈り 光福の街 長崎」というキャッチコピーがあり、これは光をテーマとするイベントがあることや、平和の祈りなどをイメージしたものになります。

  • 読み方→「光福(こうふく)」

長崎県の面積・人口・人口密度

面積:4,131.20k㎡(+0.14k㎡)

人口:1,250,185人(-520人) 人口密度:約302.6人/k㎡

今回参照しているデータは以下のものになります。

  1. 面積参照→全国都道府県市区町村別面積調|国土地理院(2024.7.1時点)
  2. 人口参照→長崎県異動人口調査(2024.11.1時点)

面積については前回、人口は前月からの増減数を()内で表記しており、変化がない場合は(-)を表記しています。

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長崎県の由来

野母崎半島
画像:野母崎半島

1869年(明治2年)に「長崎府」が長崎県に改称、その後編入などが行われて現在の長崎県が成立しました。

県名は当時県庁が置かれた場所にちなんだもので、長崎という地名の由来については諸説あるそうなので今回2つ紹介していこうと思います。

①鎌倉時代の北条氏の直属に長崎氏という一族がおり、この地を治めていたことからこの長崎氏が由来とする説。

②この地域にある野母崎半島が「長い岬」と呼ばれ、この言葉が「長か岬」というように訛ったことでこれが「長崎」と転じた説。

ちなみにですが、上記2つの説の中では①の説が有力であると考える情報が多く見られました。

  • 読み方→「野母崎(のもざき)」

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現在の長崎県知事

大石 賢吾
画像出典:大石 賢吾-知事プロフィール

現在の長崎県知事には、大石 賢吾さんが就任しており、1982年(昭和57年)7月8日生まれで、長崎県五島市出身の人物です。

2022年(令和4年)より長崎県知事を務めており、今回初当選ということで現在1期目となっています。

知事を務める以前は国立研究開発法人 日本医療研究開発機構革新基盤創成事業部 事業推進課の課長だったようです。

政策ポイントというものが紹介されており、簡単に紹介すると「県民との対話」「人口減少」「コロナ対策の強化」「子育て支援と教育環境」「医療福祉介護」がありました。

その他紹介しきれませんが、「行財政改革」「産業の振興」「交通ネットワーク」「離島振興」「デジタル社会」などもあります。

  • 読み方→「大石 賢吾(おおいしけんご)」

長崎県章・長崎県旗

長崎県章
画像出典:長崎県のシンボル | 長崎県

長崎県章

1991年(平成3年)4月1日に県章が制定され、長崎の頭文字から「N」の文字をとって、平和の象徴とされるハトをイメージしたデザインとなっています。

これは未来への前進を表現しており、中央の円は国際性を表現するために地球をイメージしたものだそうです。

長崎県旗

1991年(平成3年)8月30日に長崎県旗が制定され、県章と同じデザインのものが使用されています。

ちなみに県旗に長崎県と記載されている場合もあるそうですが、どちらも正式な県旗だそうです。

尚、こちらの長崎県旗は商品としても売られていましたので、興味のある方は是非ご覧ください。

長崎県のシンボルになっている鳥・林木・花木・花・獣

長崎県の鳥「オシドリ」

オシドリ
画像:オシドリ

1966年(昭和41年)4月15日にオシドリが指定され、長崎県では秋から冬にかけて山間渓流地帯で姿を見ることができます。

オスとメスで異なっている部分あり、メスに比べるとオスは色鮮やかな羽をもっていることが特徴です。

長崎県の林木「ヒノキ」

ヒノキ
画像:ヒノキ

1966年(昭和41年)11月25日に、長崎の林木のシンボルとしてヒノキを指定することになりました。

長崎県内では一番植林されている数が多い木となっていて、雲仙の地域にはヒノキ林はまた一段と美しさが際立っています。

長崎県の花木「ツバキ」

ツバキ
画像:ツバキ

1966年(昭和41年)11月25日にツバキが指定され、長崎県においては広い範囲に分布しています。

長崎県はツバキの実の生産で日本一になったことがあり、五島ツバキが特に有名だそうです。

長崎県の花「雲仙ツツジ(ミヤマキリシマ)」

雲仙ツツジ
画像:雲仙ツツジ

1982年(昭和57年)3月19日に雲仙ツツジが指定され、主にミヤマキリシマのことを雲仙ツツジと呼ぶそうです。

国の特別天然記念物にも指定されており、その名の通り雲仙の地域に群生している花になります。

長崎県の獣「九州シカ」

シカ
画像:シカ

1966年(昭和41年)4月15日に九州シカが指定され、長崎県では五島列島や八郎岳などに生息しています。

五島産のシカは新種とされており、シーボルトによって世界へ広く知られていったという歴史があるそうです。

長崎県の県民歌

1961年(昭和36年)6月1日に、長崎県の県民歌として「南の風」という歌が制定されていました。

歌詞は公募が行われましたが、該当作品は無しとなってしまい、組織された県民の歌作詞委員会によって作詞されたそうです。

作曲については、当時長崎大学の教授であり作曲家でもあった山口健作さんが担当して完成しました。

制定意義は、明るく楽しい県民生活のために、いつでもどこでも誰でも歌える歌としています。

ちなみに県民歌とは別に、「長崎県民音頭」という音頭が先駆けて作られており、県民歌と一緒にレコードに収録されていたようです。

長崎県の世界遺産

明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業

長崎造船所 ジャイアント・カンチレバークレーン
画像:長崎造船所 ジャイアント・カンチレバークレーン

2015年(平成27年)7月に、長崎県1つ目の世界文化遺産として、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が登録されました。

山口県、福岡県、佐賀県、熊本県、鹿児島県、岩手県、静岡県、そして長崎県を含む8県で構成される世界遺産になります。

23件の構成資産があり、長崎県には一部紹介すると、「長崎造船所」の「ジャイアント・カンチレバークレーン」「端島炭鉱」など、計8件の資産があるようです。

この世界遺産は、日本が西洋から非西洋へと転換したことで、産業化に成功したことを示す遺産群で構成されています。

このことにより日本は急速な発展を遂げることができ、世界史的にも重要なものであると評価されました。

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産

原城跡
画像:原城跡

2018年(平成30年)7月に、長崎県2つ目の世界文化遺産として、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が登録されました。

天草地方とは熊本県にある地域で、長崎県と併せて2県合同での世界文化遺産となっています。

この世界遺産は12件の構成資産があり、そのうち長崎県には「大浦天主堂」「大野集落」「原城跡」など11件が対象のようです。

名称にもある潜伏キリシタンとは、17~19世紀の時代にキリスト教禁教期の時代に、普通の生活を送りながらも信仰を続けようとしてきたキリシタンをそう呼びます。

信者だけで信仰を続けてきたこと、それでも孤立をせずに社会との関わりを持ち、独自の伝統をつくった歴史を示すものとして評価されました。

  • 読み方→「天草(あまくさ)」

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