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【アイスランド知識まとめ】アイスランドの色々な基礎情報を知りたい人に!

世界の国知識まとめ

アイスランドの概要

アイスランドはヨーロッパの北西に位置している国で、首都はレイキャヴィークになります。

ヨーロッパ北西の島国にアイスランドはあり、日本語での正式名称はアイスランド共和国となります。

漢字では「氷島」「氷州」「氷洲」などで表記され、1文字で「氷」と表されます。

美しい自然がある一方で、火山が多いため噴火による影響を受けることもあります(都市などの近くにはない為、被害は出にくい)。

アイスランドは世界の安全な国としても1位や2位など上位に位置しています。

補足とまとめ

  1. レイキャヴィーク→一般的に「レイキャビク」と表記されることも多い。
  2. まとめ→ヨーロッパにある島国に位置し日本語の名称は「アイスランド共和国」。首都はレイキャヴィークで漢字では「氷」と表記される。安全な国とされている一方で火山の影響も受ける。

アイスランドの面積・人口・人口密度

面積:103,000k㎡

人口:364,134人 人口密度:約3.5人/k㎡

補足とまとめ

  1. 面積参照→アイスランド基礎データ|外務省より。
  2. 人口参照→アイスランド統計局より(2020.1.1時点)

アイスランドの由来

アイスランドの名称はノルウェーからやってきたフローキという人物によって名付けられました。

それは水面を漂流する氷が、浮かんでいる光景を見たまま命名されたとされています。

ノルウェー語で氷は「イス」、国は「ラント」となるようです。

この言葉を合わせて「イスラント」つまり氷の国といった意味を持ちます。

これが英語読みをされて、現在のアイスランドの名称ができたとされます。

補足とまとめ

  1. まとめ→ノルウェーの人物、フローキが命名した。氷が漂流しているのを見て、「氷の国」といった意味の言葉をつけたとされる。

アイスランドの地域区分

アイスランドは大きく分けると、8つの地方に分類されます。

大レイキャヴィーク地方(首都地方)

アイスランドの南西に位置し、首都である「レイキャヴィーク」の他、「コーパヴォグル」「ハフナルフィヨルズゥル」「ガルザバイル」があります。

南西アイスランド地方(南部半島地方)

アイスランドの更に南西に位置し、中心の「ケプラヴィーク」があります。

西アイスランド地方(西部地方)

アイスランドの西部に位置し、中心の「ボルガルネース」があります。

西部フィヨルド地方

アイスランドの北西に位置し、中心の「イーサフィヨルズゥル」があります。

北アイスランド西部地方(北西地方)

アイスランドの北に位置し、中心の「ソイザウルクロウクル」の他、「シグルフィヨルズル」があります。

北アイスランド東部地方(北東地方)

アイスランドの北東に位置し、中心の「アークレイリ」の他、「オゥラフスフィヨルズゥル」「ダールヴィーク」「フーサヴィーク」があります。

東アイスランド地方(東部地方)

アイスランドの東部に位置し、中心の「エイイルススタジル」の他、「ネスコイプスタジル」「ブレイズダルスヴィーク」「レイザルフィヨルズル」「ヘプン」があります。

南アイスランド地方(南部地方)

アイスランドの南に位置し、中心の「セールフォス」の他、「ヴィーク」「キルキュバイヤルクロイストゥル」「クヴェラゲルジ」「スカールホルト」「スコゥガル」があります。

補足とまとめ

  1. ()内の表記→日本語訳として紹介されていた情報。
  2. まとめ→アイスランドは大きく分けて8つの地方に分けられる。首都である「レイキャヴィーク」は大レイキャヴィーク地方(首都地方)に位置している。

アイスランドの気候

アイスランドは大きく区分すると、西岸海洋性気候、ツンドラ気候に属しています。

名前は凄く寒そうな国ですが、地域によっては冬も想像より比較的温暖な気候となっています。

春(4月~5月)

アイスランドでは4月から春とされているようです。

5月には気温が上がりますが、日本と比べると寒さが厳しい気候となっています。

夏(6月~8月)

春に比べると更に気温は上がりますが、半袖1枚では厳しい日もあります。

この時期には太陽が沈まないなどして暗くなることのない、白夜という現象も起こります。

秋(9月~10月)

9月からは夜も長くなってくることで、オーロラを見れることも増えます。

日本の冬に近いような気温となりますが、積雪はまだ本格化はしません。

冬(11月~3月)

寒さがより厳しくなりますが、地域によっては想像より寒くはありません。

風が強い為、体感温度は寒く感じることもあり、日照時間が短いのも特徴的です。

補足とまとめ

  1. 西岸海洋性気候→夏は暑くなく、冬は比較的温暖な気候。雨も少ない。
  2. ツンドラ気候→1年を通してほとんどの期間、氷雪に覆われていることが特徴。
  3. まとめ→大きく区分すると、西岸海洋性気候、ツンドラ気候となる。春は気温は上がりつつ寒さが残り、夏は白夜という現象が起こる時期もある。秋は夜が長くなり寒さが厳しく、冬は風により体感温度は寒い日もあり、日照時間が短い。

