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秋田県について学ぼう!秋田県に関する基本知識まとめ

都道府県別知識まとめ

更新情報:世界遺産の項目を更新(2025.1.17)

はじめに

この記事では、秋田県についてのことを簡単に知りたいという方向けに、基本的な情報をまとめています。

どのような情報についてまとめてあるのかは、目次に記載されている項目をご確認ください。

参考にしているものとしてはなるべく信憑性の高いものを選んでいますが、正確性に欠ける場合もあります。

また、ページを更新するタイミングによっては、情報が新しくなっていない場合もありますこと併せてご了承ください。

秋田県の概要

日本地図

秋田県は東北地方に位置しており、青森県、岩手県、宮城県、山形県が隣接している都道府県になっています。

市町村数は25市町村(13市9町3村)で、政令指定都市は無し、中核市及び県庁所在地は秋田市です。

秋田県の有名なものとしてはきりたんぽといった郷土料理に、伝統行事としてもある、なまはげといったものがあります。

自然的なものでいえば田沢湖という日本一深い湖があり、その他豪雪地帯が多く日照時間も比較的少ないことが特徴の県です。

そんな秋田県のキャッチコピーには「あきたびじょん」というものがあり、本当の豊かさを認識して誇りをもち、前へ進もうといったような意味合いが込められています。

  • 読み方→「田沢湖(たざわこ)」

秋田県の面積・人口・人口密度

面積:11,637.52k㎡(-)

人口:895,086人(-1,139人) 人口密度:約76.9人/k㎡

今回参照しているデータは以下のものになります。

  1. 面積参照→全国都道府県市区町村別面積調|国土地理院(2024.7.1時点)
  2. 人口参照→秋田県の人口と世帯(2024.11.1時点)

