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【アンゴラ知識まとめ】アンゴラの色々な基礎情報を知りたい人に!

世界の国知識まとめ

アンゴラの概要

アンゴラはアフリカの南部に位置している国で、首都はルアンダです。

日本語での正式名称は「アンゴラ共和国」となります。

漢字では、「諳喀剌」「安哥拉」「昻疴拉」「安加拉」などで表記されます。

石油やダイヤモンド、コーヒーなどが主要な産業として挙げられています。

内戦が長年続いていましたが、終わりを迎えてからは成長が著しい国として評価されています。

補足とまとめ

  1. アンゴラ漢字1文字→漢字1文字での情報は見つからなかった。
  2. 内戦→2002年まで続いた。
  3. まとめ→アフリカに位置しており、首都はルアンダ。漢字では「諳喀剌」などで表記され、石油やダイヤモンド、コーヒー等が主要な産業。

アンゴラの面積・人口・人口密度

面積:約1,247,000k㎡

人口:約32,900,000人 人口密度:約26.3人/k㎡

補足とまとめ

  1. 面積参照→アンゴラ基礎データ|外務省より。
  2. 人口参照→世界人口白書2020年版より。

アンゴラの由来

アンゴラの由来は、「ンゴラ」という名称にちなんでいます。

16世紀頃にアンゴラの地に存在して王国があり、統治していた王がいました。

「ンゴラ」はその地を治める王の称号とされています。

また、領土といった意味合いももっていたことから、「ンゴラ」は地名として使用されていきました。

その後、ポルトガルによって植民地化されるなど歴史を経て現在の「アンゴラ」へと転じていきました。

補足とまとめ

  1. ンゴラ→「ヌゴラ」など他の表記もされる。
  2. まとめ→国名の由来は、王の称号でもあり地名を指した「ンゴラ」という言葉から転じてできた。

アンゴラの地域区分

アンゴラの地域区分は、上の地図の名称の18の州に分けられています。

今回それぞれの州の中心となる都市である州都も合わせて紹介します。

ウアンボ州

アンゴラ中央部に位置し、州都は「ウアンボ」になります。

ウィジェ州

アンゴラ北西部に位置し、州都は「ウィジェ」になります。

ウィラ州

アンゴラ南西部に位置し、州都は「ルバンゴ」になります。

カビンダ州

アンゴラ北西部の飛び地に位置し、州都は「カビンダ」になります。

クアンザ・スル州

アンゴラ西部に位置し、州都は「スンベ」になります。

クアンザ・ノルテ州

アンゴラ北西部に位置し、州都は「ンダラタンド」になります。

クアンド・クバンゴ州

アンゴラ南東部に位置し、州都は「メノングエ」になります。

クネネ州

アンゴラ南部に位置し、州都は「オンジヴァ」になります。

ザイーレ州

アンゴラ北西部に位置し、州都は「ンバンザ=コンゴ」になります。

ナミベ州

アンゴラ南西部に位置し、州都は「ナミベ」になります。

ビエ州

アンゴラ中央部に位置し、州都は「クイト」になります。

ベンゲラ州

アンゴラ西部に位置し、州都は「ベンゲラ」になります。

ベンゴ州

アンゴラ北西部に位置し、州都は「カシート」になります。

マランジェ州

アンゴラ北部に位置し、州都は「マランジェ」になります。

モシコ州

アンゴラ東部に位置し、州都は「ルエナ」になります。

ルアンダ州

アンゴラ北西部に位置し、州都は「ルアンダ」になります。

ルンダ・スル州

アンゴラ北東部に位置し、州都は「サウリモ」になります。

ルンダ・ノルテ州

アンゴラ北東部に位置し、州都は「ドゥンド」になります。

補足とまとめ

  1. ウィラ→「ウイラ」と表記されることもある。
  2. ウィジェ→「ウイジェ」と表記されることもある。
  3. まとめ→アンゴラの地域区分は18の州に分けられる。首都のルアンダはルアンダ州に位置する。

