更新情報：記事内容を更新(2025.10.23)
はじめに
このページは、長野県内にある各市町村の名称の由来について、紹介しているページとなります。
50音順に紹介していますが、市町村の数が多いことから複数の記事に分けているので、今回紹介している市町村は目次をご確認ください。
参考にしているものとしてはなるべく信憑性の高いものを選んでいますが、正確性に欠ける場合もあります。
また、ページを更新するタイミングによっては、情報が新しくなっていない場合もありますこと併せてご了承ください。
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高森町の由来
1957年(昭和32年)7月1日に、「市田村」と「山吹村」が合併、及び町制施行したことによって成立しました。
町名は新たに命名されたものとなりますが、これは「本高森山」に由来したものとされてきます。
本高森山とはこの地域にある山で、山頂が両村の境になっていたことから採用される形となったようです。
ちなみに、「本高森山」の名称自体についても調べてみましたが、こちらは特に情報が見つかりませんでした。
由来に関して、何か他に情報を見つけることができましたら、改めて追記をしていこうと思います。
- 読み方→「高森町(たかもりまち)」「市田村(いちだむら)」「山吹村(やまぶきむら)」「本高森山(ほんたかもりやま)」
高山村の由来
1956年(昭和31年)9月30日に、合併が行われたことによって、高山村が成立することとなりました。
この合併については、「高井村」と「山田村」の2つの村によるもので、「高山」という名称はこの村名に由来したものです。
みてみると分かる通り、それぞれの村から「高」と「山」の字をそれぞれ取った合成地名となっています。
合併前の2つの村の由来についても調べてみましたが、それらしい情報を見つけることができませんでした。
もしこちらの地名の由来について、何か見つけることができたら、改めて追記のほうをしていきます。
- 読み方→「高山村(たかやまむら)」「高井村(たかいむら)」「山田村(やまだむら)」
辰野町の由来
1947年(昭和22年)1月1日に、伊那富村が町制施行、及び改称したことによって辰野町が成立しています。
「辰野」という名称は以前よりありましたが、改称に至った経緯などについては分かりませんでした。
地名の由来については諸説あるとのことでしたので、今回2つの説を紹介していこうと思います。
①元々大きな湖に竜がおり、大雨などの影響によりこの湖が氾濫した結果水は失くなったとされ、そして竜も居なくなったという話から「辰野」の地名がついた説。
②竜の神を祀って、洪水を鎮めたとする話があるそうで、これに由来したものとされている説。
- 読み方→「辰野町(たつのまち)」「伊那富(いなとみ)」
立科町の由来
1958年(昭和33年)10月1日に、元々あった立科村が町制を施行したことによって、立科町が成立しました。
前身である立科村は、1955年(昭和30年)の合併により成立しており、このときに命名されたものとなります。
「立科」という名称の由来については、この地域にある蓼科山にちなんだものとなっているようです。
本来であればそのまま「蓼科」の文字が用いられるところですが、「蓼」の字が常用漢字にない字でした。
それに加えて、古くに「立科山」とも表記されていたこともあって、「立科」が採用されたそうです。
- 読み方→「立科町(たてしなまち)」「蓼科山(たてしなやま)」
筑北村の由来
2005年(平成17年)10月11日に、「坂井村」「坂北村」「本城村」が合併したことによって成立しました。
元々合併された村の地域は「筑北地域」と呼ばれていたそうで、それが村名として採用されています。
しかし、「筑北」という名称の由来については、これといった情報を見つけることができませんでした。
憶測とはなりますが、東筑摩郡に属していて、北部のほうに村があることから「東筑摩郡の北部」からきたものと考えることもできそうです。
こちらの由来については、また何か情報が他に見つかり次第、改めて追記をしていこうと思います。
- 読み方→「筑北村(ちくほくむら)」「坂井村(さかいむら)」「坂北村(さかきたむら)」「本城村(ほんじょうむら)」「東筑摩郡(ひがしちくまぐん)」
千曲市の由来
2003年(平成15年)9月1日に、「更埴市」「上山田町」「戸倉町」が合併したことによって成立しました。
