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【ウガンダ知識まとめ】ウガンダの色々な基礎情報を知りたい人に!

世界の国知識まとめ

ウガンダの概要

ウガンダはアフリカ大陸に位置している国で、首都はカンパラです。

日本での正式名称は「ウガンダ共和国」となります。

漢字では「宇岸陀」「烏干達」「烏敢大」「烏岡太」などで表記されます。

主な産業として農業が挙げられ、コーヒーやバナナなどが世界でも有数の生産量となっています。

資源としては豊富にある国ですが、内乱などの影響により経済的にはまだ成長段階のようです。

補足とまとめ

  1. まとめ→アフリカに位置しており、首都はカンパラ。漢字では「烏干達」などで表記され、コーヒーやバナナなど農作物が主要な産業の1つ。

ウガンダの面積・人口・人口密度

面積:約241,000k㎡

人口:約45,700,000人 人口密度:約189.6人/k㎡

補足とまとめ

  1. 面積参照→ウガンダ基礎データ|外務省より。
  2. 人口参照→世界人口白書2020年版より。

ウガンダの由来

ウガンダの名称は、「ブガンダ」という言葉が転じたものが由来となっています。

ブガンダは「ガンダ族の国」といった意味合いを持ちます。

当時ブガンダ王国が存在しており、ガンダ族という民族が多くの割合を占めていました。

それぞれ「ブ」は地を、「ガンダ」は戦士を意味します。

ブガンダの名称がイギリスに伝わる際に訛ったことで現在の名称になったとされています。

補足とまとめ

  1. まとめ→ウガンダの国名の由来は、「ガンダ族の国」という意味の「ブガンダ」が転じたもの。

ウガンダの地域区分

ウガンダの地域は大きく分けると4つの地域に分けられ、合計で135の県とカンパラ市が存在しています。

数が多いため、今回は地域の名称と県とカンパラ市の紹介のみをします。(50音順)

西部地域

35の県があり、「イシンギロ」「イバンダ」「カガディ」「カクミロ」「カセセ」「カゾ」「カヌング」「カバレ」「カバロレ」「カムウェンゲ」「キェゲグワ」「キエンジョジョ」「キクベ」「キソロ」「キタグウェンダ」「キバレ」「キリャンドンゴ」「キルフラ」「シェエマ」「ブシェニ」「ブニャンガブ」「ブフウェジュ」「ブリサ」「ブンディブギョ」「ホイマ」「マシンディ」「ミトマ」「ムバララ」「ルキガ」「ルクンギリ」「ルバンダ」「ルビリジ」「ルワンパラ」「ントゥンガモ」「ントロコ」が位置しています。

中央地域

カンパラ市と25の県があり、「カサンダ」「カランガラ」「カユンガ」「カルング」「カンパラ」「キボガ」「キャンクァンジ」「キョテラ」「ゴンバ」「センバブレ」「ナカセケ」「ナカソンゴラ」「ブイクウェ」「ブヴァマ」「ブコマンシンビ」「ブタンバラ」「マサカ」「ミティアナ」「ムコノ」「ムピジ」「ムペンデ」「ラカイ」「リャントンデ」「ルウェロ」「ルウェンゴ」「ワキソ」が位置しています。

東部地域

37の県があり、「アムリア」「イガンガ」「カタクイ」「カプチョルワ」「カベラマイド」「カペレビョン」「カムリ」「カラキ」「カリロ」「キブク」「クウェエン」「クミ」「シロンコ」「セレレ」「ソロティ」「トロロ」「ナマインゴ」「ナミシンドワ」「ナムトゥンバ」「ジンジャ」「パリサ」「ビイェンデ」「ブギリ」「ブグウェリ」「ブケデア」「ブクウォ」「ブシア」「ブダカ」「ブタレジャ」「ブテボ」「ブドゥダ」「ブランブリ」「マナフワ」「マユゲ」「ムバレ」「ルッカ」「ンゴラ」が位置しています。

北部地域

38の県があり、「アガゴ」「アジュマニ」「アパッチ」「アビム」「アムダッド」「アムル」「アモラタル」「アルア」「アレブトング」「オツケ」「オボンギ」「オモロ」「オヤム」「カボング」「カレンガ」「キトゥグム」「クワニア」「グル」「コティド」「コボコ」「コレ」「ゾンボ」「テレゴ」「ドコロ」「ナウォヤ」「ナカピリピリ」「ナパック」「ナビラトゥク」「ネビ」「パクワチ」「パデル」「マディ・オコロ」「マラチャ」「モヨ」「モロト」「ユンベ」「ランウォ」「リラ」が位置しています。

