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【エルサルバドル知識まとめ】エルサルバドルの色々な基礎情報を知りたい人に!

世界の国知識まとめ

エルサルバドルの概要

エルサルバドルはアメリカ大陸に位置している国で、首都はサンサルバドルです。

日本での正式名称は「エルサルバドル共和国」になります。

漢字では「救世主国」「薩爾瓦多」で書かれ、1文字では「救」となることもあるようです。

農業が盛んに行われており、コーヒーや砂糖などが代表的です。

エルサルバドルの特徴の1つとして、アメリカ大陸の中でも人口密度が高いことが挙げられます。

補足とまとめ

  1. まとめ→エルサルバドルはアメリカ大陸に位置している国で首都はサンサルバドル。農業が主要な産業で、人口密度が高い。

エルサルバドルの面積・人口・人口密度

面積:約21,040k㎡

人口:約6,500,000人 人口密度:約308.9人/k㎡

補足とまとめ

  1. 面積参照→エルサルバドル基礎データ|外務省より。
  2. 人口参照→世界人口白書2020年版より。

エルサルバドルの由来

エルサルバドルの名称は「救世主」に由来しています。

これはスペイン語からきており、スペイン軍がこの地に砦を建てたことがきっかけです。

砦の名称に「サンサルバドル」の名称がつけられ、これが「聖なる救世主」といった意味合いを持ちます。

これが歴史の中で地名となり、国名にもなったとされています。

国名になるにあたり、サンサルバドルから転じてエルサルバドルになりました。

補足とまとめ

  1. 名称の由来→サンサルバドルではなく、最初の時点でエルサルバドルであった情報もみられる。
  2. まとめ→エルサルバドルの名称は、スペイン語で救世主を意味する言葉が由来となる。

エルサルバドルの地域区分

エルサルバドルは14からなる県に分けられています。

それぞれの県の名称と、県庁所在地である県都をあわせて紹介します。(50音順)

