更新情報:アイキャッチを更新(2025.2.3)
はじめに
この記事では、鹿児島県についてのことを簡単に知りたいという方向けに、基本的な情報をまとめています。
どのような情報についてまとめてあるのかは、目次に記載されている項目をご確認ください。
参考にしているものとしてはなるべく信憑性の高いものを選んでいますが、正確性に欠ける場合もあります。
また、ページを更新するタイミングによっては、情報が新しくなっていない場合もありますこと併せてご了承ください。
鹿児島県の概要

鹿児島県は九州地方に位置しており、熊本県と宮崎県が隣接している都道府県になっています。
市町村数は43市町村(19市20町4村)で、政令指定都市は無し、中核市及び県庁所在地は鹿児島市です。
鹿児島県で有名なものとしては黒豚や焼酎といった食品の他、世界遺産にも登録された屋久島などがあります。
また、他にも代表する人物として西郷隆盛であったり、シンボルともいわれる桜島がある県です。
そんな鹿児島県には「南の宝箱 鹿児島」というキャッチコピーがあり、食や歴史、資源などを宝物として、多くの宝物を認識してほしいということからできました。
鹿児島県の面積・人口・人口密度
面積:9,186.20k㎡(-)
人口:1,530,961人(-751人) 人口密度:約166.6人/k㎡
今回参照しているデータは以下のものになります。
- 面積参照→全国都道府県市区町村別面積調|国土地理院(2024.7.1時点)
- 人口参照→月報(毎月推計人口)(2024.11.1時点)
面積については前回、人口は前月からの増減数を()内で表記しており、変化がない場合は(-)を表記しています。
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鹿児島県の由来

1871年(明治4年)に、廃藩置県が行われたことによって鹿児島県が成立することになりました。
古くには県内にある桜島のことを「鹿児島」と呼んでいたともされ、名称の由来については諸説あるそうなので今回3つ紹介していこうと思います。
①崖という意味を持つ「カゴ」という言葉があり、桜島が崖に囲まれていたことから「かごしま」となった説。
②火山を意味している「カグ」という言葉があり、これが転じていったことで「かごしま」になった説。
③鹿の字が使われていることから、たくさんの鹿の子供が生息していたことに由来するとしている説。
- 読み方→「桜島(さくらじま)」
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現在の鹿児島県知事
画像出典:鹿児島県/知事プロフィール
現在の鹿児島県知事には塩田 康一さんが就任しており、1965年(昭和40年)10月15日生まれ、鹿児島県鹿児島市出身の人物です。
2020年(令和2年)7月から鹿児島県知事を務めており、2024年に再選を果たしたことで現在2期目となっています。
知事を務める以前は九州経済産業局長に2018年(平成30年)6月から務めていた経歴があるようです。
政策としてはいくつかありますが、簡単に紹介すると「原油価格・物価高騰への対応」「稼ぐ力の向上」があります。
その他にも「人材育成」「結婚や子育て」「くらしの質の向上」「奄美・離島の振興」「医療・介護・福祉の確保、充実」などに基づいた政策が掲げられていました。
- 読み方→「塩田 康一(しおた こういち)」
鹿児島県章・鹿児島県旗・シンボルマーク
鹿児島県章・鹿児島県旗
画像出典:鹿児島県/県章・シンボルマーク
1967年(昭和42年)3月10日に制定され、鹿児島の地形を図案化したものとなっており、中央の丸は桜島を表現するそうです。
鹿児島県が将来に向かって伸びていくことを象徴しているそうで、白、黒、赤が使用されています。
尚、こちらの鹿児島県旗は商品としても売られていましたので、興味のある方は是非ご覧ください。
シンボルマーク
画像出典:鹿児島県/県章・シンボルマーク
1994年(平成6年)3月16日にシンボルマークが制定され、自然を表した「風」「波」を使ったものになります。
これで鹿児島県の「K」を表現していて、未来へと伸びる躍動的な鹿児島県を象徴したものだそうです。
鹿児島県のシンボルになっている鳥・木・花
鹿児島県の鳥「ルリカケス」