補足とまとめ

  1. まとめ→ウガンダの地域は大きく4つの地域に分けられ、135の県とカンパラ市が位置している。

ウガンダの気候

ウガンダの気候は年間を通して温暖ではありますが、天気は北部と南部で変わってきます。

一般的には南部の地域で雨となることが多くなることが特徴です。

3月~5月

3月~5月にかけては降水量が多く、年間を通してこの時期が一番となります。

特に4月が一番多くなるといった傾向があります。

6月~8月

この時期になると雨は段々と落ち着きを見せはじめます。

気温は一気に高くなることはありませんが、1日の気温差が大きい日もあるので注意が必要です。

9月~11月

この時期には、降水量がまた徐々に増えてきます。

一方で、地域によっては乾燥がひどくなることもあります。

12月~2月

地域により12月頃までは降水量が、2月頃まで乾燥している時期となります。

年間を通して暖かいため、この時期でも比較的過ごしやすい気温となっています。

補足とまとめ

  1. まとめ→ウガンダの気候は、年間を通して温暖なこと、南部の地域の降水量の多さなどが特徴。特に3月~5月にかけての降水量は年間でも特に多い。

現在のウガンダ大統領

現在のウガンダ大統領には、ヨウェリ・カグタ・ムセベニさんが就任しています。

1944年(昭和19年)9月15日生まれ、ウガンダのントゥンガモ県出身です。

1986年(昭和61年)1月29日より大統領を務めており、6度の当選をしています。

大統領であるムセベニさんの特徴の1つとして、在位期間の長さが挙げられます。

地域によって差はありますが、ウガンダの成長を支えた人物とされています。

補足とまとめ

  1. まとめ→1986年からヨウェリ・カグタ・ムセベニさんが大統領を務めている。

ウガンダの国章・国旗

ウガンダの国章

1962年(昭和37年)に、国章として制定されました。

中央の盾と槍は国を守る意思を、盾の中に描かれているものは、上がビクトリア湖、中央が日照時間が多いことから太陽、下の太鼓は祝典などの際に人々が踊ることを意味しています。

その左右にいる動物は、自然の象徴であるコーブと国鳥であるホオジロカンムリヅルが描かれています。

下には同じく自然の象徴として小山が描かれ、中央にはナイル川、主要作物のコーヒーと木綿が配されます。

一番下に書かれている文字は国の標語であり、「神と我が国のために」といった文言となっています。

ウガンダの国旗

1962年(昭和37年)10月9日に、国旗が制定されました。

これはウガンダが国歌として独立した際に制定されたものになります。

中央には、国章に使用された国鳥であるホオジロカンムリヅルが描かれています。

上から黒色、黄色、赤色が使用されるデザインとなっています。

それぞれの色の意味は黒色はアフリカ大陸もしくは黒人、黄色は夜明けの太陽の光、赤色はアフリカ人の愛を象徴してるとされています。

補足とまとめ

  1. ビクトリア湖→ウガンダが面している湖で、その他ケニア、タンザニアの国も面している。
  2. まとめ→国章、国旗ともに1962年制定。国章は盾と槍、更に盾の中には上からビクトリア湖、太陽、太鼓が描かれる。左右にはコーブとホオジロカンムリヅルがおり、下にはナイル川とコーヒー、木綿、国の標語がある。国旗は中央にホオジロカンムリヅルがおり、上から黒、黄、赤が使用される。

ウガンダのシンボルになっている鳥

ウガンダの国鳥「ホオジロカンムリヅル」

時期は不明ですが、ウガンダの国鳥にホオジロカンムリヅルが選ばれています。

この鳥は主にアフリカ大陸の南部、湿地などに生息しています。

ウガンダでは現在の国章や国旗にも採用されました。

補足とまとめ

  1. その他の象徴→国花など情報が無いため、恐らく指定は無いと思われる。
  2. まとめ→時期は不明だが、国鳥「ホオジロカンムリヅル」が選ばれている。

ウガンダの国歌

Oh Uganda,Land of Beauty

1962年(昭和37年)に、国歌として制定されました。

作詞作曲ともに、ジョージ・ウィルバーフォース・カコマさんが手掛けています。

国旗と同様、独立した際に制定されたものになります。

この国歌の日本語での名称は「おおウガンダ、美しき地」です。

世界的にみても、短めの国歌として知られているようです。

補足とまとめ

  1. まとめ→1962年に国歌「Oh Uganda,Land of Beauty」が制定。

ウガンダの世界遺産

ウガンダの世界遺産は3件の登録がされています。

内訳としては文化遺産が1件、自然遺産が2件となります。

カスビのブガンダ王国歴代国王の墓

2001年(平成13年)に、文化遺産として登録されました。

この世界遺産は首都であるカンパラに位置しています。

元々は1882年(明治15年)に、宮殿として丘の上に建てられました。

その2年後に、王族たちの墓へとなっていったようです。

現在では宮殿が火災によって焼けてしまい、2010年(平成22年)に危機遺産へと登録されました。

ブウィンディ原生国立公園

1994年(平成6年)に、自然遺産として登録されました。

ウガンダの南西部に位置しており、一部コンゴ民主共和国の国立公園にも隣接しています。

マウンテンゴリラをはじめとする、珍しい動植物が数多く生息しています。

この国立公園はその多様な生態系が1つのポイントとして評価されました。

人が簡単には侵入できない場所であることから、このような環境が出来たとされます。

ルウェンゾリ山地国立公園

1994年(平成6年)に、自然遺産として登録されました。

ウガンダの西部に位置し、こちらもコンゴ民主共和国の国境に接する場所に位置しています。

5109メートルにもなる標高は、アフリカ大陸でも3番目の高さを誇ります。

チンパンジーをはじめ、この国立公園にも貴重な動物が生息しています。

動物だけではなく、珍しい植物を自生しており、多種多様な生態系となっていることが特徴です。

補足とまとめ

  1. 危機遺産→世界遺産としての価値が失われてしまう危機にあるものが対象。
  2. まとめ→ウガンダの世界遺産は、文化遺産が1件、自然遺産が2件の計3件が登録されている。

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