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福井県の市町村名の由来【50音順 あわら市~小浜市】

都道府県別名称の由来まとめ

更新情報:記事内容を更新(2025.12.7)

はじめに

このページは、福井県内にある各市町村の名称の由来について、紹介しているページとなります。

50音順に紹介していますが、市町村の数が多いことから複数の記事に分けているので、今回紹介している市町村は目次をご確認ください。

参考にしているものとしてはなるべく信憑性の高いものを選んでいますが、正確性に欠ける場合もあります。

また、ページを更新するタイミングによっては、情報が新しくなっていない場合もありますこと併せてご了承ください。

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福井県知識まとめ

他の市町村についてはこちら

福井県の市町村の由来【50音順 勝山市~若狭町】

あわら市の由来

2004年(平成16年)3月1日に、「芦原町」と「金津町」が合併、及び市制施行したことによって成立しました。

町名は元々あった「芦原」を平仮名表記としたもので、1889年(明治22年)の町村制施行時に、村の名称として命名されています。

これを平仮名の表記で市名として採用したのには、「あしはら」と間違えられることがあるのが、理由の1つだそうです。

それに合わせて、「あわら」と表記することで柔らかいイメージを持たせる意味もあるとしています。

ちなみに、「芦原」自体の由来についても調べてみましたが、こちらは特にこれといった情報が見つかりませんでした。

  • 読み方→「芦原町(あわらちょう)」「金津町(かなづちょう)」

池田町の由来

1964年(昭和39年)9月1日に、元々あった池田村が町制を施行したことによって、池田町が成立しました。

前身である池田村は、1955年(昭和30年)の合併により成立していますが、このときには既に地名自体はあったようです。

しかし、「池田」という名称の由来について調べてみたところ、特にこれといった情報は見つかりませんでした。

地形由来のものなのか、はたまた人名由来なのかなど、推測できる要素も見つけることができていません。

そのため、こちらの由来については、また何か情報を見つけることができ次第、改めて追記をしていこうと思います。

  • 読み方→「池田町(いけだちょう)」

永平寺町の由来

1962年(昭和37年)9月1日に、志比村が町制施行及び改称したことによって、永平寺町が成立しました。

新たに命名された町名については、この場所にある「永平寺」と呼ばれる寺院に由来したものとなります。

改称にまで至った経緯は分かりませんでしたが、永平寺の門前町として広く知られていたことに関係しているのかもしれません。

このあたりは、また改称に関する情報を見つけることができ次第、改めて追記をしていこうと思います。

ちなみに、「永平寺」という名称については、中国に初めて仏法が伝わったときの元号である「永平」に由来し、これは永久の和平という意味を込めた元号だそうです。

  • 読み方→「永平寺町(えいへいじちょう)」「志比(しひ)」

越前市の由来

2005年(平成17年)10月1日に、「武生市」と「今立町」の2つの町が合併したことによって成立しました。

市名は新たに命名されたものとなっており、これはかつてこの辺りの地域が「越前国」と呼ばれていたことに由来したものです。

越前市がある場所は、その越前国の中心的な場所でもあったことから、市名として採用されました。

「越前」という地名の由来については、県内にある「越前町」の項目にて紹介をしようと思います。

余談とはなりますが、既に存在していた越前町と名称が同じとなっており、これについては意見もあったそうです。

  • 読み方→「越前市(えちぜんし)」「武生市(たけふし)」「今立町(いまだてちょう)」「越前国(えちぜんのくに)」

越前町の由来

1955年(昭和30年)3月1日に、「四ヶ浦町」と「城崎村」が合併したことによって、越前町が成立しました。

町名は新たに命名されたものとなっており、県内にある越前市同様に、この辺りの地域が当時「越前国」に含まれていたことにちなんでいます。

「越前」という名称の由来については、古くに福井から新潟にかけて「越国」と呼ばれていたことに由来したものです。

その中で都から見て近い順に、「越前」「越中」「越後」と分けられたことによりできた地名となります。

「越」と呼ばれた由来については諸説ありますが、「古志」や「高志」などの表記されていた場所から転じたとする説があるようです。

  • 読み方→「越前町(えちぜんちょう)」「四ヶ浦町(しかうらちょう)」「城崎村(しろさきむら)」「越国(こしのくに)」

おおい町の由来

2006年(平成18年)3月3日に、「大飯町」と「名田庄村」が合併したことによって成立しました。

町名については、元々存在していた「大飯」の名称を平仮名表記としたものを採用した形となっています。

このとき、何故平仮名としたのかについては、特にこれといった情報を見つけることができませんでした。

「大飯」の名称としては、古くには「おほいた」と読まれ、これが変化していったものとされます。

元々は「大炊寮」に由来するとされていて、これは統治を管轄する役所を指しているそうです。

  • 読み方→「おおい町(おおいちょう)」「大飯町(おおいちょう)」「名田庄村(なたしょうむら)」

大野市の由来

1954年(昭和29年)7月1日に、「大野町」「下庄町」「乾側村」「小山村」「上庄村」「五箇村」「阪谷村」「富田村」が合併、及び市制施行したことによって成立しました。

市名については、合併された町村はが「大野郡」に属していることにちなんだものと思われます。

「大野」という地名は古くからあり、かつて大野城が建てられたときの城下町が現在の大野市の起こりともされているようです。

この名称の由来についてはあまり情報が見つかりませんでしたが、「大沼」から転じたとする情報がありました。

これは文字が表す通り、かつてこの地域が沼地であったことに由来したものとされているそうです。

  • 読み方→「大野市(おおのし)」「大野町(おおのちょう)」「下庄町(しもしょうちょう)」「乾側村(いぬいがわむら)」「小山村(おやまむら)」「上庄村(かみしょうむら)」「五箇村(ごかむら)」「阪谷村(さかだにむら)」「富田村(とみたむら)」

小浜市の由来

1951年(昭和26年)3月30日に、「小浜町」「今富村」「内外海村」「遠敷村」「口名田村」「国富村」「中名田村」「松永村」が合併、及び市制施行したことによって成立しました。

市名については、合併された町村の中で唯一の町である、小浜町から名称を引き継いだ形となっているようです。

「小浜」という地名の由来についてですが、調べてみたところ特にこれといった情報を見つけることができませんでした。

漢字の表記だけで考えると、海に面した場所であることから「小さな浜」といった意味をもっているのかもしれません。

こちらの由来については、また何か情報を見つけることができ次第、改めて追記をしていこうと思います。

  • 読み方→「小浜市(おばまし)」「小浜町(おばまちょう)」「今富村(いまとみむら)」「内外海村(うちとみむら)」「遠敷村(おにゅうむら)」「口名田村(くちなたむら)」「国富村(くにとみむら)」「中名田村(なかなたむら)」「松永村(まつながむら)」

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