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【ウルグアイ知識まとめ】ウルグアイの色々な基礎情報を知りたい人に!

世界の国知識まとめ

ウルグアイの概要

ウルグアイは南アメリカに位置している国で、首都はモンテビデオです。

日本での正式名称は「ウルグアイ東方共和国」となります。

漢字では「宇柳貝」をはじめ、「宇柳具」「烏拉乖」などの表記があります。

主要な産業として農牧業などが挙げられ、牛肉などは輸出も盛んに行われています。

ウルグアイの土地の特徴の1つとして草原となっている場所が多いことがあります。

補足とまとめ

  1. まとめ→南アメリカに位置しており、首都はモンテビデオ。農牧などが主要な産業であり、草原が多い土地となっている。

ウルグアイの面積・人口・人口密度

面積:約176,000k㎡

人口:約3,500,000人 人口密度:約19.8人/k㎡

補足とまとめ

  1. 面積参照→ウルグアイ基礎データ|外務省より。
  2. 人口参照→世界人口白書2020年版より。

ウルグアイの由来

ウルグアイの名称は、グアラニー族と呼ばれる民族の言葉から出来ました。

川から由来して誕生したものとされ、川に巻き貝や、ウルという名称の鳥が多いことが由来の1つとなっています。

これには諸説あるようで、「ウル」が曲がりくねった、「グア」が川を意味することからとする説もありました。

情報により多少異なったものとなっていますが、川に関連しているとみて間違いなさそうです。

また正式名称には「東方」とついていますが、これはウルグアイ川の東部に位置していたことからそう呼んでいました。

補足とまとめ

  1. まとめ→ウルグアイの名称は諸説あるが、川に関連した言葉が由来となっている。

ウルグアイの地域区分

ウルグアイの地域は現在19の県に分けられています。

今回はそれぞれの県の名称と、県庁所在地である県都を紹介します。(50音順)

アルティガス県

ウルグアイの北部に位置しており、県都は「アルティガス」になります。

カネロネス県

ウルグアイの南部に位置しており、県都は「カネロネス」になります。

コロニア県

ウルグアイの南西部に位置しており、県都は「コロニア・デル・サクラメント」になります。

サルト県

ウルグアイの北部に位置しており、県都は「サルト」になります。

サン・ホセ県

ウルグアイの南部に位置しており、県都は「サン・ホセ・デ・マジョ」になります。

セロ・ラルゴ県

ウルグアイの東部に位置しており、県都は「メロ」になります。

ソリアノ県

ウルグアイの南西部に位置しており、県都は「メルセデス」になります。

タクアレンボ県

ウルグアイの北部に位置しており、県都は「タクアレンボ」になります。

ドゥラスノ県

ウルグアイの中央部に位置しており、県都は「ドゥラスノ」になります。

トレインタ・イ・トレス県

ウルグアイの東部に位置しており、県都は「トレインタ・イ・トレス」になります。

パイサンドゥ県

ウルグアイの西部に位置しており、県都は「パイサンドゥ」になります。

フロリダ県

ウルグアイの南部に位置しており、県都は「フロリダ」になります。

フロレス県

ウルグアイの南西部に位置しており、県都は「トリニダ」になります。

マルドナド県

ウルグアイの南東部に位置しており、県都は「マルドナド」になります。

モンテビデオ県

ウルグアイの南部に位置しており、県都は「モンテビデオ」になります。

ラバジェハ県

ウルグアイの南東部に位置しており、県都は「ミナス」になります。

リオ・ネグロ県

ウルグアイの西部に位置しており、県都は「フライ・ベントス」になります。

リベラ県

ウルグアイの北部に位置しており、県都は「リベラ」になります。

ロチャ県

ウルグアイの南東部に位置しており、県都は「ロチャ」になります。

補足とまとめ

  1. カネロネス→「カネローネス」の名称もみられる。
  2. タクアレンボ→「タクアレンボー」の表記もみられる。
  3. まとめ→ウルグアイの地域は、19の県に分けられている。