アンゴラの気候

アンゴラの気候は地域により様々ですが、ステップ気候が広い範囲を占めています。

年間を通しても降水量は少なく、日本と比べると極端に少ないことが特徴的です。

3月~5月

3月の時点で既に暑い時期となっているため、寒さはありません。

4月は首都のルアンダを始め、最も降水量が多くなる傾向にあります。

6月~8月

6月に入ると乾期となり、雨が降ることは滅多にありません。

比較的涼しい時期にもなっており、過ごしやすくなっています。

9月~11月

11月になると雨季に入るため、乾期の時期に比べると降水量が増えてきます。

アンゴラの雨季は高温多湿となっており、蒸し暑い日が続くこともあります。

12月~2月

雨季の時期はまだ続いており、最高気温は30度を越える日もあります。

日によっては35度を越えることもあるので、注意が必要です。

補足とまとめ

  1. ステップ気候→1日の気温差が大きく、雨季以外では降水量は少ない。
  2. まとめ→アンゴラの気候はステップ気候が広い範囲を占める。3月~5月は降水量が最も多くなりやすく、6月~8月は過ごしやすい気候に。9月~11月は雨季に入ると高温多湿になり、12月~2月は35度を越える日もある。

現在のアンゴラ大統領

現在のアンゴラ大統領には、ジョアン・ロウレンソさんが就任しています。

1954年(昭和29年)3月5日生まれ、アンゴラのベンゲラ州にあるロビト出身です。

2017年(平成29年)9月26日から大統領を務めており、今回初当選となります。

2014年(平成26年)から大統領になるまで国防相で務めていました。

ロシア語やスペイン語など、他の言語も堪能な人物です。

補足とまとめ

  1. 国防相→一般的には国軍を統制する機関。
  2. まとめ→2017年から、ジョアン・ロウレンソさんが大統領を務めている。

アンゴラの国章・国旗

アンゴラの国章

1990年(平成2年)11月2日に、アンゴラの国章が制定されました。

中央にはマチェットと呼ばれる刃物とクワが描かれ、革命と農民を表しています。

その上に見られる星は進歩を、朝日は出発を象徴したものとなります。

朝日の下の本は教育を表し、周りはコーヒー産業が主要なことからコーヒーのツル、労働者を表す歯車で構成されています。

一番下の文字にはポルトガル語で国名であるアンゴラ共和国と書かれています。

アンゴラの国旗

1975年(昭和50年)に、アンゴラの国旗が制定されました。

中央には国章でも使用された星や刃物、歯車が描かれ、同様に労働者を象徴しています。

そして上は赤色、下は黒色の2色が採用されています。

赤色は独立運動時の犠牲、黒色はアフリカ大陸を表現したものとなります。

また、現在新しい国旗が提案されているようですが、まだ変更はないようです。

補足とまとめ

  1. まとめ→1990年に国章が、1975年に国旗が制定。国章はマチェットとクワ、星、朝日、本、コーヒーのツル、歯車で構成され、下にはアンゴラ共和国の文字。国旗は中央に星とマチェットと歯車が配され、赤と黒で構成される。

アンゴラのシンボルになっている鳥

アンゴラの国鳥「アカガシラエボシドリ」

時期は不明ですが、アンゴラの国鳥にアカガシラエボシドリが選ばれています。

アンゴラが原産であり、西部の地域に分布している鳥となります。

ちなみに、アカガシラエボシドリのほうが広く知られていますが、アメリカグンカンドリを国鳥としている資料もあります。

補足とまとめ

  1. まとめ→時期は不明だが、国鳥「アカガシラエボシドリ」のみが選ばれている。

アンゴラの国歌

進めアンゴラ

1975年(昭和50年)に、国歌「進めアンゴラ」が制定されました。

作詞はマヌエル・モンテイロさんが手掛けており、作家に始まり弁護士など多様な肩書きを持っています。

作曲はルイ・ミンガスさんが携わっており、独立運動の際の中心メンバーとされています。

国歌はポルトガルより独立を果たした年に制定されたことになります。

その想いが国歌にも込められた歌詞となっています。

補足とまとめ

  1. 独立年→1975年。
  2. まとめ→1975年に国歌「進めアンゴラ」が制定。

アンゴラの世界遺産

旧コンゴ王国首都の残影ンバンザ=コンゴ

2017年(平成29年)に、世界文化遺産として登録されました。

ザイーレ州のンバンザ=コンゴに位置している歴史地区となります。

また、アンゴラでは初めての登録となり、歴史的な価値が認められました。

ンバンザ=コンゴは14世紀から繁栄していた都市でした。

しかし、15世紀になるとポルトガル人が渡ってきたことからヨーロッパの建築物などが取り入れられ、様々な影響を受けてきた都市となっています。

補足とまとめ

  1. 登録名→世界遺産名には様々な表記が見られ、上記のはあくまで一例。他には「ンバンザ=コンゴ、コンゴ王国の首都の痕跡」「ンバンザ・コンゴ、旧コンゴ王国の首都跡」などの表記が見られる。
  2. まとめ→アンゴラの世界遺産は、文化遺産が1件登録されている。

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