更新情報:県民歌を更新(2024.11.5)
はじめに
この記事では、山口県についてのことを簡単に知りたいという方向けに、基本的な情報をまとめています。
どのような情報についてまとめてあるのかは、目次に記載されている項目をご確認ください。
参考にしているものとしてはなるべく信憑性の高いものを選んでいますが、正確性に欠ける場合もあります。
また、ページを更新するタイミングによっては、情報が新しくなっていない場合もありますこと併せてご了承ください。
山口県の概要
山口県は中国地方に位置しており、島根県、広島県が隣接している都道府県になっています。
市町村数は19市町村(13市6町0村)で、政令指定都市は無し、中核市は下関市で県庁所在地は山口市です。
山口県で有名なものとしては名物として知られるフグや、関門海峡などが知られています。
その他岩国城や壇之浦古戦場跡など、歴史的な場所が多く存在している県でもあるようです。
そんな山口県には「おいでませ ふくの国、山口」という観光キャッチフレーズがあり、福を連想させる名物のフグなどからイメージしたものになります。
山口県の面積・人口・人口密度
面積:6,112.60k㎡(-)
人口:1,282,352人(-1,842人) 人口密度:約209.7人/k㎡
今回参照しているデータは以下のものになります。
- 面積参照→全国都道府県市区町村別面積調|国土地理院(2024.4.1時点)
- 人口参照→人口移動統計調査(2024.8.1時点)
面積については前回、人口は前月からの増減数を()内で表記しており、変化がない場合は(-)を表記しています。
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山口県の由来
1871年(明治4年)に廃藩置県により山口県ができ、更にその後県の合併が行われたことによって現在の山口県が成立しました。
県名は当時県庁が置かれた山口町にちなんでいて、名称の由来については諸説あるそうなので今回3つの説を紹介していこうと思います。
①長門国に通じる山道の入り口といったことから「山口」といわれ、これが転じていった説。
②鉱山の入り口にあたる場所だったことから、同じく「山口」となりこれが転じていった説。
③「山の縁の土地」といったことから「ヤマフチ」と呼ばれ、これが「ヤマグチ」に転じた説。
- 読み方→「長門国(ながとのくに)」
現在の山口県知事
現在の山口県知事には、村岡 嗣政さんが就任しており、1972年(昭和47年)12月7日生まれ、山口県宇部市出身の人物です。
2014年(平成26年)から山口県知事を務めており、2022年に再選を果たしたことで現在3期目となっています。
知事を務める以前は総務省自治財政局財政課財政企画官といったことを経験してきたそうです。
政策として「安心で希望と活力に満ちた山口県」の実現を掲げていて、基本方針としてしている「3つの維新」を進化させるとしています。
この3つとは産業力を強化する「産業維新」、人やモノの流れを創出・拡大する「大交流維新」、安心して暮らすことのできる「生活維新」です。
- 読み方→「村岡 嗣政(むらおか つぐまさ)」
山口県章・山口県旗
山口県章
出典:山口県/広報広聴課/やまぐちキャラクター・シンボルマーク・県章詳細紹介
1962年(昭和37年)9月3日に、県制90周年記念の一環として山口県章が制定されることになりました。
「山口」の文字を図案化したもので、団結と飛躍、そして羽ばたく鳥を表現しているそうです。
山口県旗
県章と同様に1962年(昭和37年)9月3日に、県制90周年記念の一環で山口県旗が制定されました。
デザインとしては県章と同じで、県旗は海老茶色の旗に、県章を白ぬきにして使用されるようです。
尚、こちらの山口県旗は商品としても売られていましたので、興味のある方は是非ご覧ください。
山口県のシンボルになっている鳥・木・花・獣・魚
山口県の鳥「ナベヅル」
1964年(昭和39年)10月13日にナベヅルが指定され、10月中旬頃から渡ってくる渡り鳥で、3月頃になるとまた帰っていきます。
周南市八代はナベヅルの渡来地として有名で、国の特別天然記念物にも指定されていました。
山口県の木「アカマツ」
1966年(昭和41年)9月14日に指定され、東大寺大仏殿の復興に使われるなどされるアカマツは、山口県内には広く分布しています。
木の肌が赤みを帯びていることから名付けられたアカマツは、様々な環境に適応することから根性の木として知られるそうです。
山口県の花「夏みかんの花」
1954年(昭和29年)3月22日に、県の有名なものであり夏みかんが指定され、県内の山口県長門市が原産地だそうです。
5月頃には香水のような香りが辺りにするようになるそうで、1ヶ月程で花が咲き実を結んでいきます。
山口県の獣「ホンシュウジカ」
1964年(昭和39年)10月13日に、公募によってホンシュウジカが指定され、山口県内では下関市、長門市に多く生息しています。
季節によって体毛は変わり、夏は茶色や赤褐色そして白い斑点がありますが、冬になると灰色で白い斑点は消えてなくなるそうです。
山口県の魚「ふく」
1989年(平成元年)8月26日に指定され、「フク」とはフグのことで、福に通ずることから山口県ではそう呼ばれています。
フクに関する歴史は山口県が最先端をいっており、下関市の南風泊市場では全国一にもなる市場での取り扱い量を誇っていました。
山口県の県民歌
1962年(昭和37年)に、山口県の県民歌として「山口県民の歌」という歌が制定されています。
歌詞については詩人で小説家でもある佐藤春夫さんが手掛けており、県によって依頼がされたそうです。
作曲に関しても県が依頼をしたとされており、作曲家の信時潔さんが手掛けて県民歌が完成しました。
県政施行90周年記念の一環として作られたこの県民歌は歴史や名所、そして躍進などを願う楽曲となっています。
ちなみに山口県の県民歌として初めて制定されたものではなく、この曲で3代目となっているそうです。
山口県の世界遺産
明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業
2015年(平成27年)7月に世界文化遺産として登録されました。
複数の県に跨がって登録されている世界遺産ですが、山口県では萩市に存在しています。
5つの構成資産があり、萩反射炉、恵美須ヶ鼻造船所跡、大板山たたら製鉄遺跡、萩城下町、松下村塾となっています。
これらは日本の産業などの発展に貢献した資産となっています。
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