更新情報:アイキャッチを更新(2024.2.1)
はじめに
この記事では、静岡県についてのことを簡単に知りたいという方向けに、基本的な情報をまとめています。
どのような情報についてまとめてあるのかは、目次に記載されている項目をご確認ください。
参考にしているものとしてはなるべく信憑性の高いものを選んでいますが、正確性に欠ける場合もあります。
また、ページを更新するタイミングによっては、情報が新しくなっていない場合もありますこと併せてご了承ください。
静岡県の概要

静岡県は中部地方に位置しており、愛知県、長野県、山梨県、神奈川県が隣接している都道府県になっています。
市町村数は35市町村(23市12町0村)で、政令指定都市は静岡市と浜松市、中核市は無く県庁所在地は静岡市です。
静岡県の有名なものとしては、うなぎやお茶といった食品、富士山や浜名湖といった自然のものなどがあります。
また、それ以外でいえば日本三大温泉にも数えられている熱海温泉が知られている県です。
その熱海温泉や世界遺産にも登録された富士山を始め、三島大社や伊豆半島ジオパークなど観光資源にも恵まれています。
静岡県の面積・人口・人口密度
面積:7,777.01k㎡(+0.02k㎡)
人口:3,520,616人(-2,034人) 人口密度:約452.6人/k㎡
今回参照しているデータは以下のものになります。
- 面積参照→全国都道府県市区町村別面積調|国土地理院(2024.10.1時点)
- 人口参照→静岡県人口推計(2024.12.1時点)
面積については前回、人口は前月からの増減数を()内で表記しており、変化がない場合は(-)を表記しています。
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静岡県の由来

1871年(明治4年)に廃藩置県によって静岡県が生まれ、その5年後に合併が行われたことによって現在の静岡県が成立しました。
県名は県庁が置かれたのが静岡であったことにちなみ、静岡という名称は賤機山が由来とされています。
賤機山は現在の静岡市にある山で、そこから「静」「静城」「静岡」の3つの候補が挙げられ、静岡に決定となりました。
ちなみに当初は「賤機山の丘陵」ということから「賤ヶ丘」という表記にする予定だったともいわれています。
しかし、賤しいという漢字は相応しくないなどの理由から今の字に変更されることになったそうです。
- 読み方→「賤機山(しずはたやま)」「賤ヶ丘(しずがおか)」「静(しず)」「静城(しずき)」「賤しい(いや)」
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現在の静岡県知事
画像出典:ようこそ知事室へ|静岡県公式ホームページ
現在の静岡県知事には鈴木 康友さんが就任しており、1957年(昭和32年)8月23日生まれ、静岡県浜松市出身の人物です。
2024年(令和6年)5月より静岡県知事を務めており、今回初当選ということで1期目となっています。
知事を務める以前は浜松市長を4期務めていて、指定都市市長会会長にも就任していたそうです。
「幸福度日本一の県」を目指しているということで、3つのテーマを軸に政策検討をしているとの情報がありました。
その3つのテーマとは「人口減少対策」「産業振興」「県民の安心安全」といったものになります。
- 読み方→「鈴木 康友(すずき やすとも)」
静岡県章・静岡県旗
静岡県章
画像出典:県の概要 県章・県旗|静岡県公式ホームページ
1968年(昭和43年)8月6日に県章が制定され、富士山と静岡の地形をイメージして作られています。
親しみやすく豊かで明るい、住みやすい静岡県や、前進と団結といったことを表現しているそうです。
静岡県旗
画像出典:県の概要 県章・県旗|静岡県公式ホームページ
1968年(昭和43年)8月26日に制定され、中央に県章を使用し、大空と太平洋を示し躍進と発展を表現した青色を旗に採用しています。
県章は外側を白く囲い、情熱や団結、明るい陽光を象徴しているオレンジ色を使うそうです。
尚、こちらの静岡県旗は商品としても売られていましたので、興味のある方は是非ご覧ください。
静岡県のシンボルになっている鳥・木・花
静岡県の鳥「さんこうちょう」

1964年(昭和39年)10月22日に公募によって指定され、静岡県内では富士山の麓などでその姿を見ることができます。
4月の終わりごろに日本に渡ってくる鳥で、「月、日、星、ぽいぽい」と鳴き声が聞こえることから、三光鳥と名付けられたそうです。
静岡県の木「もくせい」

1966年(昭和41年)12月27日に公募によって指定され、暖かい地方に適しており、県内の広い範囲でその姿を見ることができます。
県の木選定委員会によって決まったものとなっていて、庭木などで使われることが多いそうです。
静岡県の花「つつじ」

1965年(昭和40年)9月21日に公募によって指定され、県の気候風土に適したつつじは様々な場所でみられます。
静岡県花の会連合会によって決定されたものだそうで、静岡限定の品種もあるとのことでした。
静岡県の県民歌
1968年(昭和43年)8月14日に、静岡県の県民歌として「静岡県歌」が、制定されることになりました。
歌詞は公募が行われた結果、富士市出身である羽切喜三さんの応募作が採用され、審議会によって補作されています。
作曲については、作曲家である中田善直さんに審議会が依頼したことで、手掛けられました。
この県民歌は、県民すべての心を結ぶ絆として作成されたそうで、制定意義ともされています。
作曲するにあたっては、豊かさと美しさ、そして力強さがテーマとして挙がっていたそうです。
静岡県の世界遺産
富士山ー信仰の対象と芸術の源泉

2013年(平成25年)6月に、静岡県1つ目の世界文化遺産として、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」が登録されました。
この世界遺産は、静岡県だけではなく山梨県と一緒に登録されており、25件の構成資産からなっています。
静岡県においては、須走口登山道などがある「富士山域」や「須山浅間神社」「冨士浅間神社」など、9件の資産があるようです。
古くには噴火を繰り返していたことから、神が宿る山として人々から畏れられ、それを鎮めるために浅間神社を建てたといわれています。
さらに富士山は、その美しい姿から詩として詠まれたり、絵画に描かれる対象にもなっていて、上記とあわせて信仰の対象と芸術の源泉として価値があると評価されました。
明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業

2015年(平成27年)7月に、静岡県2つ目の世界文化遺産として、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が登録されました。
静岡県の他、山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、岩手県の8県にまたがった世界遺産です。
23件の構成資産からなっており、静岡県においては伊豆の国市にある「韮山反射炉」が登録されています。
韮山反射炉は鉄などの金属を溶かして、大砲を製造するために建てられた設備であるそうです。
この世界遺産は日本の産業が飛躍的に成長したことを示すものですが、韮山反射炉もその影響を与えたものとして評価されました。
- 読み方→「須走口(すばしりぐち)」「須山浅間(すやませんげん)」「冨士浅間(ふじさんげん)」「韮山(にらやま)」
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