1965年(昭和40年)に指定されていて、ルリカケス瑠璃色が特徴的なカラス科の鳥で、国の天然記念物にも指定されています。
奄美大島など限られた地域にしか生息していないことから、貴重な鳥として扱われているそうです。
鹿児島県の木「カイコウズ」

1966年(昭和41年)に指定され、南米原産のマメ科の落葉高木であるカイコウズは、鹿児島県に早い時期に入ってきました。
夏から秋にかけて開く赤色の花と緑色の葉が綺麗にマッチしており、南国的な雰囲気を醸し出していることを理由に選ばれたそうです。
鹿児島県の木「クスノキ」

1970年(昭和45年)にクスノキが指定され、病気などにも強く育てやすいことから親しまれてきました。
県内には広い範囲で生えていますが、姶良市には日本一と呼ばれるほどの巨大な木があります。
鹿児島県の花「ミヤマキリシマ」

1954年(昭和29年)にミヤマキリシマが指定され、その名の通り霧島山系を中心として自生している花です。
四季を通じて彩られる花として、鹿児島県を象徴する花に相応しいということで選ばれました。
鹿児島県の県民歌
1948年(昭和23年)12月16日に、鹿児島県の県民歌として「鹿児島県民の歌」が制定されました。
歌詞については公募が行われており、結果は鹿児島県笠沙町(現南さつま市)出身の中学校教員であった、坂口利雄さんの作品が採用されたようです。
作曲に関しては、当時の知事と同じ岡山県出身であった縁から、作曲家の山田耕筰さんに依頼されました。
この県民歌は、戦災からの復興を目指す県民の情熱を、平易で明るい歌にした復興の歌となっているそうです。
その為、県民の士気を高め、希望を与え、民主的で平和な鹿児島県を作るという目的のもと制定されています。
- 読み方→「笠沙町(かささちょう)」
鹿児島県の世界遺産
屋久島

1993年(平成5年)12月に、鹿児島県1つ目の世界自然遺産として、「屋久島」が登録されました。
屋久島は鹿児島県の南に位置する島となっており、熊毛郡屋久島町に属している場所になります。
島全体が世界遺産となっているわけではなく、約20%に相当する10,747ヘクタールが登録範囲です。
ヤクスギと呼ばれる杉をはじめ、ヤクシカなど屋久島固有の動植物が多く分布していることが、特徴の一つとなっています。
こうした固有種の多さであったり、ヤクスギの樹齢の長さ、その中で生まれた美しい自然などが評価されました。
明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業

2015年(平成27年)7月に、鹿児島県2つ目の世界遺産として、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が登録されました。
この世界遺産は文化遺産となっており、鹿児島県の他、山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、岩手県、静岡県の8県で構成されています。
構成資産としては23件あり、そのうち鹿児島県には「旧集成館」「寺山炭窯跡」「関吉の疎水溝」が対象です。
この登録されている場所は、明治にかけて行われた日本の産業化により、著しい発展を遂げたことを示す遺産群になります。
その他の国にも影響与えたという点などから、日本の歴史を理解するうえで重要なものであると評価されました。
奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島

2021年(令和3年)7月に、鹿児島県3つ目の世界遺産として、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が登録されました。
こちらは世界自然遺産に分類されており、鹿児島県と沖縄県の2つの県によって構成されています。
そのうち鹿児島県は、「奄美大島」と「徳之島」の一部の場所が、世界遺産の対象となっているようです。
この島々は「アマミノクロウサギ」や「オビトカゲモドキ」など、様々な固有種が生息しています。
世界遺産の範囲には絶滅危惧種もおり、生物多様性の高い場所であると評価され、登録へと至りました。
- 読み方→「熊毛郡(くまげぐん)」「奄美(あまみ)」「西表(いりおもて)」
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