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福岡県の市町村名の由来【50音順 筑前町~福津市】

都道府県別名称の由来まとめ

更新情報:タイトルを変更(2023.8.12)

はじめに

このページは、福岡県内にある各市町村の名称の由来について、紹介しているページとなります。

50音順に紹介していますが、市町村の数が多いことから複数の記事に分けているので、今回紹介している市町村は目次をご確認ください。

参考にしているものとしてはなるべく信憑性の高いものを選んでいますが、正確性に欠ける場合もあります。

また、ページを更新するタイミングによっては、情報が新しくなっていない場合もありますこと併せてご了承ください。

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筑前町の由来

2005年(平成17年)3月22日に、「三輪町」と「夜須町」が合併したことによって成立しました。

町名は新たに命名されたものとなっており、これはかつて呼ばれていた名称である「筑前国」に由来したものと思われます。

地名については歴史を遡っていくと、福岡県の東部を除いた地域は古くには「筑紫国」と呼ばれていました。

その後、筑紫国は分割されることなり、「筑前国」と「筑後国」という2つの地名ができたようです。

「筑前」という名称についてはこれに由来したものであり、地名として定着していくととなりました。

  • 読み方→「筑前町(ちくぜんまち)」「三輪町(みわまち)」「夜須町(やすまち)」「筑前国(ちくぜんのくに)」「筑紫国(つくしのくに)」「筑後国(ちくごのくに)」

東峰村の由来

2005年(平成17年)3月28日に、「小石原村」と「宝珠山村」が合併したことによって成立しました。

村の名称は新たに命名されていますが、これは公募が行われ、その中から決定されたものだそうです。

しかし、肝心の「東峰」の由来については、特にこれといった情報を見つけることができませんでした。

字だけで考えるならば、山のある方角などが関係しているのかも知れませんが、これはあくまで憶測です。

こちらの由来については、また何か情報を見つけることができ次第、改めて追記をしていこうと思います。

  • 読み方→「東峰村(とうほうむら)」「小石原村(こいしわらむら)」「宝珠山村(ほうしゅやまむら)」

那珂川市の由来

2018年(平成30年)10月1日に、元々あった那珂川町が市制を施行したことによって、那珂川市が成立しました。

前身となる那珂川町は、1956年(昭和31年)に合併が行われて成立しており、町名はこのときに命名されているようです。

那珂川町という名称については、この地域に「那珂川」と呼ばれる川が流れていることにちなんだものとなります。

那珂川自体としては、古くには「儺県」と呼ばれていた地域を流れていたことに由来したものだそうです。

灘県を流れる川ということから「儺河」と呼ばれ、これが転じていったことでできた名称とされます。

  • 読み方→「那珂川市(なかがわし)」「儺県(なのあがた)」「儺河(ながかわ)」

中間市の由来

1958年(昭和33年)に、中間町が市制を施行したことによって成立しました。

前身である中間町は元々「長津町」という名称でしたが、1924年(大正13年)に、中間町と改称されたようです。

改称された理由は不明ですが、「中間」の地名自体は以前より存在していました。

そんな中間の地名の由来については地形に関する情報が見つかりました。

この場所は山と山の間にあった場所とされており、このことから「中間」と名付けられたそうです。

直方市の由来

1931年(昭和6年)に、直方町が市制を施行したことによって成立しました。

直方の由来については諸説ありますが、一説には「皇方」という表記が転じものといわれているようです。

懐良親王と呼ばれる皇族が城を築いて戦った場所であることにちなむとされています。

また、「皇方」ではなく「勤皇方」や「王方」とする説もあるようです。

いずれにせよ、この「のうがた」と呼ばれていたことから縁起の良い「直方」の字を当てたとされています。

  • 読み方→「皇方(のうがた)」「懐良親王(かねよししんのう)または(かねながしんのう)」

久山町の由来

1956年(昭和31年)に、合併が行われたことによって久山町が成立しました。

合併については「久原村」と「山田村」の二つの村で行われているようです。

字をみると分かる通り「久原」と「山田」の頭文字をそれぞれとってできた名称となっています。

  • 読み方→「久原村(くばらむら)」「山田村(やまだむら)」

広川町の由来

1955年(昭和30年)に、「上広川村」と「中広川村」が合併及び町制施行したことによって成立しました。

町名である広川については同名の川もあり、そこに由来しているといわれているようです。

しかし、詳細な情報については見当たらなかったため、また分かり次第追記していきます。

福岡市の由来

1889年(明治22年)に、市制が施行されたことによって福岡区が福岡市となりました。

黒田長政という武将が城を築いた際に、「福崎」と呼ばれていたと地名を「福岡」にしたといわれています。

この「福岡」の名称については、出身地である備前国の福岡に由来しているそうです。

現在の岡山県の場所であり、福岡には丘のある土地という意味をもつとされています。

また、市名を決めるにあたり「福岡」なのか「博多」とするのかの大論争があったそうです。

  • 読み方→「黒田長政(くろだながまさ)」「備前国(びぜんのくに)」

福智町の由来

2006年(平成18年)に、「赤池町」「金田町」「方城町」が合併したことによって成立しました。

町名については公募が行われて、その結果によって福智町となりました。

由来については「福智山」にちなんでいるとされ、この山は福智町の北部に位置しています。

  • 読み方→「赤池町(あかいけまち)」「金田町(かなだまち)」「方城町(ほうじょうまち)」

福津市の由来

2005年(平成17年)に、合併が行われたことによって福津市が成立しました。

合併については「福間町」と「津屋崎町」のふたつの町で実施されています。

市名である「福津」の名称はそれぞれの頭文字をとったものとなっています。

この名称については単に合成させただけではなく、福が集まる港という意味もこめているそうです。

また、すみずみまで福が行き渡ることで皆が幸せになるようにという願いもあるとしています。

  • 読み方→「福間町(ふくままち)」「津屋崎町(つやざきまち)」

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