スポンサーリンク

【イスラエル知識まとめ】イスラエルの色々な基礎情報を知りたい人に!

世界の国知識まとめ

イスラエルの概要

イスラエルは中東に位置している国で、首都はエルサレムです。

日本での正式名称は「イスラエル国」となります。

漢字では、「以色列」「伊色列」「以斯来」「衣斯辣衣耳」などで表記され、1文字で「以」と表されます。

電子産業など最先端の技術が注目されており、起業をする人も多いという特徴があります。

またダイヤモンドの加工なども主要な産業の1つとされています。

補足とまとめ

  1. 首都→エルサレムはイスラエルが宣言した首都ではあるが、国際的には多くの国が最大の都市「テルアビブ」を承認している。
  2. まとめ→中東に位置しており、首都はエルサレム。漢字では「以色列」「以」で表記され、ハイテク技術が注目される。

イスラエルの面積・人口・人口密度

面積:約22,000k㎡

人口:約8,700,000人 人口密度:約395.4人/k㎡

補足とまとめ

  1. 面積参照→イスラエル基礎データ|外務省より。
  2. 人口参照→世界人口白書2020年版より。

イスラエルの由来

国名の由来は、そのまま「イスラエル」という言葉から生まれました。

「神と闘う人」や「神の支配」などといった意味合いがあるとされています。

昔、イスラエルの人々の先祖とされるヤコブという人物にこのイスラエルの名前が授けられました。

そのことから当時からイスラエルの地として呼ばれていたようです。

独立した際に違う表記の国名も案に上がったそうですが、様々な理由からイスラエルに落ち着いたという経緯があります。

補足とまとめ

  1. まとめ→国名の由来は、イスラエルの人々の祖先とされるヤコブという人物が、イスラエルの名前を授かったことからそのままの名称が使われてきた。

イスラエルの地域区分

イスラエルは大きく分けると7つの地区に分けられます。

今回地区の名称と中心都市を合わせて紹介します。

エルサレム地区

イスラエル中央部に位置しており、中心都市は「エルサレム」になります。

中央地区

イスラエル中央部に位置しており、中心都市は「ラムラ」になります。

テルアビブ地区

イスラエル中央部に位置しており、中心都市は「テルアビブ」になります。

南部地区

イスラエル南部に位置しており、中心都市は「ベエルシェバ」になります。

ハイファ地区

イスラエル北西部に位置しており、中心都市は「ハイファ」になります。

北部地区

イスラエルの北部に位置しており、中心都市は「ナザレ」になります。

ユダヤ・サマリア地区

イスラエル中央部に位置しており、中心都市は「マアレ・アドゥンミーム」になります。

補足とまとめ

  1. まとめ→イスラエルの地域区分は大きく7つの地区に分けられる。イスラエルが首都としているエルサレムはエルサレム地区に位置している。

イスラエルの気候

イスラエルの気候は北と南で大きく変わってきます。

北部のほうが降水量が多く、南部では気温が高い傾向にあります。

3月~5月

北部では3月は降水量が多いですが、徐々に少なくなってきます。

南部は3月の時点で暖かく、過ごしやすい気候となります。

6月~8月

イスラエルのほぼ全域が降水量がほとんどない時期です。

しかし、南部では40度を越える日もあり、暑さが続きます。

9月~11月

北部では10月頃から降水量が増えてくる傾向にあります。

南部はまだ暑さがまだあり、30度を越える日が続きます。

12月~2月

北部ではこの時期が一番降水量が多くなります。

南部ではそこまで冷え込まず、比較的温暖となっています。

補足とまとめ

  1. まとめ→イスラエルの気候は南北で大きく変わる。3月~5月は南部は過ごしやすい。6月~8月は雨が少なく、南部は非常に暑い。9月~11月は北部で降水量が増え、12月~2月は北部の降水量がピークになる。

