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【オーストラリア知識まとめ】オーストラリアの色々な基礎情報を知りたい人に!

世界の国知識まとめ

オーストラリアの概要

オーストラリアはオセアニアに位置している国で、首都はキャンベラです。

日本での正式名称は「オーストラリア連邦」となります。

漢字では「濠太剌利」「豪太剌利」「濠斯太利亜」などで表記され「濠州」や「豪州」と省略されます。

様々な分野で発展していますが、鉱業などの資源も豊富です。

面積としても広く、世界でも6番目程になる国となっています。

補足とまとめ

  1. まとめ→オセアニアに位置している国で、首都はキャンベラ。鉱業など資源も豊富で面積も広い。

オーストラリアの面積・人口・人口密度

面積:約7,692,024人

人口:約25,500,000人 人口密度:約3.3人/k㎡

補足とまとめ

  1. 面積参照→オーストラリア基礎データ|外務省より。
  2. 人口参照→世界人口白書2020年版より。

オーストラリアの由来

オーストラリアの名称には、元となる言葉があります。

それはラテン語の「テラ・アウストラリス・インコグニタ」というものです。

これには未知の南大陸といったような意味合いがあります。

正確には、ヨーロッパにおいて伝説上の大陸を指す言葉です。

この大陸が発見された際に、上記の言葉が英語として読まれていき、現在のオーストラリアに変化しました。

補足とまとめ

  1. まとめ→オーストラリアの名称の由来は、ヨーロッパにおける伝説上の大陸を指す「テラ・アウストラリス・インコグニタ」が英語読みされたもの。

オーストラリアの地域区分

オーストラリアの地域は6の州と、2の特別地域に分けられています。

それぞれの名称と、政治上の中心都市である州都をあわせて紹介します。(50音順)

クイーンズランド州

オーストラリアの北東部に位置しており、州都は「ブリスベン」になります。

首都特別地域

オーストラリアのニューサウスウェールズ州の南東部にある場所で、首都であるキャンベラを中心に構成されています。

タスマニア州

オーストラリアの南部に位置しており、州都は「ホバート」になります。

西オーストラリア州

オーストラリアの西部に位置しており、州都は「パース」になります。

ニューサウスウェールズ州

オーストラリアの東部に位置しており、州都は「シドニー」になります。

ビクトリア州

オーストラリアの南東部に位置しており、州都は「メルボルン」になります。

北部特別地域(ノーザンテリトリー)

オーストラリアの北部に位置しており、州都は「ダーウィン」になります。

南オーストラリア州

オーストラリアの南部に位置しており、州都は「アデレード」になります。

補足とまとめ

  1. 特別地域→「準州」とも呼ばれ、州より自治の権限が弱いなどされる。
  2. まとめ→オーストラリアの地域は6の州と2の特別地域に分けられている。

オーストラリアの気候

オーストラリアの気候は、面積が広いこともあり地域によって異なってくることもあります。

一般的には年間を通して、比較的温暖な気候となっています。

3月~5月

3月頃までは雨季となっている地域があり、降水量は多くなります。

一方で、6月頃まで降水量が多くなる地域も存在しています。

6月~8月

オーストラリアではこの時期が冬となりますが、温暖である地域が多いです。

地域による気温差もこの季節だと大きく変わってきます。

9月~11月

この時期は気温にも恵まれ、雨も少ない地域が多いため観光がしやすくなっています。

しかし、メルボルンなどの地域では降水量も多く、最低気温も低いことがあるので注意が必要です。

12月~2月

この時期は夏となっており、30度以上にもなってきます。

一方で気温差の影響により、朝晩は冷える、もしくは涼しい気温となる地域もあります。

補足とまとめ

  1. まとめ→オーストラリアの気候は、比較的温暖ではあるが、地域による差もある。また、日本とは夏と冬の時期が真逆であることも特徴的。

現在のオーストラリア首相

現在のオーストラリアの首相には、スコット・モリソンさんが就任しています。

1968年(昭和43年)5月13日生まれ、シドニーの出身です。

首相には、2018年(平成30年)8月24日から務めています。

政治の世界に入るまでは観光業などの事業に従事していたようです。

首相となるまでは、財務大臣などを務めていた人物です。

補足とまとめ

  1. まとめ→2018年からスコット・モリソンさんが首相を務めている。

オーストラリアの国章・国旗

オーストラリアの国章

1912年(明治45年)に9月19日に、国章が制定されました。

中央に描かれているのは盾であり、その中にはオーストラリアの6つの州を表すものです。

左右には左にカンガルー、右にエミューが描かれ、前進しかしないことから採用されています。

上には星があり、これは連邦を表すとされ、後ろにある花はワトルと呼ばれる花となります。

最後に下に、国名であるオーストラリアが書かれています。

オーストラリアの国旗

1909年(明治42年)5月22日に、国旗が制定されました。

デザインとしては、左上に描かれるのはイギリスと深い関係があることから、イギリスの国旗に由来したものとなります。

このイギリスの国旗はユニオン・ジャックと呼ばれています。

その下にある星は七稜星となり、6つの州と特別地域を表しています。

右のデザインは南十字星にみたてたもので、シンボルになっている南半球にこの国が位置することに由来しています。

補足とまとめ

  1. まとめ→国章は1912年に制定され、6つの州を表す盾に、カンガルーとエミュー、七稜星が描かれている。後ろにある花はワトル。国旗は1909年に制定され、左上にユニオン・ジャック、その下に七稜星、右には南十字星が描かれる。