面積については前回、人口は前月からの増減数を()内で表記しており、変化がない場合は(-)を表記しています。

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秋田県の由来

秋田県地図
画像:秋田県

1871年(明治4年)に廃藩置県が、更にその後秋田県とその他の県と合併が行われたことによって現在の秋田県が成立しました。

県の名称は秋田郡からとられたもので、秋田という名称の由来については諸説ありましたので以下に記載します。

①半島の部分など諸説あるが、地形がアゴに似ていたことから「齶田」と呼ばれ、これが転じて「秋田」になったとする説。

②高くなっている場所ということから高いことを表す「上げ」、場所を意味する「と」がそれぞれ「あぎ」と「た」に転じ、それが更に秋田へと変化していった説。

③低湿地であったことから「悪田」と呼ばれ、これが転じていったことで「秋田」へと変化した説。

  • 読み方→「齶田(あぎた)」「悪田(あくた)」

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現在の秋田県知事

佐竹 敬久
画像出典:プロフィール|佐竹のりひさ 公式Webサイト

現在の秋田県知事には、佐竹 敬久さんが就任しており、1947年(昭和22年)11月15日生まれ、秋田県仙北市出身の人物です。

2009年(平成21年)4月から秋田県知事を務めており、2021年にも再選を果たしたことで現在4期目となっています。

秋田県知事になる前には秋田市長を2001年(平成13年)7月から2009年2月まで務めていました。

大変革の時代ということでそれに真っ正面から向き合うとしており、秋田の可能性を発揮する時代とも考えているようです。

そのために人材育成や新産業と雇用を生み出す再生エネルギー戦略、森林資源を使った温暖化対策、食糧供給県ならではの農林水産業の役割拡大などを掲げていました。

  • 読み方→「佐竹 敬久(さたけ のりひさ)」

秋田県章・秋田県旗

秋田県章

秋田県章
画像出典:県のマーク(県章)・県旗|美の国あきたネット-秋田県

1959年(昭和34年)11月3日に公募によって制定され、秋田県の頭文字の「ア」をカタカナ表記で図案化したデザインになります。

このデザインは躍動的にしたもので、県勢の飛躍といったことや県の発展を表現しているそうです。

秋田県旗

秋田県旗
画像出典:県のマーク(県章)・県旗|美の国あきたネット-秋田県

県章と同じく1959年(昭和34年)11月3日に制定され、旗に使われるデザインは県章と同じものになります。

県旗については、朱茶色の旗に県章を中央に白ぬきしたものという色の指定もあるようです。

尚、こちらの秋田県旗は商品としても売られていましたので、興味のある方は是非ご覧ください。

秋田県のシンボルになっている鳥・木・花

秋田県の鳥「やまどり」

やまどり
画像:やまどり

1964年(昭和39年)に公募によって指定されたキジ科のやまどりは、古くから秋田県民に親しまれているそうです。

やまどりは秋田県内に広く分布しており、主に内陸部の山地に生息している鳥となっています。

秋田県の木「秋田杉」

秋田杉
画像:秋田杉

1966年(昭和41年)に公募によって指定され、秋田杉は日本三大美林の一つに数えられています。

美しい木目と、強い材質を持ち合わせていることが特徴の天然杉となっているとのことでした。

秋田県の花「ふきのとう」

ふきのとう
画像:ふきのとう

1954年(昭和29年)にNHKが全国を対象にした郷土の花を募集した際、ふきのとうが指定されました。

ふきのとうは秋田弁において「バッケ」と呼ばれていて、食材としても親しまれています。

秋田県の魚「ハタハタ」

ハタハタ
画像:ハタハタ

2002年(平成14年)に秋田県民からの意見をもとにして、県の魚に指定されることとなりました。

基本的に水深約250メートルの海底で育っているハタハタは産卵のため、初冬に沿岸で見かけることができます。

秋田県の県民歌

1930年(昭和5年)10月に「秋田県民歌」が、1959年(昭和34年)に「県民の歌」の2曲が制定されました。

「秋田県民歌」は作詞を倉田政嗣さんの作品から高野辰之さんが修正し、作曲を成田為三さんが手掛けています。

この歌はかつて山形県県民歌「最上川」と、長野県歌「信濃の国」と並んで、「三大県民歌」とも称されていたそうです。

「県民の歌」は作詞を大久保笑子さん、作曲は菅原良昭さんの作品が公募によって採用となりました。

秋田まごころ国体をはじめとする、大型事業が相次いで行われることを記念して募集されたものになります。

秋田県の世界遺産

白神山地

白神山地のブナ林
画像:白神山地のブナ林

1993年(平成5年)12月に、秋田県1つ目の世界自然遺産として、「白神山地」という名称で登録されました。

白神山地とは、秋田県北西部と青森県南西部にまたがる山岳の総称で、13万ヘクタールに及ぶ広さをもっています。

そのうち16,971ヘクタールが登録範囲となっており、秋田県側の面積は4,344ヘクタールとなっていました。

この世界遺産は、東アジア最大級ともいわれる人の手がほとんど入っていない、原生的なブナ天然林が生えていることが特徴の一つです。

その他多種多様な植物や動物が生息しており、前述したブナ林といった自然が保たれていることが評価されていました。

北海道・北東北の縄文遺跡群

大湯環状列石
画像:大湯環状列石

2021年(令和3年)7月に、秋田県2つめの世界遺産として「北海道・北東北の縄文遺跡群」が登録されました。

こちらは世界文化遺産となっており、構成されている資産は秋田県だけではなく、北海道、青森県、岩手県にまたがった世界遺産です。

計17つの資産から構成されていて、秋田県には鹿角市にある「大湯環状列石」、北秋田市にある「伊勢堂岱遺跡」の2つがあります。

この世界遺産が登録された場所には、当時人々が変化する環境にも負けず、1万年以上も定住していたそうです。

そして、これらの遺跡群は農耕文化以前の生活や、文化がどのようなものであったのかを示すものとして評価されています。

  • 読み方→「鹿角市(かづのし)」「大湯環状列石(おおゆかんじょうれっせき)」「伊勢堂岱(いせどうたい)」

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