現在のイスラエル大統領

現在のイスラエル大統領には、ルーベン・リヴリンさんが就任しています。

1939年(昭和14年)9月9日生まれ、エルサレム出身です。

2014年(平成26年)7月24日から大統領を務めており、今回初当選となります。

イスラエルの国立大学を卒業し、軍人として活躍していました。

議会の中でも人望が特に厚かった人物として評価されているようです。

補足とまとめ

  1. 大統領名→「レウベン・リブリン」と表記されることもある。
  2. まとめ→2014年からルーベン・リヴリンさんが大統領を務めている。

イスラエルの国章・国旗

イスラエルの国章

1949年(昭和24年)2月10日に、国章が制定されました。

デザインとしてはシンプルであり、中央には燭台が配置されています。

燭台はメノーラーと呼ばれており、ユダヤ教では象徴とされてきました。

その後歴史的背景からイスラエルのエルサレムの象徴となり国章に使われるようになりました。

燭台を囲んでいるのはイスラエルの国樹でもあるオリーブの枝であり、平和を象徴するものとなります。

イスラエルの国旗

1948年(昭和23年)10月28日に、国旗が制定されました。

中央に描かれている星は「ダビデの星」と呼ばれています。

これは、ユダヤ教を象徴するものとして描かれます。

上下にある青色のものは「タッリート」と呼ばれる帯を表しています。

タッリートは礼拝時に使用される肩にかける帯であり、青い紐を入れて使われるそうです。

補足とまとめ

  1. まとめ→1949年に国章が、1948年に国旗が制定。国章は燭台にオリーブの枝が配置され、国旗はダビデの星にタッリートの帯を表現したデザイン。

イスラエルのシンボルになっている鳥・樹・花・獣

イスラエルの国鳥「ヤツガシラ」

2008年(平成20年)に、イスラエルの国鳥としてヤツガシラが選ばれました。

これは国民投票により決定したもので、イスラエルが独立してから60年を記念し、国鳥を選ぶことになりました。

ヤツガシラはユダヤ教で不浄の鳥として伝えられています。

イスラエルの国樹「オリーブ」

時期は不明ですが、イスラエルの国樹にオリーブが選ばれています。

国章にも採用されているほど、イスラエルではオリーブが有名です。

そして、オリーブの樹も広い範囲に分布しています。

イスラエルの国花「シクラメン」

時期は不明ですが、イスラエルの国花にシクラメンが選ばれています。

昔、イスラエルの「ソロモン」という王がシクラメンを愛したという逸話があります。

そんなシクラメンはイスラエルなどの地域が原産となっています。

イスラエルの国獣「マウンテンガゼル」

時期は不明ですが、イスラエルの国獣にマウンテンガゼルが選ばれています。

イスラエルの地域の広い範囲で見ることが出来ますが、生息数は少なくなってしまっているようです。

郵便局ではマウンテンガゼルが描かれたラベルがあるそうです。

補足とまとめ

  1. まとめ→2008年に国鳥「ヤツガシラ」、その他時期は不明だが、国樹「オリーブ」国花「シクラメン」国獣「マウンテンガゼル」が選ばれている。

イスラエルの国歌

希望

1948年(昭和23年)に、国歌「希望」が採用されました。

また、この歌は国歌の為に作られたものではなく、元々存在していた曲が元になっています。

1878年(明治11年)に、詩人であるナフタリ・ヘルツ・インベルさんによって書かれた詩になります。

それに曲が乗せられていますが、曲は民謡を元に作られたなどいくつかの説が存在するようです。

そしてこの歌は讃美歌ともされていた為、建国時に採用されましたが、国歌になるにあたって一部歌詞の変更などが行われました。

補足とまとめ

  1. まとめ→1948年に国歌「希望」が採用。

イスラエルの世界遺産

イスラエルの世界遺産は文化遺産のみで、9件登録がされています。

今回はその中から5件ピックアップしたものを紹介します。

マサダ

2001年(平成13年)に、文化遺産として登録されました。

イスラエルの東部に位置しており、城の跡が残る遺跡群となります。

マサダは公用語であるヘブライ語で「要塞」といった意味をもっています。

この遺跡群の最大の特徴は山頂に建てられたことです。

歴史の中で城は攻略されてしまいましたが、長い年月がかかりました。

ハイファと西ガリラヤのバハーイー教聖地群

2008年(平成20年)に、文化遺産として登録されました。

ハイファの都市を始めとする場所に点在しており、教団に関わる建造物が建ち並んでいます。

バハーイー教は比較的新しい宗教であり、バーブ教から派生したものとなっています。

巡礼地として広く知られており、世界中から人々がやってきて信仰を集めていることが評価されました。

26件の建造物があるとされていますが、管理などの為に建てられた建物も含まれているそうです。

ネゲヴ砂漠の香の道と都市群

2005年(平成17年)に、文化遺産として登録されました。

ネゲヴ砂漠はイスラエルの南部に位置しており、都市遺跡などが残されています。

都市遺跡は「アヴダト」「シヴタ」「ハルザ」「マムシト」の4つの砂漠都市からなっています。

これらはお香の交易の際に運んだとされるルートが今回の世界遺産の対象となります。

都市遺跡の他にも通ったルートや標識などの関連するものも含まれています。

テルアビブの白い都市-近代化運動-

2003年(平成15年)に、文化遺産として登録されました。

その名称の通り、イスラエルのテルアビブにある世界遺産となっています。

装飾などの無駄を省いた白い建物が4000件以上集中していることが特徴的です。

これほどデザインや思想が一貫された建物が集中している都市も他にはないようです。

こうした景観も含め、当時の歴史などを考える上で外せないものとして評価されています。

アッコ旧市街

2001年(平成13年)に、文化遺産として登録されました。

アッコは北部地区に位置する市の名称となっています。

長い歴史を持った街であり、地上には残っている当時の建築物があります。

更に、アッコ旧市街の地下にも遺跡群が発見されました。

この遺跡群は更に古い年代のものとなり、歴史が残る街となっています。

補足とまとめ

  1. バハーイー→「バハイ」と訳されることもある。
  2. バーブ教→これはイスラム教から派生したもの。
  3. ネゲヴ砂漠の香の道と都市群→「香料の道-ネゲブ砂漠都市」とも表記される。
  4. まとめ→イスラエルの世界遺産は文化遺産の9件が登録されている。

コメント