アウアチャパン県

エルサルバドルの西部に位置しており、県都は「アウアチャパン」になります。

ウスルタン県

エルサルバドルの東部に位置しており、県都は「ウスルタン」になります。

カバーニャス県

エルサルバドルの中央部に位置しており、県都は「センスンテペケ」になります。

クスカトラン県

エルサルバドルの中央部に位置しており、県都は「コフテペーケ」になります。

サン・サルバドル県

エルサルバドルの中央部に位置しており、県都は「サン・サルバドル」になります。

サンタ・アナ県

エルサルバドルの西部に位置しており、県都は「サンタ・アナ」になります。

サン・ビセンテ県

エルサルバドルの中央部に位置しており、県都は「サン・ビセンテ」になります。

サン・ミゲル県

エルサルバドルの東部に位置しており、県都は「サン・ミゲル」になります。

ソンソナーテ県

エルサルバドルの西部に位置しており、県都は「ソンソナーテ」になります。

チャラテナンゴ県

エルサルバドルの北部に位置しており、県都は「チャラテナンゴ」になります。

モラサン県

エルサルバドルの東部に位置しており、県都は「サン・フランシスコ・ゴテラ」になります。

ラ・ウニオン県

エルサルバドルの東部に位置しており、県都は「ラ・ウニオン」になります。

ラ・パス県

エルサルバドルの中央部に位置しており、県都は「サカテコルーカ」になります。

ラ・リベルタ県

エルサルバドルの西部に位置しており、県都は「サンタ・テクラ」になります。

補足とまとめ

  1. アウアチャパン県→「アワチャパン県」とも表記される。
  2. まとめ→エルサルバドルの地域は、14の県に分けられている。

エルサルバドルの気候

エルサルバドルは地域による差はあるものの、暑い気候となっています。

5月~10月の雨季には、激しい雨が降る日が一気に増えます。

3月~5月

気温としてはこの時期が最も暑くなりやすい傾向にあります。

5月からは雨季に入るため、4月に比べるとかなりの雨が降ります。

6月~8月

この時期はずっと雨季となる影響で、激しい雨が降ってきます。

また、湿度も高いためジメジメとした暑さとなっています。

9月~11月

10月まではまだまだ雨が多いですが、11月に入ると一気に降らなくなります。

また、9月の辺りが一番多く雨が降ることもあります。

12月~2月

年間を通して温暖であることから、この時期でも暖かさがあります。

乾季であるため、雨季とはうってかわってほとんど雨が降りません。

補足とまとめ

  1. まとめ→エルサルバドルの気候は年間を通して暖かいが、雨季のときは湿度も高いためジメジメした暑さとなる。

現在のエルサルバドル大統領

現在のエルサルバドル大統領には、ナジブ・アルマンド・ブケレ・オルテスさんが就任しています。

1981年(昭和56年)7月24日生まれ、サンサルバドル出身です。

大統領には2019年(令和元年)6月1日から務めています。

政治の世界に足を踏み入れる前には、会社を立ち上げたりなどしていました。

その後はエルサルバドルの首都である、サンサルバドルの市長を務めるなどしていました。

補足とまとめ

  1. まとめ→2019年から、ナジブ・アルマンド・ブケレ・オルテスさんが大統領を務めている。

エルサルバドルの国章・国旗

エルサルバドルの国章

1912年(大正元年)9月15日に、現在の国章が制定されました。

中央には三角形が描かれ、1800年代に存在していた「中央アメリカ連邦共和国」の5つの州を、山が表しているとされています。

その上には自由への解放を意味するフリジア帽があり、更に太陽と虹が描かれます。

太陽の周りにある日付は独立に関連したものであり、三角形の周りの旗は中央アメリカ連邦共和国の国旗を表しているとされています。

そのまた周りの葉は月桂樹であり、三角形の下の文字は「神、統一、自由」、月桂樹の周りの文字は「中央アメリカのエルサルバドル共和国」といったことが書かれています。

エルサルバドルの国旗

1972年(昭和47年)5月17日に、国旗が制定されました。

デザインとしてはまず中央に国章が描かれています。

そしたら青色の線が2本、白色の線が1本のデザインの国旗です。

青色の2本の線は「カリブ海」「太平洋」をそれぞれ象徴しています。

そして、中央の白色の線は平和を象徴しているとされています。

補足とまとめ

  1. 読み→「月桂樹(げっけいじゅ)」
  2. フリジア帽→「フリギア帽」とも表記される。
  3. まとめ→国章は1912年に制定され、三角形の中に山、フリジア帽、太陽、虹、独立に関連した日付がある。その周りには旗や月桂樹、国名などがある。国旗は1972年に制定され、中央に国章、上下に青色の線、中央に白色の線が描かれる。

エルサルバドルのシンボルになっている鳥・花

エルサルバドルの国鳥「トロゴス」

時期は不明ですが、エルサルバドルの国鳥に「トロゴス」が選ばれています。

トロゴスはエルサルバドルでの名称であり、日本だとアオマユハチクイモドキというほうが馴染みがあるかもしれません。

トロゴスの名称は鳴き声がそう聞こえることからつけられたとされています。

エルサルバドルの国花「メキシコチモラン」

時期は不明ですが、エルサルバドルの国花にメキシコチモランが選ばれています。

また、メキシコチモランはユッカという名称でも知られます。

エルサルバドルの国花として、アラビカコーヒーノキもあるようです。

補足とまとめ

  1. まとめ→時期は不明だが、国鳥「トロゴス」国花「メキシコチモラン」「アラビカコーヒーノキ」が選ばれている。

エルサルバドルの国歌

エルサルバドルの国歌

1879年(明治12年)に、国歌として採用されました。

あくまで採用されただけであり、正式には1953年(昭和28年)に、制定されています。

作詞は軍人であるフアン・ホセ・カニャスさんが手掛けました。

作曲はイタリアの作曲家、フアン・アベルレが手掛けています。

ちなみに、特別なタイトルなどはなく、純粋にエルサルバドルの国歌という名称となっています。

補足とまとめ

  1. まとめ→1879年に国歌「エルサルバドルの国歌」が採用された。

エルサルバドルの世界遺産

エルサルバドルの世界遺産は、文化遺産の1件のみが登録されています。

今回は簡単に名称や場所などを紹介していきます。

ホヤ・デ・セレンの古代遺跡

1993年(平成5年)に、文化遺産として登録されました。

この世界遺産は、ラ・リベルタ県に位置している遺跡となっています。

補足とまとめ

  1. 世界遺産名→古代遺跡ではなく、考古遺跡とも表記される。
  2. まとめ→エルサルバドルの世界遺産は、文化遺産の1件のみが登録されている。

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