市の名称については、この地に流れる信濃川の呼称である「千曲川」に由来し、名称の由来については諸説あるそうなので、今回3つの説を紹介します。
①字の表記から考えて、川が沢山曲がりくねっていることに由来して「千曲」となったとする説。
②「チク」が崖を、「マ」が袋状になった湿地を意味しており、合わせて「チクマ」となったとする説。
③昔には神々の戦いがあり、その際流れた血潮によってできた川であるといわれ、その血潮がくまなく流れたということから「血隈川」と呼ばれ、この表記が転じたとする説。
- 読み方→「千曲市(ちくまし)」「更埴市(こうしょくし)」「上山田町(かみやまだまち)」「戸倉町(とぐらまち)」「信濃川(しなのがわ)」
茅野市の由来
1958年(昭和33年)8月1日に、元々あった茅野町が市制を施行したことによって、茅野市が成立しました。
前身である茅野町は、1955年(昭和30年)の合併により成立していますが、以前より名称自体はあったようです。
ちなみに茅野町ができた際には、この地域にある茅野駅という駅名からとったとされています。
「茅野」という名称の由来については分かっていないことも多いそうで、詳しいことは不明です。
一応見つけた情報によると、「茅」という植物が生い茂っていたことから「茅野」となったとする説がありました。
- 読み方→「茅野市(ちのし)」「茅(かや)」
天龍村の由来
1956年(昭和31年)9月30日に、「神原村」と「平岡村」が合併したことによって成立しました。
村の名称については新たに命名されたものとなり、この地域にある「天竜川」に由来したものだそうです。
天竜川はダムの建設が行われたことにより、かつての天竜川の姿はなくなってしまったとされています。
そういった背景もあり、名称だけでも残そうという考えのもと、「天龍村」と命名されました。
それに加えて、天に昇る龍のごとく産業が盛んになることや、飛龍のように気迫をもって奮起するという思いと込めたそうです。
- 読み方→「天龍村(てんりゅうむら)」「神原村(かみはらむら)」「平岡村(ひらおかむら)」
東御市の由来
2004年(平成16年)4月1日に、「東部町」と「北御牧村」が合併、及び市制施行したことによって成立しました。
市名については公募が行われたそうで、一番人気のあった「東御市」の他に「東信濃市」や「美駒市」などの候補があったようです。
「東御」という名称の由来としては、合併前の町村の文字から一文字ずつとった合成地名となっています。
ちなみに、「東部町」の由来について調べてみたものの、特に情報は見つかりませんでしたが、県もしくは郡の中で東側にあったことに由来したものと考えられそうです。
「北御牧」の地名は、朝廷に献上する質の良い馬を飼育する牧場があったことから「御牧」と呼ばれ、その中で北部にある場所を「北御牧」としたとされています。
- 読み方→「東御市(とうみし)」「東部町(とうぶまち)」「北御牧村(きたみまきむら)」
豊丘村の由来
1955年(昭和30年)4月1日に、「河野村」と「神稲村」が合併したことによって成立しました。
村の名称については新たに命名されたものとなりますが、決めるにあたっては公募が行われたそうです。
その結果として決まった「豊丘」の名称の由来としては「豊」が村が繁栄する想いを、「丘」は段丘地帯を意味しているとされます。
また、他にも「豊かで丘が連なる」といったような意味合いもあるとする情報もみつかりました。
いずれにしても、自然が豊かな場所となっているこの地域に、とても合っている名称といえそうです。
- 読み方→「豊丘村(とよおかむら)」「河野村(かわのむら)」「神稲村(くましろむら)」
中川村の由来
1958年(昭和33年)8月1日に、「片桐村」と「南向村」が合併したことによって成立しました。
村の名称については新たに命名されたものとなっていて、これは公募が行われたことによって決まったものとなります。
そんな「中川」の名称に関しては、天竜川を中心に結束していくという想いを込めて名付けられたそうです。
天竜川はこの地域に流れている川で、合併される前は川の東に南向村が、西に片桐村がありました。
天竜川を挟んだ場所にある2つの村が合併したことからこそ、「中川」という名称ができたともいえます。
- 読み方→「中川村(なかがわむら)」「片桐村(かたぎりむら)」「南向村(みなかたむら)」
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