現在のアイスランド大統領

写真1枚目真ん中の人物。

現在のアイスランド大統領には、グドゥニ・トルラシウス・ヨハネソンさんが就任しています。

1968年(昭和43年)6月26日生まれ、アイスランドのレイキャヴィーク出身です。

2016年(平成28年)8月1日から大統領を務めており、1期目でしたが2020年(令和2年)に見事再選を果たしました。

歴史学に通じており、アイスランド大学などで講師をしていました。

48歳で大統領に就任しましたが、これはアイスランド史上最年少とのことです。

補足とまとめ

  1. 大統領名→上記の名前は外務省の情報であるが、文献によってはグズニ・ソーラシウス・ヨーハンネッソンなど訳が異なる。
  2. →アイスランド大統領第6代。
  3. まとめ→2016年から史上最年少で、ヨハネソン大統領が就任している。

アイスランドの国章・国旗

アイスランドの国章

出典:アイスランドの基本情報 | Iceland Market[アイスランドマーケット]

1944年(昭和19年)7月1日に、国章が制定されました。

中央にはアイスランドの国旗が描かれています。

溶岩の上にいる4体は守護者であり、アイスランドのそれぞれの場所の守護者となります。

左側は牛が南西部、鳥が北西部となっています。

右側はドラゴンで北東部、人物は巨人であり南東部の守護者となっています。

アイスランドの国旗

出典:アイスランドの基本情報 | Iceland Market[アイスランドマーケット]

1944年(昭和19年)6月17日に、国旗が制定されました。

デザインとしては十字が使われており、これはアイスランドをはじめ、北欧で使われることが多いです。

使用している色は青に白と赤であり、青色はアイスランドの国民を象徴する色とされているようです。

この十字も中央ではなく、左側に寄っていることも特徴となっています。

青は海と空、白は氷河と雪、赤は火山を表しています。

補足とまとめ

  1. まとめ→1944年6月17日に国旗が、同年7月1日に国章が制定。国章は国旗に4体の守護者がいるデザインで、国旗は左側によった十字のマークが描かれており、青と白、赤の色が使用される。

アイスランドのシンボルになっている鳥・花

アイスランドの鳥「シロハヤブサ」

時期は不明ですが、アイスランドの国鳥として、シロハヤブサが指定されています。

ハヤブサの中でもサイズは大きく、北極圏などに分布している貴重な鳥です。

少数ですが、日本にも渡ってくることがあり、冬の時期の北海道で見かける可能性があります。

アイスランドの花「チョウノスケソウ」

時期は不明ですが、アイスランドの国花として、チョウノスケソウが指定されています。

アイスランドではホルタソーレイという名称であり、上述の名称は日本名です。

北極圏などの寒い地域で見られ、日本では北海道など限られるものの分布はしています。

補足とまとめ

  1. チョウノスケソウ→日本のものは変種とも言われている。
  2. まとめ→時期は不明だが、国鳥に「シロハヤブサ」国花に「チョウノスケソウ」が指定されている。

アイスランドの国歌

讃美歌

1944年(昭和19年)にアイスランドの国歌として制定されました。

詩人であるマッティーアス・ヨクムソンさんが作詞をし、音楽家のスヴェインビョルン・スヴェインビョルンソンさんが作曲を担当しました。

3番までありますが、一般に1番までしか歌われないようです。

また、学校では教えてもらえず、歌えない人もいるようです。

歌詞が宗教的であるという理由から物議を醸し出すこともあります。

補足とまとめ

  1. 作曲者名→スヴェインビェルン・スヴェインビェルンソンという表記も有り。
  2. まとめ→1944年に国歌「讃美歌」が制定。1番のみが主に歌われる。

アイスランドの世界遺産

シンクヴェトリル国立公園

出典:シンクヴェトリル国立公園|アイスランド 世界遺産|阪急交通社

2004年(平成16年)に、世界文化遺産として登録されました。

位置としてはアイスランドの南西の方角にあります。

特徴的なものとして、ギャウと呼ばれる大地の裂け目があり、特別な景色となっています。

この場所ではアルシングと呼ばれていた集会が開かれており、世界で初めての人民による議会ともいわれています。

この歴史こそが評価されたポイントでもあり、世界遺産登録に繋がりました。

スルツェイ島

出典:スルツェイ|アイスランド|世界遺産オンラインガイド

2008年(平成20年)に、世界自然遺産として登録されました。

アイスランドの南側にある島の名称であり、この島は無人島となっています。

1963年(昭和38年)に海底火山の噴火によりスルツェイ島は誕生しました。

島への立ち入りは厳しく規制されており、許可を得た科学者しか入ることができません。

無人島となっていますが、これまでに様々な種類の動植物が生息していることが明らかになっています。

ヴァトナヨークトル国立公園

2019年(令和元年)に、世界自然遺産として登録されました。

この世界遺産はアイスランドの南東部に位置しています。

ヨーロッパの中で最大とされるアイスランドの氷河「ヴァトナヨークトル氷河」から名称をとっています。

アイスケーブと呼ばれる氷の洞窟は、神秘的な光景を映し出します。

この氷河に加え、火山活動もあることから「火と氷の絶えず変化する自然」として評価されています。

補足とまとめ

  1. ギャウ→他に「ギャオ」という名称でも見られる。
  2. まとめ→アイスランドの世界遺産には文化遺産として「シンクヴェトリル国立公園」、自然遺産として「スルツェイ島」「ヴァトナヨークトル国立公園」の3件が登録されている。

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