ウルグアイの気候

地域によって変わってきますが、年間を通して穏やかな気候となっています。

しかし、時期によっては1日のうちに大きく天気が変わることもあるようです。

3月~5月

1年を通して降水量は大きく変化するわけではありませんが、この時期は降水量が少し多くなっています。

6月に向け、徐々に涼しくなっていくことも特徴です。

6月~8月

日本と異なり、この時期が一番寒くなっています。

中でも6月が年間を通して寒くなる傾向にあります。

9月~11月

この時期から夏季に向けて、気温が上昇してきます。

そのことから、気候的にも段々過ごしやすくなります。

12月~2月

6月などの気温とは逆なっていることから、夏季であるこの時期が最も暑くなります。

その中でも特に1月頃に気温が高くなる傾向にあります。

補足とまとめ

  1. まとめ→ウルグアイの気候は年間を通して穏やかなことが特徴。また、日本とは異なり、6月頃が寒く、1月頃が暑くなる。

現在のウルグアイ大統領

現在のウルグアイ大統領には、ルイス・アルベルト・ラカジェ・ポウさんが就任しています。

1973年(昭和48年)8月11日生まれ、モンテビデオ出身です。

2020年(令和2年)3月1日より、大統領を務めています。

大学では法学部を卒業しており、2000 年(平成12年)からは議員を務めていました。

政治のやり方として、国民との対話や、実際に行動するといったことを目指しています。

補足とまとめ

  1. まとめ→2020年から、ルイス・アルベルト・ラカジェ・ポウさんが大統領を務めている。

ウルグアイの国章・国旗

ウルグアイの国章

1908年(明治41年)10月26日に、国章が制定されました。

4分割されたシンボルの左上は天秤であり、平和と正義を象徴、右上はモンテビデオの丘が描かれ、力を象徴しています。

そして、左下に描かれているのは馬であり自由を、右下の牛は穀物が豊かに実ることを象徴します。

これらの左右に描かれている植物は、左が月桂樹、右がオリーブの枝と実になっています。

最後に、上に描かれているのは繁栄などの意味を込めた「五月の太陽」と呼ばれるものになり、下のリボンは平和を象徴しています。

ウルグアイの国旗

1930年(昭和5年)に、現在の国旗が制定されました。

国章にも使用された「五月の太陽」が左上に描かれています。

青色と白色で書かれた線は9本となっており、これは独立した際の県の数となります。

また、青色は自由を、白色は平和を象徴したものとなっています。

この国旗はアルゼンチンの国旗がモデルになっているとされ、独立を支援してくれたということが理由です。

補足とまとめ

  1. 五月の太陽→インティと呼ばれる太陽神を象徴し、五月はスペインからの独立のきっかけとなった時期を表している。
  2. 国旗の制定年→元々は1828年に制定されたものがデザインが変更され現在に至るが、変更年は1830年との情報もあった。
  3. まとめ→国章は1908年に制定され、中央の4分割された場所には天秤、モンテビデオの丘、馬、牛が描かれ、左右には月桂樹とオリーブが描かれている。また上には五月の太陽、下にはリボンがある。国旗は1930年に制定され、左上に五月の太陽、そして青色と白色の線が計9本書かれている。

ウルグアイのシンボルになっている鳥・花

ウルグアイの国鳥「ナンベイタゲリ」

時期は不明ですが、ウルグアイの国鳥にナンベイタゲリが選ばれています。

この鳥は南アメリカでは広い範囲に分布しています。

また、別名「テロ」と呼ばれることも多く、こちらの名称が知られていることもあります。

ウルグアイの国花「セイボ」

時期は不明ですが、ウルグアイの国花にセイボが選ばれています。

セイボはアルゼンチンなど南アメリカが原産となっています。

日本では呼ばれかたが異なり、「アメリカデイゴ」「カイコウズ」とも呼ばれます。

補足とまとめ

  1. まとめ→時期は不明だが、国鳥「ナンベイタゲリ」国花「セイボ」が選ばれている。

ウルグアイの国歌

ウルグアイの国歌

当初は1848年(弘仏5年)に、ウルグアイの国歌として制定されました。

厳密にいえば、1848年の制定はメロディーも関するものになります。

歌詞はそれより前の1833年に一度制定され、その後修正も加えられています。

これはメロディも同様であり、何度も変更され、現在の国歌は1938年に制定されたものになるようです。

ちなみに、元々の歌は11番まであるそうですが、国歌としては1番のみ歌うようです。

補足とまとめ

  1. 読み→「弘仏(こうか)」
  2. まとめ→当初は1833年に歌詞、1848年にメロディーが制定。その後変更が度々あり、現在のものは1938年制定によるもの。

ウルグアイの世界遺産

ウルグアイの世界遺産は2件の登録がされています。

この2件の世界遺産はともに文化遺産での登録となります。

コロニア・デル・サクラメントの歴史的街並み

1995年(平成7年)に、文化遺産として登録されました。

コロニア県にある都市、コロニア・デル・サクラメントに位置する世界遺産です。

この場所は歴史的にも長く、ウルグアイの中でも最も古い都市と言われています。

当初はポルトガル人の戦場の拠点として出来ました。

17世紀にできた都市であることから、当時の背景や生活などを汲み取ることができる場所となっています。

フライ・ベントスの産業景観

2015年(平成27年)に、文化遺産として登録されました。

リオ・ネグロ県の都市、フライ・ベントスに位置しています。

この場所では食肉加工が盛んに行われていました。

当時の工場や様々な施設からできた景観が世界遺産となっています。

ヨーロッパなどの輸出も行っていたことから、その時代の技術などが残った価値あるものとなります。

補足とまとめ

  1. フライ・ベントスの産業景観→「フライ・ベントスの産業と結びつく文化的景観」といった表記もみられる。
  2. まとめ→ウルグアイの世界遺産は文化遺産の2件が登録されている。

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