オーストラリアのシンボルになっている鳥・花・獣

オーストラリアの国鳥「コトドリ」

時期は不明ですが、オーストラリアの国鳥にコトドリが選ばれています。

主にオーストラリアにのみ生息している鳥となります。

また、国章にも描かれているエミューも国鳥として知られています。

オーストラリアの国花「ゴールデン・ワトル」

1988年(昭和63年)8月に、オーストラリアの国花にゴールデン・ワトルが選ばれています。

この花はアカシアの一種となっており、綺麗な黄色の花を咲かせます。

ゴールデン・ワトルはオーストラリアの国章にも描かれています。

オーストラリアの国獣「カンガルー」

時期は不明だが、オーストラリアの国獣にカンガルーが選ばれています。

カンガルーもオーストラリアの国章に描かれています。

また、非公式ながらコアラも国獣として認知されてきているようです。

補足とまとめ

  1. まとめ→オーストラリアのシンボルとして国鳥「コトドリ」「エミュー」国花「ゴールデン・ワトル」国獣「カンガルー」「コアラ」が選ばれている。

オーストラリアの国歌

アドバンス・オーストラリア・フェア

1984年(昭和59年)4月19日に、オーストラリアの国歌として採用されました。

日本では「進め うるわしのオーストラリア」という名称で知られています。

この歌は教師であったピーター・ドッヅ・マコーミックさんによって作成されました。

歌自体は1878年(明治11年)に作られており、国歌になるまでは様々な場面で使用されてきました。

ちなみに2021年(令和3年)に、歌詞の一部が変更されたようです。

補足とまとめ

  1. まとめ→1984年に、国歌「アドバンス・オーストラリア・フェア」が制定。

オーストラリアの世界遺産

オーストラリアの世界遺産は20件の登録されています。(文化遺産:4件 自然遺産:12件 複合遺産:4件)

今回は、それぞれの名称と簡単な紹介を登録順にしていきます。

ウィランドラ湖群地域

1981年(昭和56年)に、複合遺産として登録されました。

オーストラリアの南東部に位置する、歴史的な価値が認められた世界遺産です。

カカドゥ国立公園

1981年(昭和56年)に、複合遺産として登録されました。

ノーザンテリトリーの北部に位置しており、自然的な部分と共に壁画などが残る文化的な部分もある世界遺産です。

グレート・バリア・リーフ

1981年(昭和56年)に、自然遺産として登録されました。

オーストラリアの北東部に位置しており、世界でも最大級のサンゴ礁地帯となる世界遺産です。

タスマニア原生地域

1982年(昭和57年)に、複合遺産として登録されました。

タスマニア州に位置しており、多種多様な生物が生息し、壁画や石器なども発見された世界遺産です。

ロード・ハウ諸島

1982年(昭和57年)に、自然遺産として登録されました。

ニューサウスウェールズ州に位置する島であり、ここにのみ生息する生物もいる世界遺産です。

オーストラリアのゴンドワナ雨林

1986年(昭和61年)に、自然遺産として登録されました。

クイーンズランド州とニューサウスウェールズ州に属しており、今では貴重となって動物も多数生息する世界遺産です。

ウルル=カタ・ジュタ国立公園

1987年(昭和62年)に、複合遺産として登録されてました。

ノーザンテリトリーに位置しており、日本ではエアーズロックの名称でも知られる世界遺産です。

クイーンズランドの湿潤熱帯地域

1988年(昭和63年)に、自然遺産として登録されました。

クイーンズランド州に位置しており、他の自然遺産同様貴重な動物が生息する世界遺産です。

西オーストラリアのシャーク湾

1991年(平成3年)に、自然遺産として登録されました。

西オーストラリア州に、位置しており、非常に乾燥していることから限られた動物のみが生息している世界遺産です。

フレーザー島

1992年(平成4年)に、自然遺産として登録されました。

クイーンズランド州に位置する島で、非常に透明度の高い湖などがある世界遺産です。

オーストラリアの哺乳類化石地域

1994年(平成6年)に、自然遺産として登録されました。

クイーンズランド州と南オーストラリア州に位置しており、名称の通り哺乳類の化石が発見された世界遺産です。

ハード島とマクドナルド諸島

1997年(平成9年)に、自然遺産として登録されました。

オーストラリアから離れた場所にある島で、無人島となる世界遺産です。

マッコーリー島

1997年(平成9年)に、自然遺産として登録されました。

タスマニア州に位置しており、ペンギンなどが多数生息する無人島の世界遺産です。

グレーター・ブルー・マウンテン地域

2000年(平成12年)に、自然遺産として登録されました。

ニューサウスウェールズ州に位置しており、様々な種類のユーカリの気が生えている世界遺産です。

パーヌルル国立公園

2003年(平成15年)に、自然遺産として登録されました。

西オーストラリア州に位置しており、ドーム状になった化石が多数存在する世界遺産です。

王立展示館とカールトン庭園

2004年(平成16年)に、文化遺産として登録されました。

メルボルンに位置しており、様々な様式の建物が建ち並ぶ世界遺産です。

シドニー・オペラハウス

2007年(平成19年)に、文化遺産として登録されました。

シドニーに位置しており、コンサートホールなどで使用される世界遺産です。

オーストラリアの囚人遺跡群

2010年(平成22年)に、文化遺産として登録されました。

オーストラリアの各地に点在し、植民地時代における歴史的な証拠となっている世界遺産です。

ニンガルー・コースト

2011年(平成23年)に、世界遺産として登録されました。

オーストラリアの西部に位置し、世界でも最大級の大きさとなるサンゴ礁がある世界遺産です。

バッジ・ビムの文化的景観

2019年(令和元年)に、文化遺産として登録されました。

ビクトリア州に位置しており、世界でも最古の水産養殖地となる世界遺産です。

補足とまとめ

  1. 複合遺産→文化遺産と自然遺産の価値を両方兼ね備えている世界遺産。

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